インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

Mere Brother Ki Dulhan めーれー ぶらざる き どぅるはん

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2011年公開 公式サイト(英語)

出演:イムラーン・カーン(クシュ)

   カトリーナ・カイフ(ディンプル)

   アリー・ザファル(クシュの兄・ラヴ)

   ジョン・アブラハム(特別出演)

字幕:英語字幕

時間:140分

タイトルは「僕の兄さんの花嫁」。

ラブコメで楽しい映画でした。

 

【あらすじ】

イギリスに住むラヴ(アリー・ザファル)は、インド系イギリス人の彼女と別れたのを機にインド育ちの女性と結婚することを決める。そしてその花嫁探しを、ムンバイで助監督をしている弟クシュ(イムラーン・カーン)に依頼する。

クシュは早速実家に帰り花嫁探しをするが、なかなかうまくいかない。そこで幼馴染の提案で新聞に広告を出したところ、デリーに住み娘の夫を探しているというディクシトという男性から連絡が来る。クシュはディクシト家に訪問するとそこにはディンプル(カトリーナ・カイフ)という娘がいた。

実はクシュとディンプルは5年前旅行で出会ったことがある知り合いだった。はじめこそ驚くものの、クシュはディンプルを兄の花嫁として推薦する。ディンプルもテレビ電話でラヴと会話をし、結婚を承諾する。

着々とラヴとディンプルの結婚の準備が進む中、ディンプルは結婚することに不安になる。独身最後のハメ外しとしてクシュはディンプルを連れ出すが、いつしかクシュはディンプルの事が好きになっていた。そしてとうとうイギリスからラヴが戻ってくる。

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【レビュー】

兄の婚約者と恋に落ちてしまい、どうにかこのまま結婚してしまうのを阻止しようとするお話。

ラブコメディーです。

そういうジャンルなのでストーリーは粗方予想できてしまうものの、最後まで楽しく見せてくれます。しっかり2時間以上ありますが、長さはほとんど感じませんでした。

ラブコメ嫌いでなければ楽しめるはず。英語字幕もそんなに難しくないです。大体どんな話をしているかはわかるのでストレスも少な目だと思います。

 

主演はイムラーンとカトリーナ半々くらい。主役はおそらくイムラーンですが、チャキチャキした性格のカトリーナがめちゃ動くのでカトリーナファンはかなり満足できると思います。

シャールク主演の『DDLJ』ではヒロインが「駆け落ちしよう」と言い、それをシャールクが「親に認めてもらわないとダメだ」と言い、ヒロインがそれに同意するというくだりがあり、この映画もまたヒロインが逃げようと提案して主人公が拒否するのですが、このカトリーナ演じるディンプルは彼を睡眠薬で眠らせ、半ば誘拐状態で駆け落ちしようとします(結局その日のうちに帰ってきます)。少々やることがぶっとんでいますがこれが時代の流れ(笑)。

 

ボリウッド好きなら、前半は特に見どころがたくさん。

冒頭クレジット中のダンスはパロディーのオンパレードでした。

一例↓

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←サングラスとかベルトとか『Dabangg』

あと『ディル・セ』「Chaiyya Chaiyya」や『Wanted』等の引用もあります。

それ以外も後ろのTVで古い映画や『Rab Ne Bana Di Jodi』の相撲シーンや『Roadside Romeo』らしき映像に、 ディンプルが『たとえ明日が来なくても』の「It's The Time To Disco」を口ずさんでたりも。

ディンプルとラヴの初の対面(TV電話)でディンプルが見ててクスっとなる質問をしていました。

f:id:komeindiafilm:20160222225530j:plain←これはおそらくだけど『Jodhaa Akbar』

 

 

イムラーン・カーンは少し顔が苦手なので(三白眼でギョロっとした感じ?)本作が初鑑賞でした。アーミル・カーンの甥っ子です。大ヒットデビュー作『Jaane Tu... Ya Jaane Na』や巷で評判の『Delhi Belly』はまだノーチェックなので普段彼がどんな演技なのかはわかりませんが、今回優しい青年を演じていてなかなか好感の持てるキャラクターでした。

アリー・ザファルはパキスタン出身の俳優。2010年デビューとまだキャリアは多くない方ですがサッパリ系イケメンなので個人的にイチオシです。ラヴの役どころ自体はアホでちょっとキザなキャラクター。時々キメ顔を作る時がどことなくディズニー映画『塔の上のラプンツェル』のフリン・ライダーに似てる気がしてたまりません。『Mere Brother Ki Dulhan』と『塔の上のラプンツェル』両方観たという方、ご一報を頂けるとありがたいです(笑)

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彼、歌手でもあるマルチな役者さんらしく、挿入歌「Madhubala」では自ら歌っています。役者さんが歌う例はすごく少ないので要チェックです。

カトリーナ・カイフは上記のとおりかなりチャキチャキした女の子を演じていました。ディンプルはイギリス生まれイギリス育ちで現在インドに住んでいて、生粋のインド育ちの女の子と比べるとかなり外れたキャラクターですが、だらしないというわけではありません。

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特別出演ジョン・アブラハムは冒頭にちょこっとだけ出てました。クシュが助監督をした作品が大ヒットしたのでそのパーティーに、といった感じです。もうほんとちょこっとだけなのでジョン目当てで観る必要はありません。

 

監督も脚本も新人のアリー・アッバース・ザファル。(出演者の方のアリー・ザファルと混乱しそうww)

ストーリーは結構しっかりしていて特に違和感などもありませんでした。見て損はないです。私が保証します(笑)。

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【リンク】

パロディばりばりのタイトルソング

マリッジブルーなディンプルを連れ出すところ

アリー・ザファルも歌う「Madhubala」