インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

Nuvvostanante Nenoddantana

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2005年公開

出演:シッダールタ(サントーシュ)

   トリシャ(シリ)

   プラカーシュ・ラージ(サントーシュの父)

   シュリハリ(シリの兄)

言語:テルグ語+日本語字幕(機械翻訳)

時間:161分

 

勝手にシッダールタ君テルグ映画祭り、第一弾。(一応第3弾まであります)

日本でもシッダールタファンを増やそう!な試み。

シッダールタ君については、↓もご覧ください。

 

あらすじ

サントーシュはロンドンに住むお金持ちの息子で、毎日パーティーに繰り出したり能天気に暮らしていた。ある日従妹ラリタが結婚するということで、母親と一緒にインドへやってくる。

一方、シリはたった一人の肉親である兄、一緒に農業に従事するお手伝いさんと共に仲良く暮らしていた。母親は父親に捨てられたショックで倒れ、そのまま他界していたため、小さいころから兄が畑を切り盛りし、シリを立派に育て上げていた。シリは小さいころから仲が良かったラリタの結婚に合わせ、友人兼お手伝いとしてラリタの家に滞在することになった。

サントーシュはシリに興味津々であったが、シリの方はサントーシュに初対面で抱き着かれたことが災いし、かなり警戒し毛嫌いしていた。しかし、ラリタのトラブルを一緒に解決したことをきっかけに打ち解け、次第に恋仲になっていく。 サントーシュとシリが仲良くしていることを快く思っていない人たちがいた。サントーシュの母親やラリタの親族達がそれだった。彼らはサントーシュを外に出かけさせた隙にシリを罵倒しはじめ、追い出そうとした。丁度そこへお祝いに来たシリの兄が居合わせ、2人はそのまま村へ帰って行ってしまう。

事の顛末を知ったサントーシュはシリが暮らす村へ単身やってきて、母親や親族の無礼さを謝る。シリの兄は許そうとしなかったが、村の駅長の助言もあり、サントーシュが自分より多く作物を収穫できたらシリとの結婚を許す事になった。

 

いろいろ

どのへんでインターミッションか忘れちゃいましたが、多分あらすじこの辺で半分。

 

い~い映画でした!

いや~、いいよ~。

まずね、シッダールタ君がいいよね。

まぁ、これはシッダールタ君ファンの私が書いてるから仕方ないけどね。

 

前半はほぼサントーシュがシリの尻(上手くない)を追っかけてるんですけどね

で、後半がほぼ農村で奮闘するサントーシュなんですけどね。

 

サントーシュ、めっちゃ頑張ります。

初めは牛舎のそうじやら畑を耕したりで文字通り土まみれウンコまみれになるわけですが…

次第に農村の働きぶりもサマになってくるんですよね、頑張ってるから。

現実世界だと多分まぁそんなに上手くいきっこないんですが、これ映画なのでその辺は置いといて。

 

あとはね、シリとサントーシュのカップルがかわいらしいよね。

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ほのぼのカップルしてました。

 

シリの兄はこの前他界されたシュリハリさんです。

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 この人もね~、シリを育てただけあって溺愛する頑固オヤジ(兄さんに見えない)と思わせつつ、

最後はニクいことをやってのけるいい人でした~。や~、ニクいね!ヨ!兄貴!

 

サントーシュの父親役プラカーシュ・ラージはボリウッドでもたまにみるオッサンですね

↓左。

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このお父さん、アヌパム・ケールがよくやってそうな役でしたw陽気な感じのw

 

暴力的な部分が結構激しいテルグ映画ですが、こちらはラブストーリーということもあり、かなり抑えてあるかと思います。(しかし、皆無ではないことに注意。0.5%くらい?)

 

 

私オススメ映画『Maine Pyar Kiya』をモデルにしてあるらしく、あらすじがそれとなく似てました。(シッダールタ君はサルマンみたいに脱ぎませんでしたが。)コレを見たことある方はイメージしやすいと思います。

監督は今やボリウッドでも大活躍のプラヴデーヴァ(この映画で監督デビュー)です。

実は同じ監督の下、ヒンディー語版リメイクが『Ramaiya Vastavaiya(ラームが村にやってくる)』今年インドで公開されたんですが↓

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 主演のギリーシュ・タウラーニーがどうしても間寛平に見えるので、まだ観てません。(兄役がソーヌー・スードなので気にはなっている)

予告編を見る限り、かなり似たシチュエーションが用意されている模様。

 

リンク

「Paripoke Pitta」監督のおっちゃんは出たがり。

「Aakasam Thakela」

「Adhire Adhire」

 

おまけ

どなたかタイトルのカタカナ読み教えてください…orz