インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

Bajirao Mastani(バージーラーオとマスターニー)

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2015年公開

出演:ランヴィール・シン(バージー・ラーオ)

   ディーピカー・パードゥコーン(マスターニー)

   プリヤンカー・チョープラー(カーシー・バーイー)

時間:158分 言語:ヒンディー語+英語字幕

媒体:スクリーン@SKIPシティ

 

親の再婚に反対の子どもたち、ドウメイ結成でリコン大作戦開始!? …は嘘です。ポスターの下に別のポスターが見えてるw

おととい12月18日にインドで封切られたばっかりの超新作ボリウッド、『Bajirao Mastani』が埼玉県のSkipシティで限定上映されたので観に行ってまいりました。 やー、インドとほぼリアルタイムのヒンディー語映画が日本で!すごいね!

※今回はいつものボリウッド鑑賞と環境が違うので、感想も違ってます。

 

 

【ざっくりあらすじ】

父の跡と継ぎ、若干20歳でマラーター王国の宰相(ペーシュワー)となったバージー・ラーオ。武勇にすぐれていた彼はインド各地に攻め入り、王国の領土を広げていった。

バージ・ラーオには妻が居た。妻カーシー・バーイーとは仲が良く、2人は幸せに暮らしていた。

ある日、バージー・ラーオのもとにマスターニーが訪ねてくる。ブンデールカンドのラージプート族マスターニーは、自身の国に敵が攻めてくるため、バージー・ラーオに助けを求めてきたのだった。バージ・ラーオは同盟を組み、共にブンデールカンドで待ち構える敵を倒す。

戦に成功しバージ・ラーオがマラーター王国に帰るころには、バージ・ラーオとマスターニーの間に愛が芽生えていた。追ってマラーター王国に来訪しバージ・ラーオに迎え入れられるマスターニー。しかし、2人の間に様々な障害が立ちはだかる…。

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↑上映時のチケット!

在日タミル人会のSpaceBoxさん主催の上映会です。

タミル語圏なのにヒンディー語映画!ありがとうございます!(インド映画は地域により見る人がはっきり分かれ、言語地域がわかれるとその映画は見られないという話をよく聞きます…特に北と南。もちろん例外もあると思いますが)

いつもはインド人9割日本人1割以下!な上映会ですが、今日は日本人率高かった。午前の回は特に印:日が1:1くらい?知らないインド人がいっぱいいるより、知らない日本人がいっぱいいる方が緊張する私w

 

Skipシティのスクリーン、めちゃめちゃでかいです。

あと椅子は疲れにくいし、前の人の頭が邪魔になりません(ヒュー〇ラ渋谷はほんと観づらい…) ほんと快適。

 

あ、そうそう映画のこと書かないと。

映画は、バージ・ラーオが宰相として就任する所から始まります。

のっけから何言ってるのかわかりません(爆)

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何言ってるのかわからないのは、ヒンディー語(+マラーティー語?)なことはもちろん、現代劇なら混ざりそうな英語が一切ないこと、言い回しが古い事、英語字幕も見慣れない単語のオンパレードな事が原因。ヒンディー語または英語が得意な人以外はここで諦めて、映像と音楽と迫力を楽しむ方に専念しましょう。頑張って字幕を読むのは2回目以降にしましょう(笑)。

 

とはいっても歴史物ですので、少しでも予備知識をつけてから挑むと理解できることは多いです。

とりあえずまだ観てない方も、もう観た方もここ予習(or復習)しといたほうがいいかもしれません↓

バージ・ラーオ(Wikipedia)←バージ・ラーオの生涯が書かれているのでネタバレあり。

ペーシュワー(Wikipedia)←セリフに「ペーシュワー(Peshwa)」がめっちゃ出てきます。王様じゃないのにあんなに豪華な城に住んでる理由がなんとなくわかるw

あとはもうちょっと日が経てば日本語ブログ・サイトで映画についての情報が出てきますかね。

 

私は、

・バージー・ラーオの生涯についてざっくりと

・バージー・ラーオが王様でなく宰相(ペーシュワー)であること

・舞台がマラータ―王国

・マスターニーが第二夫人で外国人的な人であったこと

くらいの予習で挑みました。

逆に、映像的な部分だと

・予告編

・挿入曲「Pinga」のダンス動画

くらいに抑えてみました。

映像を最初に観るのがスクリーンだとテンション上がるかな~と思ってw

 

去年の話ですが、インドで『PK』観た時の「ストーリーとか色々はどうでもいいけどとりあえず封切りホヤホヤのやつがスクリーンで観れることのありがたさによるテンションMAX状態」がもう楽しくて(いやPKはもちろんストーリーも気に入りましたw)、今回もそれを味わいたくて動画はなるべく封印してました。(日本でボリウッド映画上映、と言っても今までは先にDVDで観ちゃってたり、あらかたの映像を見尽くしてたりしてたのがほとんど。)

自宅のテレビじゃ味わえないド級の圧力が目の前からバンバン迫ってきました!!あぁ、もう、コレ!コレですよ!!って感じの!オープニングのアニメ+ランヴィールの怒号だけでもうおなかいっぱいw さっきも書いたとおり何言ってるのかわかるのはほんの一部だけなんだけど、前半は圧倒されることの連続で、引き込まれてしまいました。

 

登場シーンではないですが、これスクリーンで観てその勇ましさにすぐ気に入ってしまいました↓

「Malhari」

 

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ディーピカーはランヴィールに遅れて登場。ま~かなり勇ましい姿でw

あんなお姫様、惚れ惚れするわ~!

しっかりとした信念と誇りを持った、気高い女性でした。

 

カーシー・バーイー役のプリヤンカーも、プリヤンカーが演じてる時点でチョイな扱いじゃないなとは思ってましたが、 微妙な立場の女性として存在感バシバシ。

カーシー・バーイーのこの昼ドラ感!!!!

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カーシー・バーイーよりバージー・ラーオの母ちゃんの方が昼ドラ感すごかったけどね!

 

この映画を観て改めて感じた事。

サンジャイ・リーラー・バンサーリー監督、作る映画にはっきりとした傾向があるな、って思いました。 もちろん、すべてが違う展開を迎えるストーリーではあるんだけど、型が似てるというか。その展開を迎える時点で私は満点を付けられない。好みの問題なんですけどね。

もう一点、『Bajirao Mastani』が2年前監督作『Ram-Leela』とかなり似ている。

ランヴィール&ディーピカーな時点で連想しちゃうのは予想の範囲内?

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↑な演出のシーン、『Ram-Leela』にもあったよね?

あとランヴィールの後半のキャラクター性も似てた。バージー・ラーオもラームも〇〇しながら〇〇していく…(伏せとこ)

…と細かい事言いつつ、やっぱ満足感はでかいです。

今回観れなかった方も、実はまだ観るチャンスあるらしいので是非スクリーンでご覧になってください。

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↑と、12月26日に今日と同じスキップシティ。

日程:

12/26-埼玉Skipシティ

1/9-イオンシネマ海老名

不明-イオンシネマ市川妙典

東京の方は海老名遠い、と思うかもしれませんが、以前私海老名よりさらに遠い場所から東京のイベントに足繁く通ってたので、これくらいは行って欲しいなって思う部分があります(笑)インドに行くよりは近いですよ(笑)

もちろん、全国で上映あるといいですよね。日本の配給会社が買って日本語字幕で全国上映ってのが一番の理想です。ほんとに。これが日常化しないから地元に帰って暮らそうって思えないっすもんw

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【リンク】 お帽子が気になる「Deewani Mastani」

 

公開されると「Dola Re Dola」と比較されまくった「Pinga」 インドのTwitterでは「どっちが好き?」なんてアンケートも

 

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