インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

Mugamoodi

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2012年公開

出演:ジーヴァ

   プージャー・ヘーグデー

   ナーサル

   ギリーシュ・カルナード

時間:162分

言語:テルグ語+英語字幕(日本語機械翻訳)

媒体:Youtube

 

タミル映画から2012年に出たスーパーヒーローもの。アメコミがあるハリウッドだとずいぶん前から定番ジャンルですが、ヒンディー映画ではちょっと定着し始めたくらい、タミルだとまだ珍しい印象です。2016年はヒンディー映画の『A Flying Jatt』が日本でも上映され、一部の日本人に大ウケでした(もちろん私もその一人)。さて、その4年前に出たこちらはいかがでしょう~?

 

あらすじ

タミルナードゥ州では近頃、強盗が頻発していた。彼らの手口は、夜に数人で金持ちの高齢者宅に忍び込み、貴金属を盗む、人に見つかれば殺人も厭わないというものだった。この事件にはゴウラブ(ナーサル)が担当することとなる。

カンフーの道場に通うアーナンド(ジーヴァ)は、師匠にも認められ、”ブルース・リー”のニックネームがつくほどのカンフーの使い手であった。しかし定職に就いておらず、父からは小言を言われる毎日。ある日、数人の男と諍いを起こした際、偶然居合わせたシャクティ(プージャー・ヘーグデー)に通報され、挙句の果てにスプレーを吹きかけられる。警察に捕まったアーナンドはシャクティに仕返ししようとするが、逆に彼女に一目ぼれする。

祖父から、人に好きになってもらうならヒーローになりなさい、と言われたアーナンドは、その言葉を文字通り受け取り、ヒーローのコスチュームを着てシャクティの前に現れる。その時、偶然近くに現れた強盗団の一人を捕まえる。一躍話題になったアーナンドだが、彼には困難が待ち受けていた…。

 

いろいろ

 

面白かったよ!

 

では早速ですが、今回はみどころ形式で感想書きたいと思います。

 

みどころその①

どっか既視感がある

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うん、もう見ればわかるよね、バットマンだよね。

ちなみにアーナンド君はムガムーディ(=マスク)って名乗ってて、それがそのまま映画のタイトルです。このムガムーディのコスチュームはアーナンド君の2人のおじいちゃんが作ったって設定。1人はロボットとか機械的なモノを作るのが得意で、もう一人は衣装をはじめとした布的なものを仕事にしてました。手作りってところはちょっとスパイダーマンぽい。ちなみにちゃんとヒーローとして暗躍する前(シャクティに会いに行ってた時)は青くなくて緑の全身タイツに赤いパンツ、黒のマント。若干ミュータント・タートルズっぽかったw あと身体のラインが微妙で全然かっこ良くなかったです。身体の筋肉的なラインを出すには、それなりの準備が必要なんですね。なるほど。

私の映画趣味は2002年の『スパイダーマン』から始まっているので、最近のスーパーヒーローものはそこそこ見てるんですよ。ほぼ覚えてないのもありますけど。そこから見ると、コスチューム以外にも、「あ!この展開◎◎で観たぞ!」っていうのがちょこちょこ発見できましたw 既視感があるものはだいたい笑いに変換して済ませたので楽しかったです。逆に、オリジナル主義の方はもしかしたら受け付けられないかも。

 

 

みどころその②

セオリーがある

スーパーヒーローものって結構型が決まってる気がします。アレとコレとソレがないとダメ、もしくは面白みに欠ける、みたいな。具体例にすると、「主人公がヒーローになるまで/ヒーローとしての説得力」「ヒロイン」「ユニークなギミック」「ヒーローの身に起こる悲しい出来事」「ヤバそうな敵」などなど…。そして『Mugamoodi』意外とほとんど揃ってます。これ、結構ポイント高いのではないかと。

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ここにも大したオリジナリティはないのだけど…、って何これ可愛いw

 

みどころその③

アクションが結構イケる

スーパーヒーローものですが、アクション要素はカンフーです。主人公がカンフーの使い手で、悪役側もカンフーの使い手。私あまりカンフー映画見ないのでクオリティについては分からないですが(嫌いとかではなく機会がなかっただけ)、構えや型とかが毎度きっちりと用意してあって、ゴチャゴチャ闘うよりは全然キレイでした。

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↑ヒーロー以外もたたかう~

 

みどころその④

なんだかんだでインド映画

ムガムーディことアーナンド君、得意なのはカンフーだけで、別に手首から糸を出すわけでもなし、緑色のおっきい怪物に変身するでもなし、高く飛べるわけでもなし。武術とちょっと守ってくれるスーツがあるだけです。インド映画は普段から”無駄に強い主人公”がわんさかいらっしゃる、なんなら他のヒーローの方が断然強そうなので、ちょっと個性的な服着てるいつものインドヒーローをご想像いただければその通りな感じです。ご安心ください。

あとはダンスシーンあるし、そのダンスシーンよくわからないシチュエーションのもあるし、一目ぼれするとスローモーションになるし、インド映画?あぁインド映画だね、って言えるくらいにはちゃんとインド映画なのでその辺もご安心ください。

 

みどころその⑤

ジーヴァ君がかわいい

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私ジーヴァ君の映画観るの初めてなんですよ。前々から『Nanban』は手に入れておきながらまだ観てなかったんです。ほんの一瞬ゲスト出演のは観たことあるんですけど。結構前に「イケメン特集」で紹介しておきながらこのありさまです。、あと、初めてなのに、タミル版じゃなくてテルグ吹替え版で観てごめんなさい、って感じですね(でも取り寄せがめんどくさいタミル版DVDより目の前に転がってる字幕付きテルグ版に手を出すのは仕方ない…と言い訳)。まー可愛いしかっこ良かったです!マスクの下は甘いマスクなんつって(何を言ってるんだ)。インドの濃い顔は苦手!って方にちょっと観ていただきたいです。

 

みどころその⑥

愛でたいキャラがいる

これはアーナンド君の2人のおじいさんですね。コスチューム以外にも実は活躍します。ちょっとネタバレになってしまうので言えませんが。

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特にこの機械が得意な方のおじいちゃんは、アーナンド君にいいアドバイスしたり格言的なものを言ったりと素敵なじいちゃんでした。(『Shivaay』にも出てるギリーシュ・カルナードじいさん。やっと顔おぼえてきたぞ!)

続編あるなら(ないと思うけど)、おじいちゃんたちにさらに活躍してほしいです。

あと悪役のおじさんが、クライマックスでいきなりよく喋るテンション高いキャラになっておもろかったです。バットマンのジョーカーみたいなテンション。途中までとキャラぶれてないか?って思ったけどまあ大したブレではないか。

 

 

…とまあこんな感じです。笑ったり、おぉって言ったりしながら楽しめる1本。映画館で1800円払ってまで観たいか…と言われるとちょっと迷う感じになりますが、Youtubeで無料で観る分にはかなり満足できるかなと思います。タミルのヒーローもの、見た事ない方是非一度ご賞味あれ。

 

 

リンク

 

こちらが私が観たテルグ語版。字幕付き、設定で日本語機械翻訳できます。機械翻訳でもかなり理解できます。

タミル語版は残念ながらうpされてない模様。でもDVDは出てるんだよね~いつか入手したい。

テルグ版だと「Mugamoodi」のところが「マスクマン」てドストレートな英語名になっておりました。

 

予告編。試し見にどうぞ

 

アーナンド君の一目ぼれシーン。わははは

 

 

こちらもどうぞ

ヒロイン役プージャー・ヘーグデーのヒンディーデビュー作(というか今日記事書いたやつ!)

 

Youtube無料で観れるやつこれもあるよ!

 

いつぞやのイケメン特集

タミル×スーパーヒーロー映画繋がりで『Velayudham』も貼りたかったけど記事書いてなかった!うわ~ん!