インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

2017年1月に観たインド映画

最近全部の映画の感想をブログorTwitterに書くようにしてるんですが、どうしてもTwitterのほうがとっちらかっちゃって。

というわけで、今月書いたやつ、ブラッシュアップしつつまとめてみました。

今後月イチでまとめていこうと思います~

 

Bairavaa

今年最初のインド映画はヴィジャイから!

旅行から帰ってきて気持ちがあっちこっちしてたので、1月中旬まではインド映画観てなかったです。仕事じゃないので頑張る必要はないんですけどねw

 

十四夜の月/Chaudhvin Ka Chand

これは心に刺さる映画だったのでブログに書こうと思ってたんですが、うかうかしてたらあっという間に時間が…w 今度気が向いたら書きたい…が、今のところTwitterのだけ載せておきます。

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Twitterでは書きそびれたことが。

・映像はデジタルリマスターでもカラーでもなかったです。映像のノイズがけっこう激しくて最初はびっくりしましたが、だんだん見慣れてきたというか気にならなくなったというか。だんだんノイズが減ったのか、もしくはストーリーの方に集中してたのかも。この映画自体一部カラーがあったりするらしいですが、私はリマスターもカラーもない、古めかしいやつで充分かな~と思ってます。

・ワヒーダ・レヘマーンがびっくりした時にいう「はぇ、ら!」がすごく好き。

・なにげにツッコミどころがすごく多かったです。「たとえ話がズレてて意味をなしてない」とか「ダイヤモンドが…(以下自粛」とか。

・【ちょっとネタバレ】全体的に見ると悲劇なんだけど、悲劇の部分がすごく短く、かつ喜劇的なシーンがふんだんに盛り込まれていて、観終わった後は不思議とそんなに悲しくはなかったです。

 

Mr. and Mrs.アイヤル

『十四夜の月』とこの映画は「イスラーム映画祭2」で鑑賞。どちらも貴重な機会だったので、観れて幸せな気分になりました。

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感想これしか書いてなかったw

里帰りから自宅へ戻る最中だったヒンドゥー教徒タミル人女性と、撮影から移動中のイスラム教徒カメラマン男性が、道中突然暴動に巻き込まれて身動きが取れなくなる状態に。

突然巻き込まれる物騒な事件に恐いなあと思いつつ、一方で普通なら交わることのない人たちの交流(インドでは自分と違うコミュニティの人とはそうそう関わらないとどこかで聞いたことがあります)に触れてあたたかい気持ちに。2つの感情が同時に存在して不思議な気分になりました。

 

55年夫妻

『十四夜の月』でグル・ダットにハマりかけ、早速買ってみたDVD(日本語字幕付き)に入ってた1本。

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時事ネタっていうのが、当時通称「離婚法」ってのが成立されたそうです。「ヒンドゥー婚姻法」という名のこの法律は、色々と盛り込まれている中に、”女性が離婚申し立てをできる”ようになったということで、俗に「離婚法」と言われているとのこと(DVD付属の解説による)。

恋するグル・ダット、私けっこう好きかも。

本編観たい方はコチラ(字幕付き)

3本セットのDVDにはあと『渇き』と『紙の花』が入ってるので、こちらも早いうちに観たいと思います。

 

Maan Karate

在外インド人向け?のYoutubeチャンネルUIE Moviesがちょいちょいタミル映画を無料公開してくれてます。そこにちょうど観たいと思ってた数本が無料&英語字幕付きであがってるのを発見し、小躍りしながら観賞しました。

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主演シヴァカールティケーヤンのキャラクターなのか、ここまで観てきた3本(残りは『Remo』『Rajini Murugan』)ともボンクラ感がw 『Maan Karate』も、いざボクシングやるとなってもなかなかユルいボクサーでした。でもなぜか試合はうまくいくという。

あと嫌いじゃないけど美人に見えないハンシカちゃん(ヒロイン)が、なんでか可愛く見えました。謎です。

予告編

ちなみにシヴァカールティケーヤンは自作のパロディネタが多くて、『Remo』に『Maan Karate』ネタがあったり、『Rajini Murugan』にはもうちょい過去の作品ネタが転がっているという…。沼が誘っている…。活躍しているのはここ最近なので、出演作はまだ10本。いざ頑張ろうと思えば過去作マスター行けそうです。

 

Raees

今月の目玉!?今年最初の新作ボリウッドは『Raees』でした。

(映画と全く関係ない話)こういう感想を書き続けて思うんですけど、『Raees』みたいな映画(日本にファンがまあまあいて、上映があって、的な)は観た人の母数が多いんですよね。で、感想もいっぱい上がってくるんですよね。それ読んでると、この人はこんな細かいところまで観てる、とか、そういう解釈もあるのか、とか興味深い感想が色々あって。私が書いてるの、すごい薄っぺらくない?長々書いてるけどもっと上手く書けるんじゃない?と思うわけです。映画観てもっと深いところまで考えられるようになりたいなぁ、自分の脳内をしっかりアウトプットできるように文章上手くなりたいなぁ、精進せねば。

 

Khaidi No.150

今年最初のテルグ映画。去年観たテルグ映画少なかったので、今年はもうちょっと多く観たいなと思ってます。あとまだ観た事ないスターも攻めていきたい。

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ヴィジャイ主演の『Kaththi』のリメイクということでストーリーは知っていたので、字幕はそこそこに、主演チランジーヴィーを楽しみました。モーハンラール主演の『Pulimurugan』でも思ったんですが、大御所俳優が画面いっぱいに登場すると、圧倒されますね!

チルさん、またいつか新作が出たら是非観たいと思いました。

映画の内容については、『Kathithi』を愛してやまない私からすると言いたい事が止まらなくなりそうなのでやめときますw

予告編

(マニアックすぎる話)『Khaidi No.150』の音楽担当Devi Sri Prasadが後半のダンスシーンに一瞬だけ登場。前触れなく現れたけど、すぐDevi Sri Prasadと分かってリアクションできたのでうれしかった♪w 顔覚えたぞー!

 

Kaaki Sattai

またもやシヴァカールティケーヤンです。

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あらすじが書きにくくて、苦し紛れに使ったら意外とイケたという!

メロスのテンプレ、汎用性高すぎィ!

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さっき『Maan Karate』でボンクラ発言したあと、『Kaaki Settai』で惚れ直したの巻。

予告編はこちら

音楽はアニルド君。タミル界隈の音楽監督で一番好き。

この『Kaaki Sattai』もYoutubeチャンネルUIE Moviesで観たんですが、なぜか音響がすこぶる悪いw 音が最初から割れてて、ダンスシーンはさらに割れてるw でも無料で観れるうえ英語字幕もついてる(Youtubeなら機械翻訳もできる)から文句は言えませんw

 

そのほか

今月はインド映画以外も積極的に観ました。なにが積極的って、映画館まで観に行ったという。去年はインド繋がりじゃなければほとんど出かけなかったので一歩前進w

・ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(去年出無精すぎて見損ねてたやつ。飛行機の中で観賞)

・人魚姫(これは公開結構すぐ。久々の中華圏映画観賞)

・ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(行こうと思いながら2カ月経ってやっと観賞)

・ザ・コンサルタント(オススメされて興味がわいたので)

・ボリウッドの大スター(『きっと、うまくいく』のオミ・ヴァイディアのドキュメンタリー。ネットフリックスにて観賞)

 

 

2月は既にインド映画1本が上映決まってて、一般公開だとディーピカちゃんのトリプルXやら、ラ・ラ・ランドが楽しみかな!