インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

2017年2月に観たインド映画

先月からはじめました。月イチで感想をまとめ書きするコーナー。

先月はコチラ

では今月もいきますよー!

 

PINK

2016年/ヒンディー語
レイプに遭いそうになった女性が、正当防衛のせいで逆に罪に訴えられる話。

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法廷シーンがすごいと聞いてたけど、思ったほどじゃなかったかなぁ~。期待しすぎちゃったかな、裁判は『Rustom』の方が好みだった。でも「おお~~、そうくるか!」ってなるシーンは確かにあったよ。
それより、アミ爺の説明が最低限だったような、そぎ落としたなーって感心した。薬飲んでて奥さんは病気で、一昔前ならガッツリ説明してそうなところだけど、過去は説明ゼロ(多分)。

 

男側には脳内でずっと中指立てちゃったよ…それだけ女が厳しい立場に置かれる。でもあり得ない事ではないし、見ごたえはあると思う。

で、資料さがしてたらこんなのあってwww映画のイメージが崩れるwww

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おちゃらけ女子3人組w

 

Ala Modalaindi

2011年/テルグ語

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いつものごとくTentkottaで物色してたところ、かわいい~こちらの画像が目に入ってきまして。あ!もうこれ絶対私好きなやつだ!!!って飛びついた次第です。

Tentkottaに入ってるこちらは字幕ナシだったので、Youtubeに入ってた方で鑑賞。

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出演は『マッキー』のナーニ君(まともに出演してるの観るの初めてだわw)と、ニティヤちゃん、あとアーシーシュさんとか。ラブコメディです。
ニティヤちゃんがとびきり可愛かった!!!!

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全体的にはすれ違いラブコメディ。冒頭からナーニ君がアーシーシュさんに拉致される物騒な始まりなんだけど、ほかは軽いタッチでした。あとで拉致された謎も明らかに(そして笑った)。

字幕付きYoutube(公式)はこちら。

ナーニ君なにか見たいな~と思いつつ後回しにしてかれこれ数年、やっとブームが来ましたです。

 

Kirik Party

かわいこちゃん、またどこかでお目見えするといいなぁ~。

 

Pilla Zamindar

2011年/テルグ語

大金持ちの家で甘やかされて傲慢な拝金主義に育っちゃったナーニ君、心配したおじいちゃんの遺言で、田舎の大学で普通の大学生として暮らしてちゃんと卒業しなさい!じゃないと遺産あげないよ!と言われてしまい…

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庶民的な好青年のイメージ(まだ2本しか見てなかったからね)だったナーニ君が、イヤミなお金持ち姿で登場。似合ってないw

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どちらかというと普通の格好してるシーンの方が可愛げがあって好きなのでした。

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これは大学の必修授業で軍事訓練もどきやってる感じかな?

 

これも無料で観れるよん

 

Om Namo Venkatesaya

2017年/テルグ語

ド・ド・ド・インド!!!な神様映画を初めて観ました。

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舞台はティルパティという地にあるヴェンカテーシュワラ寺院。インドの神様はなんだかんだあまり勉強してこなかったので、個人的にはなかなかハードルが高い内容でしたが、色々書いてくださった記事で予備知識付けて観に行ったらなんとか観れました(でもここで人に説明できる程の理解はしてないw)。

神様と主人公(僧侶みたいな人)が時々チェスしてました。んが、神様弱すぎで、1度も勝ってなかったのが印象的w

 

10 Endrathukulla

2015年/タミル語

ヴィクラムさんのアクション映画!

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主人公がめちゃくそプロいドライバーで、カーアクションが楽しかった!燃える車に乗ってるしwww

アクション映画は途中からヒロインの存在が空気になることが多いですが、今回はサマンタちゃんも色んな意味で大活躍!おいしかったっす!

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タミルに珍しく(?)インド北部のシーンが多くて、後半はウッタラーカンド州Mussoorieが舞台だった~。こんなところで濃い顔アビマンニュ・シンと薄い顔ヴィクラムさんが闘ったらどっちが南の人なのかわからんくなってきたw

 

観た直後は普通だったけど、あとからじわじわ愛着湧いてきて、今は「DVDあったら欲しいな~」ってくらい。 今回はTentkottaのレンタルで観たので、もう一度観るにはまたお金を払わないといけないのでした…。

 

Vedalam

2015年/タミル語

チェンナイからコルカタに越してきた兄妹。妹は美大生に、兄はタクシー運転手として新しい生活を送る。しかし兄には妹にも話せないある秘密があった…。

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タミル4天王のうち3人は半年前に観たけど、残り一人がまだ!最後のアジット・クマールを観なければ…ッ!!と思いはや数カ月…やっとこちらの映画を観賞です。評判が良かったやつ~~。

Youtubeで観たから迫力半減どころか1/10に減ってしまった感じだけど、やーアジットさんすごかったー。ニコニコしながら敵をどんどんやっつけるところ、ヤバい人感すごい。(語彙力なし)

 

Kaabil

リティクの新作ですよーん

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大体のヒンディー映画上映会はその場のテンションのままブログに感想書いちゃうんだけど、これはまー気乗りしなかったー…。

テーマが暗い!題材も救いがない!力入れて作られてるのは分かるんだけど、これがヒットするのが何となく受け入れられない…。

でも、盲目の人が健常者に復讐する=普通のアクションだけじゃない、ってところは楽しめました。

 

Yevadu(南インド映画祭邦題:誰だ!)

2014年/テルグ語

あらすじ:カノジョを守ろうとしたら悪漢に襲われてしまったサティヤ。顔の半分を火傷し瀕死になった彼が、昏睡状態から目覚めたら別人の顔になっていた!ショックを受けるが、逆にこれを利用して復讐を始める。でも、これって一体誰の顔?

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暗いアクションはキツい!なんか楽しそうなアクションはないのか!!…と、見たいものストックから引っ張り出してきたのがこちら。Twitter界隈では通称タイトル『誰やねん』で通じるとか…。

タイトル”誰だ”が前半と後半で全く違う意味になってくる、ツイストの効いた作品でしたよ!前半はスピード感たっぷり、後半は濃厚こってり!

人はガンガン死ぬし血の量も半端ないんだけど、そこは明るいからかけっこー気楽に見れましたよ。後味も悪くない。
女優さん3人(カージャル・アガルワール、シュルティ・ハーサン、エイミー・ジャクソン)も出てきて豪華!

 

Youtubeで観れるので動画貼ろうと思ったんだけど、確認で再生しようとしたら動かなかったので今回はナシで。観たい方は探してみてください。

 

Kaavalan

2011年/タミル語

雑な紹介:ヴィジャイがアシンのボディーガード。で、アシンが見知らぬ女の人のフリでイタズラ電話はじめたら恋に発展しちゃったって話。

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ヴィジャイ映画マラソン再開。いま何本目くらいかね、もう数えてないねw

サルマーン・カーンの『Bodyguard』と同じ映画、と言えばいくらかの人は分かってもらえるかしら、大元は2010マラヤーラム語映画『Bodyguard』だそうです。

後半がほとんどヴィジャイとアシンのやりとりだったから、全体的にはラブストーリーだったのかな~。アクションだと思って観るとちょっと物足りないかも。でも私こういう映画も好きです。

 

ここで観れるよ(画質はあまりよくない)

 

 

Rocky Handsome(ロッキー・ハンサム)

2016年/ヒンディー語

ワケアリの質屋(ジョン)が、隣人で、マフィアに拉致されてしまった母子を取り戻しに行くアクションスリラー。

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韓国映画「アジョシ」のリメイクで、あらすじはけっこうそのままっぽいです。ジョン以外だとシュルティが有名キャストだけど、特別出演レベルなので、実質ジョンだけ有名どころと言った感じでしょうか。

ストーリーはかなりジメッとしてますが、アクションに力が入ってたかも?ジョン演じる男の凄腕感が際立ってました。小型ナイフを使ったアクションが多く血量も多め。痛々しいアクションが苦手と言う方は避けた方が無難かもしれません(私も昔は超苦手だったんだけど、だんだん慣れてきた気がするww麻痺ですかねw)

 

Netflixで観れます。

 

TE3N(真実を知る者)

8年前の孫誘拐事件を一人で追う祖父、事件から逃げようとするが忘れられない元刑事、そしてまた起こる孫誘拐事件…

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映像コンテンツでしかできなさそうなミスリードですっかり騙された感(このミスリードのやり方はちょっと賛否両論あるっぽい)。シリアスだけど面白かった。韓国映画『悪魔は誰だ』が元。でも設定とか小道具とかちょっとずつ違うみたい。『ロッキー・ハンサム』と同じ日に韓国映画リメイク連続で観ちゃいましたw

アミターブ・バッチャンは最近「何かに超固執するジジイ」のイメージ。ヴィディヤー・バーランはゲスト出演となってたけど、その割に出番がめっちゃあった。ナワーズさんは刑事姿と神父姿で2度美味しい感じ。
全部タネが明かされた今の状態でもう一度最初から観てみたい気も。タイトルTe3n(=teen、ヒンディー語で数字の3)の意味は分からなかったなー

 

Netflixで観れます。

 

そのほか

今月インド映画以外は『ミス・ペレグリンと奇妙な子どもたち』だけでした~。

ホントは他にも行こうとしてた物があったんですが、花粉が飛び始めてしまって…(言い訳)

 

そんなこんなで

テルグ語映画:4本

タミル語映画:3本

ヒンディー語映画:4本

カンナダ語映画:1本

でした。

何気にテルグ語映画が多い。まだ観たいやつ溜まってるから、来月もテルグ語映画多くなりそうかな。

 

ではまた!