インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

2019年5月に観たインド映画

今月鑑賞した作品群見て5月は少なかったなって思ったけどそういえばGWがあったんでした。

もう遠い昔のような記憶

GWの間のはこちらにまとめてあるのでどうぞ

 

それではGW明けのから参りますぞ!

 

Maharshi

2019年/テルグ語

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サイボーグかサイコパスやってほしい俳優No.1(elza調べ)のマヘーシュ・バーブがサイボーグもサイコパスもかすりもしない(そりゃそうだ)テルグヒーローだったよん。中産階級出身のエリート志向の主人公が農村で苦しむ旧友のもとで救世主になるはなし。

青空教室ならぬ青空オフィスが好き。

 

Solo

2017年/マラヤーラム語

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『Oru Yamandan Premakadha』上映会を控えてたのでドゥルカルくんの映画でエンジンかけました。

珍しく4つの話からなるオムニバスで、1本40分くらい。学生ドゥルカルくんと獣医ドゥルカルくんとマフィアドゥルカルくんと軍人ドゥルカルくんが観れるからドゥルカルビュッフェスタイルでおいしい。学生ドゥルカルくんと軍人ドゥルカルくんのお話はなんとも言えない…けどマフィアドゥルカルくんの話は展開が面白かったな。獣医ドゥルカルくんの話は背筋凍った…けど嫌いじゃない。好みはそれぞれで出そうだけど、いくつもあるからいろんな楽しみがある映画だね。

 

King

2009年/テルグ語

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大富豪の当主キングが出張中に何者かに殺されて、別のところに住んでたそっくりさんが彼のフリをする…って話。

実在しない人格を含めるとナーガルジュナ氏一人三役でした。画像のとおりめっちゃオッサン出てくるけどぎりぎり見分けつく…たぶんついてた。

シュリハリさんがヒロイン トリシャーの兄役で出てまして。騙されるし騙そうとするしメガネっ子になるしゴロつきだし踊るし超下手な絵描くし語り手っぽいことやるしシュリハリさん充映画として最高でしたね。

結末が分かりにくかったので妄想あらすじ補完の力技で理解したつもりにしました(笑)

 

Oru Yamandan Premakadha

2019年/マラヤーラム語

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【あらすじ】村で一番尊敬を集める父親を持ちながら、一介の塗装工にすぎない主人公。女の子にモッテモテだけど”ビビッ”とこないことを理由に結婚はおろか彼女もいない。彼の弟が結婚したがったことから先に兄が結婚を、となり嫁探しが始まったが、彼が”ビビッ”と来たのは新聞記事の「行方不明」と写真が載っていた女の子で…。

まぁ映画の8割はメインストーリーに関係ないシーンだったんですけど、小ネタ(足し算を知らないチャイ屋のおっちゃんが電卓も使えない、とかイマジナリードクターの怪我解説とか)が帰り道お喋りのネタになるくらい光ってたので、これは加点方式で観る映画だなと。画面の圧が強いシーンもありますが、空気感はゆるいです。自然豊かな田舎が舞台の映画のいいところ。ドゥルカルくん映画鑑賞済まだ5本目ですが、一番お気に入りでした。 

 

Poovellam Kettuppar

1999年/タミル語

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【あらすじ】旅先で出会ったクリシュナとジャーナキは恋に落ちるが、実はそれぞれ仲違いした劇伴作家の子供同士だった。父親たちの仲が悪ければ簡単に結婚は認められないと考えた彼らは、お互い相手の親に気に入られようとある作戦を企てるが… 

序盤でヒロインが、普通に映画上映中のシアターのど真ん中で友達とハッピーバースデーサプライズ始めた。関係ない一般客も居る所で。ケーキも用意してた。そんなヒロインを注意したスーリヤさんに対してヒロインが取った行動とは…(以下略)。いままでに見た史上最悪の映画マナーを披露するヒロインにドン引きしたところ以外は、概ね好きです。
前半はラブストーリー、後半はファミリードラマ寄りかな。コメディも多めでした。

 

Kalakalappu 2

2018年/タミル語

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お気に入りスンダルC監督のコメディ。

経済的に困窮したから長い間人に貸していた土地を取り返しに来た男と、その土地を借りていた男と、 詐欺師の男と、脱税の証拠を奪われ脅されている権力者と、あれやこれや色んな人物が巡り巡ってバラナシに集まってドッタンバッタン騒動を繰り広げるお話。

正直お話の半分はよくわからんかったけどwおちゃらけMAXなコメディだったからあんまり気にしなくてもいっかな~って感じで気抜いて観てましたw気抜いても大筋は分かるからさすがコメディwあとヒロイン2人(初めて観る顔ではないんだけど)が見分けつきにくくてww辛いwww

行ったことあるバラナシでしかもホントに生で見たところが映像に出てきたのと、ラモジフィルムシティもわりと使われてて、個人的にはそういう意味でもわいわいしながら観てました。

 

Karuppan

2017年/タミル語

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【あらすじ】ジャリカットゥ(タミルの牛追い祭)の名プレイヤーのカルッパンは、牛のオーナー・マーイとの勝負に勝ち、マーイの妹アンブと結婚することとなった。2人はすぐラブラブになったが、以前よりアンブに恋を抱いていたマーイの義弟カディルはそれを受け入れられず、夫婦の仲を裂くことを企んでいて…。

私けっこう好きなやつでした。悪役ボビー・シンハーがいい感じにいやらし~い男だったし、兄ちゃんマーイがかっこいいし、ラブラブカップルは可愛かった。
ジャリカットゥは常に出てくるわけではないけどルールを知った上で見るとより面白いと思います。ちょうどインド国外の都合も絡んだ動物愛護団体からのジャリカットゥに対する圧力とそれに反発するタミル人でジャリカットゥがホットワードになった時期の映画。(最終的にジャリカットゥは禁止にならず無事継続されてるっぽいです)

このカルッパンことヴィジャイ・セードゥパティは自分がカワイイことを知ってる野郎でしたよ…絶対。実際超可愛かったわ。老若男女問わず誰でもコロッと彼の虜になってしまいそうなタイプ。奥さんには5歳児みたいな甘えんぼのグリズリーちゃんズルいわ。

 

 

GW明けは7本でした。

6月はヤボ用で忙しくなっちゃうのであんまり観れないと思います(とはいえ昨日観に行ったので0ではない)。それが終わったら今より快適な環境で映画鑑賞できそうなので楽しみ…。6月分はもしかしたら7月とまとめるかもです。

ではまた~