インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

【祝!盲目のメロディ公開】はじめてのあーゆしゅまーん

これまでちょこちょこ続けてきた「はじめての○○」シリーズ、

今回は『盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~』の公開記念

主演のアーユシュマーン・クラーナーの特集です!

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(この映画の日本語版予告はファンもドン引きなネタバレを含んでるので貼りません。チラシ裏などのあらすじも読まない方が吉です)

インド版予告編(英語字幕が付いてます。観る前の情報はそれくらいがちょうどいいです)

 

いや~、彼のファンだけど、アーユシュマーンの映画が日本で公開されるのは全く想像してなかったですね!

『盲目のメロディ』は面白い内容だし、中国でもヒットしたからめっちゃ期待してたんですけど、日本では知名度ほぼ0なアーユシュマーンがチラシとか紙媒体になるのまで想像できてなかったですw

でも考えてみると、彼の出演作品選びはどれも面白いテーマや面白いキャラクターという共通点があって、そういった意味では彼の映画が海外で公開されるというのはとても納得感があります。

 

アーユシュマーンの多才な経歴

インドはチャンディーガル生まれ。3歳の時にNishant KhurranaからAyushmann Khurranaに名前が変わります(インドで改名は珍しくない)。

弟アパルシャクティも俳優をやっていて、『ダンガル』で俳優デビュー。『Badrinath Ki Dulhania』『Stree』などで脇役として出演しています。並ぶと何となく似ている。

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アーユシュマーンは演技の勉強をしていたようですが、最初彼が有名になったお仕事は、ラジオジョッキーだったようです。その後TVショーにも出演。

 

アーユシュマーンは歌手としても才能を発揮。

映画で歌うこともありますが、自分の出演を全部自分で歌うということはせず、1曲だけとか、別アレンジ版をシレっとリリースするとかが多いです。あとたまに映画とは別にシングルをリリースすることもあります。

映画の曲は映画から探せるので、ここではシングル貼っとこう

しっとりな曲が得意なのかな?

「O Heeriye」

「Mitti Di Khushboo」これが一番好き

「Yahin Hoon Main」

「Ik Vaari」

「Chan Kitthan」

ビデオでは共演したことある女優さんとかしたことない女優さんとかが出ています。

アーユシュマーンは作詞とかもやる。文章を書くのも嗜むそうです。アーティストだね!

 

 

彼のユニークな映画たち

最初の方にも書きましたが、彼が出演する映画はユニークなキャラクターやテーマを含んでいるものが多いです。

 

まず、最初の出演『Vicky Donor』(IFFJ2012タイトル『ヴィッキー・ドナー』)では精子ドナー役!

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インパクトがでかいよ!

ほかにも、

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『Dum Laga Ke Haisha』(IFFJ2015タイトル『ヨイショ!君と走る日』)は好みに反して太っちょで高学歴な奥さんとお見合い結婚することになった話

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『Badhaai Ho』は自分の母ちゃんが超超超高齢出産する話

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『Shubh Mangal Saavdhan』はデビュー作と真逆に"不能"な男性と新婚奥さんの話(奥さん役は『Dum Laga Ke Haisha』でも共演したブーミ・ペードネーカル)

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2019年9月13日公開の新作『Dream Girl』は舞台で女役やってる主人公が電話の仕事でモテまくるってな話(多分)

 

ね?日本で上映しても話題になりそうなテーマじゃないすか?

 

まぁ彼にも興行的に失敗しちゃったやつはあるんですが

どれもそこそこのクオリティがあるので、彼に興味があるならどれもオススメです

(2018年のまでは全部DVD出てて追いかけやすいし)

 

上に書いた映画以外でお気に入りは

劇団員?役の『Nautanki Saala!』

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『Bareilly Ki Barfi』はIMW2019で『バレーリーのバルフィ』として上映

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ちなみに『Bareilly Ki Barfi』はめっちゃ私好みの映画

もうあとは『Andhadhun(盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~)』だね!これで日本に23億人くらいファン増えるね!

 

ちなみに2018年は『Andhadhun』か~ら~の~『Badhaai Ho』爆裂Wヒットでアーユシュマーン快進撃!アーユシュマーンイヤーでした!

アーミル・カーンみたいな"ボリウッドの頂点"ってほどではないですが、今のヒンディー映画界のトップクラスの一人であり、その個性的な役と映画で自分だけのポジションを築いている俳優だと思います。映画に出始めてまだ10年満たないのにすごい。

 

ちなみに私のお気に入りランキングは

1.Andhadhun(盲目のメロディ 〜インド式殺人狂騒曲〜)
2.Bareilly Ki Barfi(映画祭邦題:バレーリーのバルフィ)
3.Dum Laga Ke Haisha(映画祭邦題:ヨイショ!君と走る日)
4.Shubh Mangal Saavdhan
5.Nautanki Saala!(映画祭邦題:茶番野郎)
6.Vicky Donor(映画祭邦題:ヴィッキー・ドナー)
7.Badhaai Ho
8.Article 15
9.Hawaizaada
10.Bewakoofiyaan
11.Meri Pyaari Bindu(映画祭邦題:僕の可愛いビンドゥ)

こんな感じです。

 

ファッションアイコンアーユシュマーン

オシャレ番長でもあります。

これはモード系?ファッション詳しくないのでわからんですが、シュッとしたシンプルな部分と個性的な部分が合わさった感じ

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インドメンズ伝統服の着こなしは目の保養~

アーユシュマーンのインスタはスタイリストの紹介も載せてくれてたりします。アーユシュマーンのファッションを見たいがためにインスタフォローしてるとこある。さながらアーユシュマーンファッションウィーク。

 

なんといっても一番好きなのはスマイル

演技もファッションもいいけどスマイルが一番ですね。

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なんかすごいかわいいんだよね。

『Dum Laga Ke Haisha』でずっとスネてる役だったんですが、劇終でスマイル全開ダンスしたときにはも~~~~~~!!!!アカン!!破壊力強すぎでした!

 


というわけで、2019年11月15日公開『盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~』主演のアーユシュマーンの紹介でした。

 

最後にダンスシーンの動画貼ってお別れです

ではまた!

 

『Nautanki Saala!』から「Dhak Dhak Karne Laga」

『Dum Laga Ke Haisha』から「Dard Karaana」

『Bareilly Ki Barfi』から「Sweety Tera Drama」

『Shubh Mangal Saavdhan』から「Rocket Saiyyan」

『Badhaai Ho』から「Morni Banke」

『Dream Girl』から「Radhe Radhe」

 

 

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