インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

Agneepath(あぐにーぱと)/火の道

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2012年公開

出演:リティク・ローシャン(ヴィジャイ)

   サンジャイ・ダット(カーンチャー)

   プリヤンカー・チョープラー(カーリー)

   リシ・カプール(ムンバイのマフィア ラウフ・ラーラー)

   カトリーナ・カイフ(特別出演)

字幕:日本語(DVDには日本語字幕入っていません)

時間:174分

 

2012年東京国際映画祭にて上映された作品。(タイトルは『火の道』)

 

あらすじ

※TIFF公式サイトより拝借

1977年、ボンベイ(現ムンバイ)の沖に浮かぶ小島に住む少年ヴィジャイは、人望あつい教師の父から「火の道」という詩を聞かされて育った。苦難にあっても勇気をもって勤勉に生きよという人生訓である。コカを栽培して大儲けを企む村長の息子カーンチャー(サンジャイ・ダット)によって父を殺されたヴィジャイは母とともにボンベイに逃れる。悪徳警官を殺してしまったヴィジャイは麻薬マフィアのボス、ラウフ・ラーラー(リシ・カプール)に匿われ、父への復讐を胸に抱いて黒社会で生きることになる。15年後、ついにヴィジャイ(リティク・ローシャン)は復讐に向けて動き出した…。

 

いろいろ

圧巻!全編を通して映画に引き込まれました。

インターミッション(中休み)まで一気に突き進み、「あ、もう真ん中なのか!」という感じ。(これは『Jodhaa Akbar』観た後なので個人差がありますw)それでも174分ありますからね!

 

本作は1990年に作られた同名作品『Agneepath』(アミターブ・バッチャン主演)のリメイクです。

1990年版のプロデューサー、ヤシュ・ジョーハルの息子カラン・ジョハールがプロデュースしました。

例に漏れず今回もリメイク元の映画は未鑑賞ですが、2012年版は1990年版のベースはそのまま、キャラクター等を発展させた作品のようです。

 

 

大雑把に言ってしまえば、復讐劇。

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 善良な父親を非道な方法で殺されてしまったヴィジャイ。

父親は教師で、人々を善の道に導く存在。村の中では地主より人気を集めていました。

それのことを恐れた地主は、息子を頼りにします。

その息子がこの人↓。

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 怖っ!!

見た目でいじめられた過去があり、鏡が嫌いみたいです。

この男カーンチャーがとにかくインパクト大。

ツルツルの坊主頭に眉毛なし、体も大きいし。 このカーンチャーのやることがね、極悪非道なのですよ。

ヴィジャイ達に恨みがある子供たちを利用し善良な教師を罠にはめて、女の子に暴行したと村人に勘違いさせるんです。

自分はその罰を先導してあたかも悪人を懲らしめているように見せるんですけど。

自分のビジネスの邪魔になる教師を消してしまおうという目的の為だけにそこまでするか!という・・・。

途中出てこなかったりもしますが、全編を通して主人公の脅威となります。

カーンチャー役のサンジャイ、私生活もヤバイ人で今塀の中です(まだ出所してないよね?)

 

ヴィジャイを庇護するマフィア、ラウフ・ラーラー役にリシ・カプール。

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 良いおじさん役でちょいちょい見ますが、悪そうな役もお見事。

昔アイドルだったとは思えませんw

 

男くさい映画なので、女優さんたちはちょっと出番少な目。

メインは美容師カーリー役のプリヤンカー。

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 ヴィジャイを励ましたり、比較的明るいパートを担っています。

他にはヴィジャイの母親や妹がストーリーに絡んできます。

 

特別出演はカトリーナ・カイフ。

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 現在女優人気No.1なだけあって

1曲だけですがパワフルに踊ってました。ブラボー!

 

 

 

最初から最後まで泥臭いし、血生臭い部分もありますが

インド映画らしく家族愛や恋愛、歌のパートとミックスされギリギリのライン(笑)で一般人も楽しめる娯楽映画に。

とにかくパワフルなのでこれはスクリーンで見たかったなぁ。

東京国際映画祭でも評判良かったようなのに、その後一般公開の噂もなく今回観てしまいましたが。

ぜひお家にある一番大きなモニターで観ることをオススメ致します。迫力満点!

 

リンク

Chikni Chameli

マラーティー語映画『Jatra』(2007)の「Kombdi Palali」のリメイク

 

カーリーによるヴィジャイ励ましソング。

歌詞の意味がわかるとダンスが一段とおもしろくなります

「Gun Gun Guna」

  

ヒンドゥー教の神様ガネーシャを讃える歌。お祭りがあります。

「Deva Shree Ganesha」