インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

闇の帝王DON ベルリン強奪作戦/DON2

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 2011年作品 公式サイト

出演:シャー・ルク・カーン

   プリヤンカー・チョープラー 他

 

インドでヒットした「DON 過去を消された男」の続編!

 

あらすじ

映画.comより

麻薬ビジネスを牛耳る闇社会の帝王DONは、収監中のかつての宿敵を味方に引き入れ、ドイツ中央銀行の地下金庫に眠るユーロ紙幣の原版を奪うという計画を立てる。DONの命を狙う暗殺者集団やDON逮捕に執念を燃やすインターポールの追撃をかわしながら、DONは「絶対に破られない金庫」に挑む。

 

いろいろ

さすがシャールクのDONっぷり、板についています。

悪人を主人公に置き、ここまでのヒットに結びつけるのは、役者の大きな力があってこそだと思います。

演技・キャラクター性が伴ってないとDON自体が薄い存在になってしまいますから。

 

この映画、シリーズ化も噂されています。

次回作がいつになるかはわかりませんが。

そう思って鑑賞すると、DONとロマのこの展開もなんとなく理解できる…?

 

 

ダンスシーンが作中は1回、エンディングで1回と少な目ですが(挿入歌はある)

DONがワルっぽさ満点でかっこいいです

ストーリー上ダンスを入れるとおかしいので、絞って正解だと思います。

踊る麻薬組織のボス…ww

 

アクションもしっかりしています

大画面で見るとたのしい!

カーチェイスや爆発、銃撃戦!てんこもり!

ぜひ大画面で見てください!

 

ロケ地としては珍しいベルリンが舞台!(撮影許可がなかなか下りないらしい)

シャールクがドイツで人気だから実現したみたいですよ~貴重!

 

 

予習せずに行ったのでびっくりしましたが

ゲストはリティク・ローシャン!セリフも有り。

や~びっくりしました!

 

↓以下ネタバレレビュー ※「DON1」「DON2」未見の方はスクロールしてとばして下さい。PCは反転で読めます。

DON2は主人公が悪役ですので、インド映画特徴の一つ、勧善懲悪があてはまりません。

前作はそれを逆手にとって上手く消化されていました。最後に大どんでん返しという形で。多くの人が騙されたのではないのでしょうか?

 

1であれだけ大きな結末を用意されると、2でも期待されるのは必然。

今回も話が二転三転し、どんでん返しがまっていますが、前作で結末の鍵を握っていたのが主人公本人であったのに対し、今回は初登場のサミールでした。

もちろん、サミールを用意したのはDONであるので、DONが話をひっくり返した面もありますが、前作と比べるとどうしても結末として弱い気がします。

 

弱い理由がもう一つ。前作ではまだDON自体のキャラクターを理解する前にストーリーが展開します。「DONを捕まえるのは難しくない、不可能なのだ」というセリフも最後の最後ではっきり理解できますが、今回はDONのキャラクター・人間性は観客はほとんどわかっているはずです。

本作中で度々警察側として立ち回りますが、DONのやることはいつも裏があるような雰囲気です。危機に陥っても、DONなら軽々乗り越えるだろうという逆の意味での安心感。追い詰められている感じがしません。やはりアクション、犯罪モノだとハラハラさせたり、絶体絶命だと思わせなければ。

インド映画で、ここまでブレないキャラなのも素晴らしいですが。w

 

プリヤンカー演じるロマも、今回はあまり活躍してません。

DONにいいようにおもちゃにされている気がします。

カーチェイスでも追い詰める前に置いていかれ、またDONの大仕事(銀行潜入)を目の前にしてほぼ棒立ち。

2回DONを逮捕してますが、それはDONから働きかけてきたせいであり、ロマの活躍のおかげではありません。

 

全編にわたってインド国外が舞台なこともあり、外国人の役者が多く出ていましたが

そのほとんどが演技がいまひとつ。セリフが棒読みに近いです… 少々白けさせてしまいます。

海外で人気を得てきているボリウッドならもうちょっといい役者さんを用意できそうな気もしますが…

 

影響を受けているのかはわかりませんが

銀行潜入作戦にはちらほら「ミッションインポッシブル」の影が。

消防士のふりをしたり、センサーの働く金庫に潜入したり。

『インド映画というものを見極めてやろう…』という目線の日本人には少々マイナスかなぁ~。

 

ひとつ疑問が…

前回かなり軽い扱いと見せかけて実はDONの重要な役回りだったアニター(イーシャー・コーピカル)、 今回は一切出てこず、代わりに同じポジションでアエシャー(ラーラー・ダッター)が。

あれだけ重要なポジションだったにも関わらず、DONが5年の間に始末しちゃったんでしょうか?ww

気にせず同じ人間として見ても差し支えないですが、謎…

女優さんの雰囲気も近いし、ただ役者が変わっただけだったら同じ役名でいい気もします。

 

今までのインド映画、そこ抜けに明るいストーリーだと 少々の矛盾やツメの甘さは「味」として処理することも可能ですが、

こういった映画ですとハリウッドや他国で多く制作されているので比較されやすく、それに伴いクオリティーが求められてきます。

アクションは遜色ないのですが、それ以外でちょっと…。

その辺がまだ進化の過程なんでしょうか…今後に期待。

↑ネタバレ以上

 

リンク

こちら、本編には入っていない映像なんですが、予告編のようなもの? 外資系のCMみたいですね~

DONが戻ってきた~♪

エンディングソングはこちら♪

 

おまけ

2回目鑑賞の回(サラーム海上さんとユザーンさんのトークイベント付) で「命ある限り」のノートが当たっちゃいました! まさか当選するとは思わなかったのでびっくりしました…ww

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結構しっかりした造りのノートで、ハードカバー本のよう。 使い道に迷う…ww 

 

 

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