2005年公開 YRFの公式サイト
出演:アビシェーク・バッチャン(ラケーシュorバンティー)
ラーニー・ムケルジー(ヴィンミーorバブリー)
アミターブ・バッチャン(ダシュラト・スィン)
アイシュワリヤ・ラーイ(特別出演)
字幕:日本語(DVDには日本語字幕入っていません)
時間:177分
このブログではちょいちょい「初心者でもイケる」とか「いや~ある程度インドに慣れた人の方が…」とか書いちゃってますが
この映画はまさに「初心者でもイケる」映画。
「ファンになった俳優の映画は色々観たけど、これから何見たらいいかなぁ~」とか、「日本で公開のは見尽くしちゃった~あとは輸入盤に手を広げるしかない~」という人がこの記事を見てたらオススメしたい。
というか、多分大体の中級~上級の方なら観てるような気がするから、興味があったら押さえといてもらいたい。(と、偉そうに言ってみる)
実はこちら、エルザの好きなインド映画3位以内に入ります。
あらすじ
ウッタルプラデーシュ州のフルサトガンジに住むラケーシュは、父親の働く鉄道会社で自分も働くのが嫌で、家を飛び出しラクナウーへ向かっていた。ラケーシュにはかねてより練っていたビジネスアイデアを都会で売り込もうと考えていた。
同じく、パンキーナガルに住んでいるビンミーは、ミス・インディアに優勝しモデルとなる夢を持っていたが、親が勝手にお見合い結婚をさせようとしていた。ビンミーもまた、お見合い相手が来る前に家を飛び出し、ラクナウーへ向かう列車に乗っていた。
ラクナウーでラケーシュは自分のビジネスプランを売り込むが、全く相手にされなかった。ビンミーも、ミス・インディア会場で門前払いをされてしまった。
駅で出会った2人は、もっと都会へとカーンプルへ向かうが、またもや2人とも相手にされなかった。
さらに都会、ムンバイへ行くことにした2人は、ラケーシュを騙したラクナウーの男を逆に騙し、旅費を稼ぐことに成功。これに味をしめた2人は、バンティとバブリーを名乗り、色々なところで詐欺をしながらムンバイを目指す。
いろいろ
年数は経っても、いつでも日本公開大歓迎なインド映画の1つ。(あとは『Devdas』とか?)
それではみどころをどうぞ
①バンティとバブリーの七変化!
バンティ・バブリーと偽名を使うのと同時に、大小数々の手口で色んな人を騙していく2人。
キャラクターを手口に合わせて変え、色んなことをしでかしてくれます
↑コスプレの一例。
ただ衣装を変えるだけじゃなくて、喋り方も変えるのでおもしろい!
政府の役人とか、下町の商人とか、セレブな実業家みたいな感じがすごく出てます。
これは観てのお楽しみ!
②次第に大きくなってくる詐欺手口
最初は半分恨みを晴らすために見た目も存在も小さい相手に詐欺を始めますが
次第に対象がどんどん大きくなり、果てにはタージマハルを使ったりなんてのも!これまたうま~くできてるんだなぁ(笑)
もちろんこういう詐欺のお約束で、貧しい人にお金を分けてあげたりしてます。
③めちゃ怖いアミターブ・バッチャン
アビシェークの父ちゃんアミターブは敏腕刑事役なんですが、風格がヤバイ(笑)
さすが大物俳優…w
ひぇぇぇぇ~
エンディングでは刑事のキャラそのまま、ラップを披露してますよ~(声は別の人)
この映画観るたび、アミターブさんは脚が長いなぁ~っておもうのよw
④飽きさせないダンスシーン
良曲揃い!
冒頭部分の「Dhadak Dhadak」はこれから始まる冒険を象徴してわくわくさせるし
「Bunty Aur Bubli」は流れながら2人の詐欺を映してて面白いし、
アイシュワリヤ・ラーイがアイテムガールとして出演する「Kajra Re」はヘビロテもの。未来のバッチャンズが一堂に会してるのがおもしろいですね~(お母ちゃんのジャヤさんいないけど)
「Nach Baliye」は衣装がめっちゃ謎なんだけど、ダンスが下手…と言われるアビシェークがかなり頑張って踊っています
⑤こまけぇこたぁいいんだよっ
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完全コメディ映画ではないけど、とにかく楽しめ!というようなテンション。
なんか細かいことに突っ込んだら負けと思わせてしまいます…
ちょっと後半のストーリーが弱いところが玉に瑕かな(←つっこんでんじゃん)
でもたのしいから観てね!
リンク
「Bunty Aur Babli」
「Kajra Re」
「Bunty Aur Babli v2」