2006年作品
出演:サンジャイ・ダット
ヴィディヤー・バーラン
アルシャド・ワールスィー
ボーマン・イーラーニー
ディーヤー・ミルザー
『きっと、うまくいく』のラージクマール・ヒラーニー監督作品。大人気シリーズです。
前作『Munnabhai MBBS』は観ていないので前作抜きでレビューします。
あらすじ
ムンバイのマフィアのボス、ムンナー兄貴(サンジャイ・ダット)はラジオ番組「グッドモーニング・ムンバイ」のDJジャーンヴィー(ヴィディヤー・バーラン)に恋をしていた。ラジオでガンジーのクイズに全問正解すると番組でジャーンヴィーに会えると知り、ガンジーの研究をしている教授たちを脅し見事クイズに正解する。
ジャーンヴィーに会ったムンナーは、自分がマフィアのボスであることは言えず、教授だと嘘をつく。興味をもったジャーンヴィーは、ムンナー教授に講義してほしいと家に招待する。
ムンナーは講義の準備の為、図書館に行き飲まず食わずでガンジーに関する本を読み漁る。すると、ムンナーの目の前にガンジーの姿が現れるようになる。
一方、ムンナーと組んで違法な立ち退きをしていた不動産屋のラッキー・スィン(ボーマン・イーラーニー)。ラッキーが次に狙っていたのはジャーンヴィーとジャーンヴィーが世話している老人たちの住む家であった。
レビュー
おばかコメディーかと思ったら普通に感動作でした(笑)。
ガンジーがテーマのインド映画は初めてだなぁ。多分セリフにちょこっと出てくるくらいならあるんだけど、自分の中ではインド映画×ガンジーはあんまりないイメージ。
ムンナー兄貴が勉強しすぎてガンジーが見えるようになり(もちろん他の人には見えない)、色々助言をもらいながらムンナー兄貴が活躍していきます。見えないはずのものが見えるせいでぶっ飛んだギャグシーンも生まれることも考えられるけど、それがないのは見える相手があの「ガンジー」だから?(笑)
ムンナー兄貴はガンジーの事なんか「お札に描いてある人」くらいしか知らないアホっぷりwwそれなのに専門的な教授って名乗っちゃうのだから困りものですね。
前作は医大生になるムンナ兄貴だけど、今作は前作と全く関係ないお話。同じ出演者がいっぱいいるし、兄貴とサーキットのコンビは一緒だけど、前作の結末は世襲してない様子。
インドは前作とつながりのない映画って結構あるな~なイメージ。続編自体最近始まったことだからなぁ。
なので前作観てなくても楽しめます。むしろ観てたら混乱する?笑
ギャグは個人的にはクスッとなる感じ。もしかしたら現地のインド人は爆笑なのかもしれないけど、
インド人と私は笑いのツボが合ってるのか合ってないのか未だによくわかりません。ww
でも全体的に(言葉は多分超キタナイのだろうけど)不快になるシーンはなく、むしろ気持ちよく鑑賞できます。
ムンナ兄貴、サンジャイ・ダットは私生活はマフィアを地でいくようなお騒がせ俳優で、なんとただ今塀の中…。
映画は全然怖くなくて、むしろDJに恋しちゃってるし「ガンジー」には暴力しちゃダメって言われてるからずっと半ニヤケ顔ww
最近ますます演技がすごいヴィディヤー・バーランは今回普通のお姉さんの役。
ラジオDJをしながら、グループホーム的な家で身寄りのない老人の世話をしています。
セリフ「グッモ~ンニング~ ムンバ~イ!」が良いですww
イチオシはジミー・シェールギル。
めっちゃクソ地味な役だけども。出演シーン終わった?っと思ったら、間を置いて再登場します。
でも一番のイチオシはディア・ミルザー。
この前来日されてました。
この方も出演時間は短いのだけど、この女神級の美女っぷり。大きな瞳がこぼれ落ちそうです。
終盤には花嫁衣裳で登場。すんごく綺麗なんだよなぁ~。
美女大好きな人は必見です。
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