インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

Delhi Belly

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2011年公開
出演:イムラーン・カーン(中央:タシ)
   クナール・ロイ・カプール(右:アループ)
   ヴィール・ダース(左:ニティン)
   アーミル・カーン(特別出演)
字幕:日本語字幕(DVDには日本語字幕入っていません)
時間:102分

 

汚い系ブラックコメディ。
プロデューサーの一人にアーミル・カーンの名前があると聞くと見逃せない?
主役のイムラーンはアーミルの甥っ子です。

 

あらすじ

デリーに住むジャーナリストのタシ(イムラーン・カーン)は、カメラマンのアループ(クナール・ロイ・カプール)、イラストレーターのニティン(ヴィール・ダース)とボロボロアパートに3人でルームシェアをしていた。
タシの彼女はキャビンアテンダントで、友人の頼みでとあるブツを空港で受け渡す係りを引き受けた。荷物の中身を知らない彼女は約束の場所まで届けるのをタシに依頼する。タシは仕事があったため、アループに届けてもらうよう頼む。アループは屋台で食べたチキンを食べて腹を壊してしまい、タシに頼まれたブツとアループの検便をそれぞれニティンに届けてもらう。しかしニティンはそのブツと検便を取り間違えてそれぞれ違う場所に届けてしまい…

 

いろいろ

正直汚いです。汚い系3idiots(笑)。
汚いのはたとえフィクションでも見たくない!という人は、この場で回れ右した方がよろしいかと(笑)。
皆が嫌いなあの虫が一瞬出てきたり、チキンを食べて腹下しになったアループが最後の方までブリブリやってましたww
タイトル『Delhi Belly』は直訳「デリー(都市名)腹」。簡単に言うとインドに来た旅行者がかかる食あたり・下痢のこと。劇中ではデリーに住んでるアループがこれに罹ってます。

 

インド映画にいつもの歌って踊ってを求めてたら面食らいます。
ダンスシーンが少ないことより(中盤いつもの半分くらいの長さのと、エンディングのみ)むしろコメディ部分やストーリーの展開がインドっぽくなかった気がします。
コメディといっても分かりやすい(古臭い)ギャグでなく、どちらかといえばシュール系。
色んな事柄が詰め込まれていながらも、逆に余計な部分は削られていてストーリーは結構淡々と進んでいきます。
代わりと言っちゃなんですが、インドの主要都市デリーが舞台ですし、汚さそうなところはインドっぽい感じww屋台飯でインド人も下痢になっちゃうとかモロですしね。
正直、自分は汚い系は苦手なんですが(ホラーの次くらいに)、なかなか楽しめました。
見慣れてない日本人でも結構楽しめるんじゃないかな?こういうの好きな男性は一定数いそうです。日本公開も普通にイケそう。100分くらいで観やすいですし。

 

パッケージ写真はなんかゾンビっぽいですが、ストーリーを追ってるとなんでそんな白い顔でボロボロなのかわかります。
パッケージで想像してたよりはボロボロじゃなかったかもw

 

台詞はヒングリッシュ版とヒンディー語版があり、ヒングリッシュ版を鑑賞。
F●CKを連発しててスラングだらけ、ヒットした挿入曲の歌詞も下ネタだらけ。インドではR-18だったので(日本だともうちょっと基準下がりそうだけど)、汚いの苦手な人に加えてアダルティーなのが苦手な人はアウトかもしれません。たしかにあまり子供には見せたくないww

 

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↑こんなシーンみあたらなかったけど載せとく。主演のイムラーン・カーン。
タシ、という名前はチベット系にあたるそう。彼がチベット系に見えるかは置いといて。チベットに関する事は出てこないので知らなくても大丈夫です。

 

最近日本でも知名度上昇中のアーミル・カーンのもつプロダクション(a Amir Khan Production)が制作を手掛け、彼もプロデューサーとして名前が登場。
ミスター・パーフェクト、彼が選ぶ映画は定評があるので名前を聞くだけで「お、これは何かあるぞ」と思わせます。
今回彼の特別出演の事は予習なし(プロデューサーとしてだけかと思ってた)で鑑賞したので、登場しても一瞬彼だと気付かず。と、いうかコスプレ状態ではっちゃけ過ぎww必見です。
特別出演は置いといて、プロデューサーの彼の名前を使っての日本で劇場公開もいいかもしれません。

リンク

予告編 ※この動画だけ周りに人が居ない所での再生推奨

 

「Nakkaddwaley Disco, Udhaarwaley Khisko」 

※楽器演奏シーンは劇中なかったと思うのでおそらくプロモ用映像

 

「Switty Tera Pyaar」これもたぶんプロモ専用映像。

 

きれいな方の3idiotsはこちら

おまけ

カメラマンアループ、見た目とキャラが米映画『ハングオーバー』シリーズのアランにそっくり。 アランよりはまともですが。