2013年公開
出演:ヴィドゥユト・ジャームワール
プージャー・チョープラー
言語:ヒンディー語+英語字幕
時間:119分
顔面EXILE君としてTwitterで人気!(嘘です)なヴィディユト・ジャームワールのアクション映画。
ワイヤーなし!CGなし!な骨太アクションです~!
あらすじ
インド陸軍特殊部隊コマンドーのカラン(ヴィディユト・ジャームワール)は、任務中のトラブルにより中国軍にスパイとして捕えられ、拷問を受ける。しかし鍛えられた体で1年間拷問を耐え抜いた彼は、隙をついて脱走する。
パンジャーブの村に住むシムリトは、村の凶悪な権力者AK47に強引に結婚させられそうになり、逃げ出したところでカランに助けてもらう。バス停留所で次々とAK47の手下を倒していくカラン。シムリトは彼を頼ってAK47の力が及ばないとこまで逃げようとするが…
いろいろ
実を言うと私、ワイヤーアクションが大の苦手でして。
…んでもインド映画もワイヤーアクションはめちゃめちゃ出てくるので、避けて通れない道。まだソフトな使われ方なので大丈夫です。竹林の中を舞うように駆け抜けたりまではしないし。(あ、ワイヤー好きな方いたらすんません)
…と思ってたところに出ました!ワイヤーなし、CGなしが謳い文句のアクション!これは確かめねばですよ!
アクションよかったです!生身ですのでリアルな感じはそのままだし、それでいてEXILE君の身体能力も優れていて、爽快!
しかも見せ場の瞬間はリピートもしてくれます!君はスポーツ中継か!
ストーリーは、おなごを助けたEXILE君(ヴィ☆※Å・○Ифワール…の名前覚えられないから今回これで通す)が2人で森の中へ逃げ込み、それを敵が追い回すところがメイン。
アクションスリラーなので、ほぼずっとシリアスです。
'森'っていうシチュエーションも、スリリングさをちょっと助長しててまあ悪くなかったです。
※以下がっつりネタバレ※観る予定のある方はご注意~PCの方は反転してください。 アクション面でのラスボスはAK47ではなく、中盤からやんわり出てきた別の方でした(←この人も行く先々で人を殺めるようわからん人だった)。まぁその方は謎な雰囲気が映画にとってもスリリングな環境を生み出していたので悪くはなかったです。ただ個人的には、こんだけ残忍なAK47と死闘を繰り広げていただきたかったんですが、AK47とは肉体的な争いらしい争いはなし。そこそこ奇抜な見た目してるし、まだ年齢的にも動けて問題ない設定の様な気がしますが、部下たちがほぼいなくなるとかなりあっさりやられてました。
うんまあ、これがEXILE君ご本人の復讐も入ってれば死闘もあったかもしれませぬが、この場合はヒロインがAK47の被害受けまくってたので仕方ないか。
最後の最後はね、一目につく(というか群衆やらTVカメラもあり…)場所で…なんですが、そこがちょっとセオリーと合わないというか、確かにわざわざその場所を選ぶ理由は台詞で言ってし分かるんだけども…
今までのアクション映画はなぜ人目につかないところで決着をつけてきたか…て事を考えると…うーん。でもこういうシチュエーションで決着をつける映画もゼロではないし、大きく逸脱してるわけでもないか…。アクションを好んで観る方には「こういうのもパターンの1つだよ」とか言われそうではあります。
あとちょっとAK47によるその無駄な殺生も食傷気味かな(『Rowdy Rathore』の悪役もそこそこ残忍ではあったけど、そのあとの主人公の巻き返しが超爽快だったのでよかったのだよ)
個人的には終盤がちょっと納得いかない感じでした~
※ネタバレ終了~※
ヒロイン役の女優プージャー・チョープラーは、特にこれといって言うこともないです(笑)
というかヒロインというより、悪役の妖しい感じの魔女とか似合いそうw
アクションは先にも言った通り良くできてるので、ワイヤーなし本格アクションはどんなもんかいのうと気になってる方にはオススメ。
個人的にはこういうアクションのタイプはどんどん増えてきてほしいです。
↑シメはEXILE君によるMステステージでした。
リンク
ダンスシーンはちょっとパワー弱め。
予告編 アクションちょっとつまみぐいどうぞ
「Saawan Bairi」スーパースロー演出は嫌いじゃないよ。
「Loot Jawaan」