2012年公開 2014年5月3日日本公開
出演:シッダールト・マルホトラ(アビマンニュ・スィン)
ヴァルン・ダワン(ローハン・ナンダー)
アーリヤー・バット(シャナーヤー・スィンガーニヤー)
リシ・カプール(学長)
サナー・サイード(タニヤー)
カーヨーゼー・イーラーニー
ボーマン・イーラーニー(特別出演)
カージョール(特別出演)
ファラー・カーン(特別出演)
言語:ヒンディー語・英語+英語字幕
時間:146分
今年GW公開の目玉インド映画『スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!』。ちょっと予習がてら鑑賞してきました。まだ公開されてないので相変わらず輸入盤で。
公開にむけて、気になる俳優についてとか、果たしてマサラ上映向きなのか!?とか書いてみたいと思います。
あらすじ
インドの超名門校、聖テレーザ学園。ここでは毎年、学力・ダンス・運動能力を競う競技に勝ち抜き“No.1生徒”を決める大会が開催されていた。優勝者には一流大学への推薦入学が約束される。今年の注目はローハン(ヴァルン・ダワン)。父は実業界の大物で申し分ないが、父からはロックスターを目指していることを反対されており関係がうまくいっていない。そんな時、中流家庭出身ながらスポーツ万能、ダンスのキレ良し、頭も良くておまけにナイスガイのアビマンニュ(シッダールト・マルホトラ)が転校してくる。何をやっても目立つアビはローハンと対立するが、徐々に二人の間には良きライバルとして友情が芽生えていく。だが、ローハンのフィアンセ、シャナーヤ(アーリアー・バット)とアビが急接近、3人の関係がぎくしゃくし始める。そんな中、大会が開幕する。果たしてNo.1は誰の手に…?
いろいろ
高校を舞台にした、友情と恋愛の青春映画です。
監督は『Kuch Kuch Hota Hai』 『家族の四季』 『Kabhi Alvida Naa Kehna』『マイ・ネーム・イズ・ハーン』で有名なカラン・ジョーハル。
日本のインド映画ファン特にシャールクファンの方にはなじみのある映画たちの監督です。(ちなみに私は『Kabhi Alvida Naa Kehna』以外は観ました)あとはプロデュース業で有名ですね。こちらは『Kal Ho Naa Ho』 『Dostana』 『Agneepath』あたりが有名だと思います。
私監督には疎いんで普段あんまり解説に精を出さないんですが、数少ない知ってる監督の一人なので書いてみました。作品並べただけですけどww
監督作は少ないながらも、超ヒット作を生み出してきたカラン・ジョーハルの作品を期待すると、ちょっと力が弱いかも?筋やテーマはごくごく普通でした。いやそれでも他の映画と比べると平均以上で、娯楽として十分楽しめるレベルの豪華さです。私は楽しめました。
やはりここでのポイントはフレッシュな俳優陣でしょう。
主演3人シッダールト・マルホトラ、ヴァルン・ダワン、アーリヤー・バットは本作が本格デビュー。ヴァルンとアーリヤーは業界関係者の子息ですが、名前に負けず十分に堂々と演技していて好感。
シッダールト・マルホトラ(シッダールタ・マルホトラの場合もあり)
中流の家からスポーツ推薦で入学してくるアビマンニュ・スィン役。通称アビ。
アメリカの高校の最上ステータス・アメフト部に居そうな気がするんですがどうでしょか~?w 映画ではローハンと同じサッカー部に所属。絵に描いたような好青年じゃねえかw
身長187cmです。高身長一家アミターブ・バッチャン(188cm)/アビシェーク・バッチャン(185cm)に匹敵する身長です。おお~!ちなみに動いてるの見ると腕がかなり長くて「君その腕持て余してないか?」って言いたくなりました。
現在デビュー2本目の映画『Hasee Toh Phasee』(予告編)がインドにてヒットしている模様。おもしろそう。
ヴァルン・ダワン
元々聖テレーザ学園の学生人気トップにしてシュナーヤーの彼氏…だったけど、アビの登場によりその地位が揺らぐのか…?といってアビにバリバリ敵対心を抱くローハン役。アビとの喧嘩や親子の確執のエピソード等があったのでイライラしてる顔が多かったやも。
個人的にはこの人のドヤ顔が最高にイラつくのですが、そんな彼のドヤ顔連発の映画『Main Tera Hero』(予告編)がもうすぐインドにて公開らしいのでものすごく楽しみにしておりますwこれDVD出たら即買う予定w
アーリヤー・バット
登場からファッションブランド名連発ソング「Gulabi Aankhen」でかましてくれる学園のアイドル、シュナーヤー役。
この子かわいいのか?目周辺のメイクを間違えなければかわいいか…な?
まだ誰からも同意を得ていませんが、私の中では「インドのセレーナ・ゴメス」です。うーん、なんとなく童顔なところがwあと歌も得意なようです。そんな彼女のデビュー2本目『Highway』はインドで公開されたばかり。
その他にも、ヒロインシャナーヤーのライバルで、ちょっとイヤミな女の子タニヤー役サナー・サイードは『Kuch Kuch Hota Hai』で大活躍のおかっぱ女の子アンジャリ役で有名。
←これが…
←こうなる。
面影は、ある。子役の頃を知ってるとびっくりするw
メガネのポッチャリ君はボーマン・イーラーニーの息子カーヨーゼー・イーラーニー。ちなみに『Youngistaan』の撮影で来日済み。 ボーマン・イーラーニーは『闇の帝王DON』のワルダン役、『きっと、うまくいく』の学長役でもうおなじみですね。チラリと特別出演していました。ターバン巻いて。
インド的衣装が出てくる以外はかなりインド色は薄いです。「インド映画っぽくない」とゆー感想が出てきそうではありますが、インド映画な時点で「インド映画っぽくない」と言うのは野暮かな。だってコレもインドでしょ?
…というか露出度高い!男ははだけまくり脱ぎまくり、女子はマイクロミニスカートだらけ、ビキニもガッツリ登場!
↑前を閉じなさい、前を。
↑強いて脱ぐ場面でないところでも脱いでくださいました。
ここは是非マサラ上映でヒューヒュー!とかワー!キャー!とか言ってください。w
音楽はパーティー的なノリノリのが多いです。
いえいいえい♪
ちなみに日本で一番有名?なインド人振付師ファラー・カーンは「Ishq Wala Love」と「Radha」の2曲でお仕事してるようです。 ゲスト登場ソングは「The Disco Song」。
マサラ上映で一緒に踊れるか…は後程の動画でご確認ください。私は無理だ…
いわゆる一般的なミュージカル映画調な歌のシーンもあって(日常に近い状況で歌が入るとか、喋るように歌うとかそういったやつ)、アメリカその他のミュージカルも好きな私としてはそれも嬉しかったす。
マサラ上映向きかどうか…は、判断付きにくい感じでした。
『恋する輪廻』がかなりマサラ上映向きだったので、それに比べると数段下がるかなぁ。ギャグシーンとか上記のセクシーシーンはところどころにあったので、『マッキー』くらいはノれるかな。
小ネタ
一瞬『Agneepath』のヒット曲「Chikni Chameli」が流れたり、ジョン・エイブラハムがびっくり所(でもかなり納得w)で登場したりとインド映画ファンにはオイシイシーンも。
特にゲイの学長が笑いを担ってた…かな?
リシさんェ…
イメージとしてはやっぱりアメリカのTV映画「ハイスクール・ミュージカル」が一番近いかなぁ。
リンク
アビ登場シーン 「Kukkad」
ファラー・カーン振り付け 「Radha」
おまいらほんとに高校生か こちらは来日済みの振付師BoscoさんとCaesarさんのコンビが振り付け。 「Vele」
他の曲
「Gulabi Aankhen」…は公式が見つからず。