インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

プレーム兄貴、王になる

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2015年11月12日公開(インド)

出演:サルマーン・カーン(プレーム・ディルワーレまたはプリータム王子:ユヴラージ・ビジャイ・シン)

   ソーナム・カプール(ラージクマーリー・マイティリー)

   ニール・ニティン・ムケーシュ(ヴィジャイの義弟:ユヴラージ・アジャイ)

   アヌパム・ケール(ディーヴァーン)

   ディーパク・ドーブリヤール(プレームの友人)

言語:ヒンディー語+英語字幕

媒体:ブルーレイ

原題:Prem Ratan Dhan Payo

IFFJ2016邦題:プレーム兄貴、お城へ行く

   

 

あらすじ

プレーム(サルマーン・カーン)は明るくハツラツとした性格の劇団俳優。彼にはインドのプリンセス・マイティーリー(ソーナム・カプール)というあこがれの人がいた。数年前にボランティアキャンプで慰問に来ていた時に遠くから眺められただけで話したことはないが、いつかまたプリンセスに会いたいと願っていた。

そんな彼にチャンスがやってくる。プリンセスがプレームが住む場所の近くの"プリータムプル"に訪問するというのだ。プレームは、親友を連れてプリンセスに会いに行こうと計画する。

プリータムプルには、プレームに姿がそっくりのユヴラージ・ビジャイ・シン(サルマーン・カーン2役)という王子が住んでいた。ビジャイはプリンセスの婚約者であった。プリータムプルを取り仕切る彼には母を別とする弟・妹たちがいたが、過去のある出来事やヴィジャイの頑固な性格のせいで多くの問題を抱えていた。ある日、彼の命を狙う者の策略で、大けがをしてしまう。

プリータムプルに訪れる前に手土産を買いに寄り道をするプレームたち。そこで、ビジャイの元で働く大臣に出会う。大臣はプレームの顔を見て、プレームを秘密裏に療養しているヴィジャイの身代わりとする計画を思いつく…。

 

 いろいろ

うわぁ~~~インドの玉手箱や~~~~~!!!

はい。評判がめちゃめちゃよかった『Bajrangi Bhaijaan』に続くサルマーンの映画です。

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光のお祭り"ディワリ"に公開されたこともあるのか、もうずっと視界にキラキラエフェクトがかかってるんですよ。美しいものだらけ。

ラグジュアリー感たっぷり。めっちゃもてなされている感ある。

インド映画で結婚式のシーンとか好きな人に超おすすめ。結婚式シーンはないですが、結婚式が2時間半続いているような映画です。ということはもう私に超おすすめということ。予告編から「あ、これ映像的にドンピシャなやつだ」と思ってましたが期待を裏切らないキラキラ具合でした。

インド映画に虜になるひとつの要素として"多幸感"があると思いますが(『恋する輪廻』のように)、この映画もそれがぎゅうぎゅうに詰まったハッピーな作品でした。もちろん、兄弟の不和とか恋人と雰囲気わるくなったりとかシリアスなシーンもありますが、全体的に観ると画面から溢れるほどの幸せ感が伝わってきます。

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ここの色使い可愛すぎでしょ!!!ぐぬぬ

インドはかわいいものの宝庫なこと、もっと評価されててもいいと思う

 

お城もいっぱい出てきます。プリータムプルにある設定のお城は岩っぽさがよい具合でロケ巡りしてみたいほどです。

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鏡の間がある湖の上のお城はCGとセットみたいですね。メイキングで大きく扱っていました。

ここの昼のシーンがものすごくきれいなんですが、動画が見つからなかったので夜の画像で↓ これをもっと明るくして白くした感じ

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大がかりなセット&小道具に負けずソーナムも相変わらずお綺麗!

プリンセスといわれてもなんのツッコミもありません!

 

 

綺麗・可愛いだけでお釣りがでるレベルですが、ちゃんとストーリーもありますよ!

メインは王子一家の不和と和睦。命を狙われるほどのトラブルを抱えた王子の身代わりになった主人公が、王子としてすごす間に一家に新しい風を吹き込んでいく…というド定番なあらすじではありますが、やっぱりグッときますね。涙腺弱い私は涙流してしまいましたw

ポポッポーさんによると、『Hum Aapke Hain Koun..!』からの引用がたくさんあるようです。ようです…というのも、私『Hum Aapke Hain Koun..!』を観たことがないので(その前の『Maine Pyar Kiya』は観たんだけど…)、お尻に物当てるイタズラのシーンしか知らないwイタズラのシーンも幾度となく確認できましたw

そういう部分ではノスタルジックな作品でもあります。

 

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ニール・ニティン・ムケーシュはヴィジャイの映画『Kaththi』で観て以来ですが、顔の雰囲気と相まってスレた悪役が上手いっすねw 今後はこの路線がメインになってくるのかなぁ~。アルジュン・ランパルとはまた違った線の悪役ですね。

 

イチオシはプレームの親友役のディーパク・ドーブリヤール。薄毛の兄さんです。

『Tanu Weds Manu』『Delhi-6』の脇役として光ってるイイ役者さん。←薄毛的な意味じゃないですよ

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登場から普通の格好じゃなかったんですが、最初全然気がつかなくて、そんな姿のシーンとっくに終わってしまった後に気が付きましたw

 

暖かな気持ちになれる映画、ハッピーな映画、ため息が出るほど美しい映画を観たいって方には特にオススメです~。

 

リンク

予告編



今回も個人的に好みのダンスシーンを厳選してみました(でもどのダンスシーンもおすすめ!)

お友達の能天気ダンス「Halo Re」

コミカルですね「Jab Tum Chaho」


ゴージャスといったらコレ!「Prem Ratan Dhan Payo」

 

映画を観終わった方にはこの動画もオススメ!