2015年公開(インド)
出演:ソーナム・カプール
プルキト・サムラート
ラージクマール・ラーオ
言語:ヒンディー語+日本語字幕
媒体:DVD(PAL形式)
時間:93分
ソーナム主演の詐欺物コメディーです。タイトルの意味は「ドリーの輿」。
超ざっくりあらすじ
美女ドリーちゃん(ソーナム・カプール)が、ソーヌー(ラージクマール・ラーオ)と結婚したかと思いきや金銀宝石と共にトンズラこいたり、はたまたウブなマノージュ君(ヴァルン・シャルマー)を騙してトンズラこいたり、ポリスマンのロビン(プルキト・サムラート)に追いかけられる話。
いろいろ
あっさりしてんな~と思ったら、93分でした。おおお、びっくり。
インド映画どころかその辺の洋画と比べても短い。子供向けアニメくらいの長さ。
再生時間を示すバーが意外と早く真ん中に来たのであれ?って思ってたんですが、再生不良じゃなかったんですねw
なにも予定がない休日の昼下がりに、吹き替え音声でのんびりと観るのにすごく合いそうな内容w深いことは考えずに、気楽~に力抜いて観ましょう。
でもエンドロール含め100分満たない中でもソングシーンが5曲入ってんだよね。すごいな。そういう意味では濃いです。ハデで楽しく作ってあるし、ダンスシーンは物足りなく感じることはないと思います。
メインで騙されるのは、ラージクマール・ラーオ演じるソーヌーと、ヴァルン・シャルマー演じるマノージュ君の2人くらいで、ほかの大量のかわいそうな男性陣はテーマソングと共に早送りwこういう時インド映画の挿入曲のテーマって便利だなあと思いますw
インドで初夜に新婦が新郎に牛乳を飲ませる風習があるんですけど、
ドリーは毎度それに薬を忍ばせて新郎・新郎父・新郎母をぐっすり眠らせた上で金目の物を盗みだすっていう手口をかまします。
この牛乳を飲むと、アレ的な意味で元気になるって意味もあるらしく、ドリーちゃんがソーヌーの父親の所に牛乳もってきたら、父親がびっくりしつつ嬉しそうだったので笑っちゃいました。そのこと知らなかったらあの父ちゃんがなんでちょっと挙動不審な反応だったかわからなさそう
ドリーことソーナムがメインで、男性の方はロビン/ソーヌー/マノージュの3人(もっと言えばドリーの偽兄弟ラージュー入れて4人)と時間配分が分散しているので、男性俳優目当てだと物足りないかと思います。だからソーナムよりビッグネームの俳優は連れてこなかったんだろうと思いますが。
私はソーナム単独メインでも全然OKなんですが、それに加えてロビン役プルキト君の様子が観たかったので観ました。
満を持して登場プルキト君↓
なんでプルキト君目当てにしたかの理由はこの記事で炸裂しております…
出演時間的には少なくて物足りなかったんですが、ビジュアル的には満足でした。
ほとんどのシーンでポリスマンの服。
ムキムキすぎないので好みの制服シルエットですw海軍の白い制服とか着てほしいw
ヒゲなしのお顔のシーンもあったのですが、やっぱヒゲの方が良かったですw今後こっちの路線でいけばいいのに。
まあまあ有名俳優ラージクマール・ラーオがやったソーヌーは、ちょっとしつこい系ダメ男子でした。
ソーナムといえばファッションアイコン。それに加え今回はインドの結婚式がわんさか。
今回もファッションには多少力が入ってた…と思われますが、それにしては案外普通。『Khoobsurat』のような強烈な印象は残りませんでした。
ソーナム、お見合いと結婚式以外はめっちゃラフな格好だったからかなぁ~?
ソーナムにしては無難?な印象
超絶かわいいけどね!!!
掘り下げられそうなネタがゴロゴロ転がっていたけど、あえてそぎ落として100分以内にまとめた印象。個人的にはもう20分くらいプラスしてドリーちゃんとロビンのところをねっちりやってほしかったんだけど、最初からこういう企画ならまぁ、いっか…という感じです。
基本的には楽しく明るく作ってあるので、ラブコメが好きなら誰でも気楽に楽しめると思います。
あ、そうそう
DVDがなぜかPAL形式でした。(よくあるDVDはNTSC方式)
日本の普通のDVDプレイヤーやPS3だと再生できないですが、PCだと特に設定の必要なく再生できます。
これは映画を観てのお楽しみ。
リンク
楽しい曲がたくさんです~
一番お気に入りかな~ファッションも大好きw
「Babaji Ka Thullu」
アルバーズ・カーンの製作ならアイテムガールはもちろん『ダバング』のこの人
「Fashion Khatam Mujhpe」
ソーナムがんがん踊るよ~
「Phatte Tak Nachna」
おまけ
セリフに「sadda haq ethe rakh」ってあったんですが、どういう意味なんでしょう?
このセリフの英語字幕はこれ↓
ランビールの『Rockstar』に出てきた歌詞なんですよね。
聞き覚えのある曲はこれ↓
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