2012年公開
出演:スーリヤ
カージャル・アガルワール
サチン・ケーデーカル
時間:168分
言語:タミル語+英語字幕
媒体:DVD
スーリヤが一人二役の結合双生児を演じた科学サスペンスアクション(でジャンル合ってる?)
あらすじ
ヴィマルとアキル(スーリヤ2役)は腰の部分がつながった結合双生児。見た目は2人とも完全な身体であるが、心臓だけヴィマルしかもっていなかったため、2人は分離手術を受けずに大人に成長した。
彼らの父ラーマチャンドラン(サチン・ケーデーカル)は科学者で、子供用栄養食品エネルジオンを開発した会社ローカス・ラクト・プロダクツの社長。エネルジオンはインドで大ヒットしており、国民食のような存在であった。
ヴィマルとアキルは会社のイベントでアンジャリ(カージャル・アガルワール)という女性と知り合う。また、アンジャリの知り合いのロシア人ヴォルガとも友人になる。ヴォルガはジャーナリストでローカス・ラクト・プロダクツの取材を行っていた。ヴィマルとアキルもヴォルガを会社の酪農場に案内する。しかし、2人はラーマチャンドランからヴォルガは企業スパイであると聞かされ、彼女を問い詰める。すると、会社の恐るべき秘密が判明する…。
いろいろ
兄弟愛あり、一人二役あり、科学ネタあり、アクションあり、ダンスありな盛り盛り映画でした。
ヴィマルの性格は正義感あふれる優等生、アキルは知恵が働くけど遊び人。服装や髪形など見た目で判断できるように変えてありました。いやしかしだ、全く生活が一緒なのにここまで性格と趣味変わるか??…変わるかもなw
ちなみに2人一緒に映るシーンは基本ヴィマルの方が合成でした。双子のメイキング映像おもしろいです。大変そうだけど…
アンジャリが恋に落ちるのは、同じ作家の本(?)が好きなヴィマルの方。ヴィマルとアキル2人ともアンジャリに恋をするのですが、アキルは相手が自分じゃないことを察するとすぐ諦めてサポート役に回ってました。
サポートするシーンが面白いんだこれ!w
映画館デートするんですけど、となりで「そんな学生服みたいな服着るな」とか、「手つなげ~」とか「チューしちゃえ~」とかw
いざキスしようとする前に唇なめんのやめろww
ここの一連のシーンは爆笑しながら観ました。
このあとダンスシーンに入るんですが、そこもまたヨシ!(下に動画貼ってます)
(ところでこれで片方が普通に結婚したら夫婦生活ってどうするんでしょうね)
科学的なネタはそもそも私がそんなに得意じゃないし英語字幕なのであまり感想がないのですが(今回は遺伝子工学とか食品有害物質とかヒトまわりの科学ネタでした)、この映画の中の社会派な部分ですかね?
アクションシーンがかなりいいです!
その①
遊園地内アクションってだけでもエキサイティングなシーンになること必至なのに、そこに加わるバディアクションの変則バージョンな結合児アクション!
なにこれ!最高!!!
その②
遊園地アクションには劣るけど、スーリヤが泥まみれ!
そして真横から飛ぶ!!
その③
ホールレストランでも暴れる!
回転ひねり系アクションが好きかもしれないと思った今回
この映画の敵は双子の父ラーマチャンドランです。
会社の陰謀、そして双子の衝撃の事実…
会社の陰謀は早めにわかるし、結合双生児で生まれた秘密も半分くらいまでは予想つくのですが、さらに踏み込んだ出生の秘密は「Oh...」ってなりましたわ。こんな父ちゃんいややわ~
敵が父親なので一線を越えた雰囲気はないのですが、それでもラストはなかなか衝撃的な決着のつけ方です。こういうの、エジプト歴史ネタを扱った某ハリウッド映画で観た気がする。
前半は結合双生児がわちゃわちゃやるのでそれだけで個性的な画になる映画なんですが、後半からは結合双生児じゃなくなるので、「ちょっと平凡かな」くらいの画でした。後半がそうなるのはストーリー上致し方ない?かな、多分。ぶっちゃけ個人的にはスーリヤがかっこよけりゃぁなんでもいいので、アキルが前半「う~んモジャいロン毛はちょっといただけぬ」から後半スッキリした見た目になっただけでもおいしいっちゃおいしいw
動画
双子紹介ソングシーン「Rettai Kathirae」
ウクライナへ飛んだときのダンス「Kaal Mulaitha Poovae」
映画館デートか~ら~の~~?「Naani Koni」