インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

Lingaa

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2014年公開

出演:ラジニカーント

   アヌシュカー・シェッティ

   ソーナークシー・シンハー

監督:K.S.ラヴィクマール

時間:174分

媒体:Blu-ray

言語:タミル語+英語字幕

 

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2014年12月に上映会で観た『Lingaa』。この度もう一度観たくなりまして、タミル語&テルグ語がセットのBlu-rayを買っちゃいました!上映会時にうっかり感想を書き忘れてたので、この機会に書いてみようと思います。もうすぐ『Kabali』の公開もありますしね!

 

あらすじならぬ人物紹介

ラジニカーント2役

as リンガー(現代パート)

as ラージャー・リンゲーシュワラン(過去パート)

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現代パートではコソ泥リンガー(本名はリンゲーシュワランかな)と過去パートではマハラジャのラージャー・リンゲーシュワラン。

リンガーはラージャー・リンゲーシュワランの孫。泥棒やって捕まってたところをラクシュミーによって釈放され、なんやかんやあった後に村に連れてこられる。

ラージャー・リンゲーシュワランはイギリス統治時代のマハラジャ。管轄地の村ソーレイユールが水に悩んでるということに心を痛めた彼は、私財を投じてダムを建設した。

ソーナークシー・シンハー

as バーラティ(過去パート)

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ソーレイユールに住む女性。村にやってきたラージャー・リンゲーシュワランの行動に惚れる。また、彼のダム建設を献身的に手伝う。

アヌシュカー・シェッティ

as ラクシュミー(現代パート)

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ダムがあるソーレイユール出身のジャーナリスト。わけあってリンガーを村に連れてくる。リンガーのコソ泥っぷりに惚れる。

K.ヴィシュワナート

as おじいちゃん(現代パート)

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ラクシュミーのおじいちゃん。村長。村にあるダムが工事されてしまうことになり、それを阻止する”切り札”を見つけ出す目的でリンガーを村に呼ぶ。

デーヴ・ギル

as フリーダム・ファイター(過去パート)

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インドの為に暗躍するフリーダム・ファイター。ラージャー・リンゲーシュワランを誘拐しようとするが失敗、リンゲーシュワランに説教され、自分の行動を考え直す。

↑デーヴ・ギルはあんまり重要な役じゃないけど個人的に推したいので入れました

 

インド独立前に建設されたダムが老朽化で工事されることになり。…に合わせてかダム検査した技術者が謎の死。技術者が死ぬ前に「寺を開けろ」と言ったことからおじいちゃんが一念発起。寺は「寺を建てた王様かその一族しか開けてはいけない」という掟のため、王様の子孫を探すと、今は泥棒やってるリンガーが孫だった。なんやかんやあってリンガーは村にやってくることに。そしてまたなんやかんやあってリンガーによって寺が開けられ、これを機におじいちゃんが昔ダム建設の時になにがあったかを語り始める…

っていう話。

↑と同じあたりまであらすじ詳しくかいてあるのはこちら

結末まで書いてあるめっちゃ詳しいのはこちら。←こっちは英語字幕とかで観た後の答え合わせにおすすめ。

 

いろいろ

インド本国で公開されたそのすぐ後に上映会がありまして。2014年の年末。

(この記事1枚目の写真が上映時のものです)

 

その時の感想はツイートしてたので一部載せます。

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上映会ではなんだかずっとお祭り気分でした。ずっと映画というかアトラクションに乗ってる感じ。その場を楽しむだけでもなかなか充実した1日でした。

 

『Lingaa』実はラジニ映画としては失敗作の域になってしまうようですが、私個人としては見どころが多く好きな映画です。今まで観たラジニ映画6本のうち、『ムトゥ』に次いで2番目くらいかな。

上記のツイートはいくつかある見どころの一つです。

アクションは宙返りやめっちゃ飛んでるアクションが多用されててラジニ様がやるにはキツそうでしたwかなりカッコイイんだけど、この辺りはラジニ様じゃなくスタントさんなのかな?ラジニ様病み上がりだったようですし。CGっぽいっていうのは、電車が高速で走ってるのがなんとなくそんな感じで。

それと、途中からリンゲーシュワランがなぜか赤い布を巻いたり使ったりしながら戦いだしたんだけど、あれ「巻いた方がヒーローっぽくてカッコイイよね」的なノリかな?なんつって。

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あと人が投げられた時電車の壁がかなり簡単に壊れててウケたw

もうひとつ、クライマックスのアクションシーンは「まずは観てくれ」としか言えないぶっ飛び具合なのだけど、あれまぁよくこんなの作ったねぇ~~って言いたくなりますw Twitterで実況してたらもう「ファーーーーーwwww」って3回くらいツイートしてたと思う。やりすぎアクション、好きですw

 

そして映画一番の胸アツシーン!

ダム建設中、分裂しかけた村人たちに語りかけるリンゲーシュワラン。

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宗教や地位は関係ない。みんな一つのインドだ!

インドを結束させる定番なシーンなのに、アツい!私日本で暮らす日本人でインドの心は皆無なはずなのに、なぜか感動して涙流してしまう!

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なんででしょうかね…どストレートだからですかねぇ。

同じメッセージでもこれが日本だったらそうは思わない気がするのもなんでだろうw

 

 

アツいといえば、ソーナークシーちゃんもアツかったです。

素朴な村娘での登場シーンから、着飾ったダンスシーンまで。はっちゃけた顔から泣き顔まで。普段のヒンディー映画から飛び出てホーム外のタミル映画だけど、画面の中で大活躍!天真爛漫なソーナークシーがたまらんです。

『Lingaa』の中でソーナークシーのキャスティングが一番よかったと思うくらい。実は今回Blu-ray買おうと思ったのも、彼女をまた観たくなったからでもありますw

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とにかくソーナークシーファンの皆様に超お勧めしたい。そしてどこが良かったか語り合いたいw

 

 

 

上映会時はノーカット版でした。

今回手に入れたBlu-rayは、174分もあるから長いことは長いんですが、それでもちょっとカットされてるらしく、私の記憶してるのとちがうシーンがあってアレ?ってなりました。Blu-ray版はむんむんさんが書いてらっしゃるこのインド版と同じなのかなぁ~って憶測。

たしかにおじいちゃんの顔がパッと切り替わってしまい、なんだかあっさりでしたw 再確認したかったシーンだったのでBlu-ray版はちと残念w あとBlu-ray版にソングチャプターがないのも残念w

Blu-ray版のほかにDVD版とか、ヒンディー語版もあるみたいです。媒体により長さが違ってカットされてる部分があるようなので、長さ気になる方はご注意ください。ちなみに、まじノーカットな完全版はそもそも売ってなさそうです。

 

リンク

音楽はA.R.ラフマーン。

音楽は「Mona Gasolina」が一番好きかな。映像は「En Mannavva」の方。

 

「Mona Gasolina」

コスプレソング~~

 

「En Mannavva」

村娘姿からのゴージャスな雰囲気への高低差がいいっす。

 

「Oh Nanba」

ガッツリダンスシーンはこの3曲かなぁ。

 

おまけ

リンゲーシュワランが暮らす宮殿はかの有名なマイソール宮殿。美しすぎてため息出そう。死ぬまでには1度行ってみたい。

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