2019年公開
出演:アタルヴァー
ハンシカー・モートワーニ
ヨーギ・バーブ
ラーダー・ラヴィ
監督:サム・アントン
時間:141分
言語:タミル語+英語字幕
媒体:ネット配信(Tentkotta)
あらすじ
警察官志望だったサティヤ(アタルヴァー)は友人たちと半自警団・半不良のようなことをしていたが、晴れて警察官として採用が決まった。意気揚々と初出勤するが、彼が配属されたのは、緊急通報を受ける通信指令室(コントロール・ルーム)だった。彼の希望は犯人を捕まえるような花形部署だったため、非常にがっかりする。また、サティヤは彼女のニシャ(ハンシカー・モートワーニ)が働いているコールセンターのようなありふれた仕事だと思い込んでいた。
100番にかけてくるほとんどの電話はいたずらや意味のないものばかり。しかしある日受けた電話は子供の誘拐を知らせるものだった。仕事もプライベートのことでも鬱屈していたサティヤはこれもいたずらだと思い通話を切ってしまうが、これは本当に起きている事件だった。警察のしかるべき部署が捜査を始めるが、うまく進まない。一足先にサティヤが事件の糸口を見つけるが、彼の担当を外れているため話すら聞いてもらえなかった。サティヤは警察をやめる覚悟で一人犯人を捕まえに出掛ける。彼の予想は当たり、無事少年が見つかった。
再び通信指令室に戻ったサティヤは、少女が誘拐現場から掛けてきた電話を受ける。その少女はサティヤも知っているサンディヤーという名前の子だった。彼が100番目に受けたこの電話は、彼の人生も変えることになる…。
いろいろ
"ハロー、ヌール(100)"
彼が一服に出かけるとき、それは事件捜査に走り出すとき…
映画に出てくる警察といえば、警察署でも交番でも犯人を逮捕するような、「現場」の人たちがほとんど。いわば内勤・裏方みたいな、携帯端末追跡とか電話を受けるような人は捜査の一環で一瞬出てくることの方が多いですが、この映画は、そんな電話とパソコンを前にお仕事をする部署がメインの話です。
日本でいう110番は、インドだと100番だそうです。というわけで緊急通報の電話番号とサティヤが受ける100番目の電話がタイトルの意味になってます。
ニュース調べたら、警察も救急も消防も全部112番にするって記事出てきたんだけど、どうなったんだろう?
主役アタルヴァー君のファンだけど、一番の目的は我らがヨギバブちゃんの警察官っぷりを確認するため。
ヨギバブは主人公と同じく通信指令室に配属されて、主人公とは逆に喜んでたボンクラ警察官ジャクソンの役。
早々に溶け込んで電話のフリして音楽聞いたり元カノと電話で喋ったりしてました。アカンがな!!
かっこいいところ全然なかった。さすが期待を裏切らないヨギバブ。
事件捜査に繰り出すサティヤをに協力していたので、ある意味いい同僚。
アタルヴァーくん。
憧れた↑のような部署じゃなくて、がっかり…か~ら~の~…!
仕事に不満を持ってしまったり自分のやりたいこと優先したりなところが、キミ若いね!って感じの主人公でした。彼公開当時30歳でタミル主役俳優の中だとまだ若いからね~。アタルヴァーくんのイメージっぽいといえばぽい。
通信管制室の仕事も大事なんだと学ぶようになっていくんですが。
最初警察官クビになるの覚悟とはいえ、自分の仕事を放ってひとり捜査に出掛けちゃうのはどうなのかww職務倫理的にどうなのかww危うい青年だのうwそういうの気になってしまう人には合わないかもw
ヒロインはハンシカちゃん~
サティヤが警察官になってから、ハンシカちゃん演じるニシャがほぼ出てこなくて、ヒロイン空気以下でワロた。最後の方でちょっと出てくるけど、まじちょっとだったw
逆に潔いな!
ここまでヒロイン空気になるの久しぶりに観たからテンション上がってしまったw
誘拐、人身売買、身近な人の裏切りが絡んでいるので若干シリアス寄りでした。
最後の方で大どんでん返しというかびっくりな種明かしがあって、面白いストーリーでした。びっくりしたんだけどそれがわかると「確かにあの時…」って感じでしっくりくるシーンもある。
ところで、偶然にも先月観た『Gurkha』と同じ監督だった。え、1年の間に2本も作ったん!?すげーな。もしかしてどっちか遅れたとかかな?
リンク
「Agulu Bagulu」いわゆる自己紹介ソング
「Ye Di Raasathi」
「Nanba」