インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

The Zoya Factor

f:id:komeindiafilm:20191215101407j:plain

2019年公開

出演:ソーナム・カプール

   ドゥルカル・サルマーン

   サンジャイ・カプール

   アニル・カプール(特別出演)

監督:アビシェーク・シャルマー

時間:134分

言語:ヒンディー語+英語字幕

媒体:ネット配信(インドNetflix)

 

あらすじ

仕事も恋愛もうまくいかないゾーヤー(ソーナム・カプール)。しかし、彼女は関わったクリケット試合は必ず勝利を収めるというジンクスを持っていた。クリケット狂の父(サンジャイ・カプール)は彼女をよく自分の試合に連れて行っていた。ゾーヤーはそんなクリケットのことはあまり好きではなかったが、インド代表クリケットチーム主将ニキル(ドゥルカル・サルマーン)のことは、妄想が捗ってしまうくらい憧れていた。
彼女は広告の仕事のため、ブランドアンバサダーであるインド代表チームが滞在するスリランカへ行き、そこでニキルと出会う。他の人とは違う彼女の個性に興味を持つニキル。同じホテルに滞在していたゾーヤーはチームと一緒に朝食を取った時、自分が幸運のジンクスを持っていることを明かす。最近試合が上手くいっていなかったチームは盛り上がるものの、ニキルだけは元々ジンクスというものを信じていなかった。しかし、その日からチームが次々に勝利しはじめ、チームメンバーは彼女のおかげであると信じ始める。このままではチームが運に頼ってしまい、チームのためにならないと思ったニキルは彼女を引き離そうとするが、逆にチームの運営は彼女を"幸運のマスコット"として正式に雇おうとしていた…。

 

いろいろ

ドゥルカル・サルマーンのシックスパックーーーーー!

f:id:komeindiafilm:20191215104819j:plain

『パッドマン 5億人の女性を救った男』『プレーム兄貴、王になる』のソーナム・カプール主演、マラヤーラム映画スターのドゥルカル・サルマーンのヒンディー映画2作目の映画です。

 

楽しかったー!

 

ゾーヤーの持つ運が、文字通り天が味方するほど強い。すげぇ。もはやファンタジー。

国際試合もする代表チームが"運"に頼るなんて荒唐無稽と思いつつも、あれだけたくさんの神様がいるところだったら、万に一つそんなジンクスの持ち主が現われたら頼るのもあり得るかも…と思えてしまう話。だって日本人だって多くの人はおみくじ引いたりお守り持ち歩いたり、ちょっとジンクス気にするじゃん?

 

ソーナムとドゥルカルくん案外似合ってた。劇中でCMっぽいことやってたけどそれも似合ってたから、リアルでCMに出てほしい。

f:id:komeindiafilm:20191215113350j:plain

ゾーヤーが仕事中でも妄想始めちゃう夢女子タイプで、めっちゃ面白かった。それとそこそこ活発な女の子だから、それを見たニキルが「面白い女だな」(意訳)って言っててマジ夢小説じゃん(笑)そこが妙にツボでした。

 

クリケットチームはイケメン揃いで、お笑い担当ムードメーカーっぽい人もよくよく見たらいい顔してて、幸運の女神よりもっとあり得ないかもw 目の保養だったw

f:id:komeindiafilm:20191215115653j:plain

特にイケメンはニキルを敵視するロビン役のアンガド・ベーディー(実生活ではネーハー・ドゥピアの旦那さん)ね。

スーツでキメてるところシクの人だけ派手柄の上着なの気になる。似合う。

 

ソーナムの兄ちゃん役シカンダル・ケールがお兄ちゃん役にするには勿体ないくらい濃かったんだけどさ、彼はキロン・ケールの息子さんだった。Googleで出てくる写真より動いてる方がかっこいい。

クールな兄ちゃんだった。ゾーヤーの家に押しかけてきた市民とのやり取りが面白かったです。

f:id:komeindiafilm:20191215102513j:plain

 

IMDBの☆評価は低いんだけど、私は評価ほど悪くない映画だと思ってます。運に頼るチームを懸念するニキルや、周囲が自分を女神として見始めることでミスマッチを感じるゾーヤーとか、ちゃんとメッセージが伝わってきてよかったです。…と言いつつ真逆のことも言いますが、私もゾーヤーのお守り欲しいw

f:id:komeindiafilm:20191215115947j:plain

 

 

リンク

予告面白いので

 

「ペプシの誓い」ペプシはチームが広告塔を務めるブランドとして出てきます

 

「Luckey Charm」

 

「Maheroo」甘いのも可愛い