2015年公開
出演:ジェイヤム・ラヴィ
トリシャー
プラカーシュ・ラージ
ネイサン・ジョーンズ
ポンヴァンナン
監督:N・カルヤーナクリシュナン
時間:143分
言語:タミル語+日本語字幕(機械翻訳)
媒体:ネット配信(Youtube)
あらすじ
北チェンナイのローカルボクシングには、IMRとNMVの2つのコミュニティが存在していた。お互い仲が悪く敵対心を持っていたが、NMVのブーローハム(ジェイヤム・ラヴィ)は特にそれが顕著だった。なぜなら、父親がNMVの代表として出たIMRとの試合で負け、まだ幼かったブーローハムを残し自殺してしまったからだった。
TV局主催でIMRとNMVの試合が企画される。出場となったのはブーローハムと、父親の因縁の対戦相手の息子アルムガン(I. S. ラジェーシュ)だった。ブーローハムは全ての怒りをアルムガンにぶつけるが、ブーローハムの攻撃を喰らったアルムガンは昏睡状態に陥ってしまう。
ブーローハムは自分の殺意にも近い闘争心によって人の命を奪いかけたことに深く反省しボクシングから手を引く。しかしTV局CEOのディーパク(プラカーシュ・ラージ)は、ブーローハムを使って大きく儲けようと強引に企画を進めていて…。
いろいろ
ボクシング映画です。
たまにあるね、格闘技系。
時に途中で話が逸れてしまう映画もあるけど、その点本作はトッポの如く最後までボクシングたっぷりでした。
ナナメ上の展開に振り回されて面白かったです。特にブーローハムが強引に試合に参加させられるくだり、いやいやそんな不意打ちあります??みたいな。中盤だけどハイライト。あれはびっくりしたなー!てかその前に人を危険な目に遭わせたことを反省したブーローハムがいきなりお坊さんみたいになったのもびっくりしましたけどねー。みんなやることが極端なのよ!インドはこっちの想像を軽く超越してくるからたまらんね!
ストーリーは序盤のブーローハム個人の肉体的・精神的な戦い、そして中盤からは儲け主義のTV局が進めようとするボクシング試合を軸にした大きな産業化。誰もがwin-winなら問題ないけれど、TVという大きな力を持ったところが個人を潰したり他人の自由を侵害しようとしたら…ってところで小さきものが大きなものに対抗するお話です。
タミルのボクシングは100年くらい歴史があって、あと顔にしか攻撃しないらしい。
やっぱこういうのもリアルに行われてるボクシングから引用されてるのかな~?
ちなみに外国人との試合では胴体にも攻撃してました。それは国際ルールに合わせてたのかな。
劇中でMayana Kollaiっていうお祭りやってました。タミルのお祭りだろうか。見た目がちょっと奇祭感でインパクトあり。ちょっとこのお祭り気になる。
このお祭り期間に試合やるよ~って感じに出てきます。
ノーマークというか出てるの知らなかったんだけど、海外からの刺客選手スティーブン・ジョージ役ネイサン・ジョーンズがダークホースだった。『A Flying Jatt』のラカ役のあの人です。
相変わらず演技は大根だけど…
女装させられたり(ジョージは女装しなくてもいいのになんで着たん?喧嘩を進んで買うタイプか?)、ご機嫌で小躍りして可愛かったり、ドーティーたくし上げまで!!めっちゃ色々やってて頑張ってた!(ちょっとハードル低めに言うてます)皆にネイサン・ジョーンズの頑張りを観てほしい。
リンク
Youtubeにいくつか公式あるんですが、字幕がずれてるので要注意
私はそのままごり押しで観ましたw
「Masaana Kollaiyila」お祭りのシーン
「Vanakkam Vanakkam」ワイワイしてるやーつ
「Vaangi Vantha」これはお葬式(ちょいネタバレ)