2020年公開
出演:ヴァルン・ダワン
サーラー・アリー・カーン
サーヒル・ヴァイド
パレーシュ・ラーワル
ジャーヴェード・ジャフリー
ラージパール・ヤーダヴ
ジョニー・リーヴァル
ヴィカス・ヴェルマー
監督:デーヴィッド・ダワン
時間:135分
言語:ヒンディー語+英語字幕
媒体:ネット配信(米アマゾンプライムビデオ)
あらすじ
鉄道駅で育ち、鉄道駅に暮らす荷物運び人のラージュー(ヴァルン・ダワン)。彼はある日、金持ちの娘サーラー(サーラー・アリー・カーン)のお見合い写真を見て彼女に一目惚れする。
その写真を持っていたお見合い仲介人ジャイ・キシャン(ジャーヴェード・ジャフリー)は、サラの父ジェフリー・ロザリオ(パレーシュ・ラーワル)にお見合い相手を連れて行った際、交通手段がバスだったことから金持ちの結婚相手にふさわしくない庶民を連れてきたとして侮辱されていた。この時恨みを抱いたジャイは、金持ちの婿を欲するジェフリーへの仕返しになると、ラージューにサーラーとの結婚を手助けを提案する。億万長者に化けたラージューは早速彼女に会い、あれよあれよという間に結婚に至るが、本当の仕事を隠したままの結婚生活はそう楽なはずもなく…。
いろいろ
あー楽しかった!!!!
天涯孤独で貧乏な男の、シンデレラストーリー!?
監督デーヴィッド・ダワンによる1995年のコメディ『Coolie No.1』のセルフリメイク作品。主演はゴーヴィンダからダワン監督の息子ヴァルン・ダワンにバトンタッチ。親子としては3回目のタッグです。やはり前の2作で相性よかったから再タッグ企画上がったんだろうか?
こういうテのコメディはいくら食べても飽きないくらい大好きなので、今回も十分笑って最後まで飽きずに楽しませていただきました。安定で王道のボリウッドコメディ!『Judwaa 2』や『Main Tera Hero』を観てたら何となく想像しちゃうと思いますが、今回もまさにそんな感じです。
知ってたらすぐわかるものストレートなものから替え歌変えすぎて原型が思い出せないやつまでどえらい量の映画作品の引用、そのままライム刻める韻踏みまくりの台詞、ダワン監督お得意のコメディに乗せたドタバタな展開など、ネタの宝庫で忙しい!いや~もうたまらんね!!!!
サーラーの衣装が少々セクシーだけど、それ以外は家族みんなで楽しめるやつです!金曜ロードショーで放送してほしい…。
インドで旅行者の荷物を代わりに運ぶ仕事をする人を「クーリー」と呼びます。
一方で低賃金の肉体労働者という意味もあり、他の労働者階級からもわりと下に見られているそう。というのが映画の中でもちょっと触れられています。ヒロインの父にとっては婿にしたくない最たる地位の人…ということですね。そんなわけで社会的に弱者にある主人公は、そんなこといちいち気にしないぜ!って感じで我が道を闊歩する陽気なタイプです。親と生き別れたところクーリー(あれは『Coolie』のアミターブ・バッチャン)に拾われ育てられ、クーリー業に誇りを持ってる。(生き別れたきっかけがそれで生き別れるんかwってツッコミたくなるけどツッコんだら負けな気がする…)
1人2役じゃないのに2役みたいにずっと画面に出ずっぱりで、特に後半はめちゃめちゃ忙しそう(笑)ヴァルン、休憩しよ?w
オリジナルから女装(看護師さん)も引き継いで頑張るヴァルン。髪型ちょっと変だけどw親友役のサーヒル・ヴァイド(『Badrinath Ki Dulhania』や『Dil Bechara』などに出演)の方がギリギリ可愛かったかなw
ちなみにオリジナルの女装↓ これは何者のつもりなんだ…
舞台がほぼセットかCG。この作り物の非リアルさも好きなんだよなぁ。パステルカラーが多くて可愛いです。気分も上がる。
これはどこかの映画スタジオかな?遊園地にも見えるけどシネマ色が強いからやっぱどこかの屋外スタジオかな
オリジナルの『Coolie No.1』も見て見たいなぁ…『Judwaa 2』のときはオリジナルも観たんだよね。ゴーヴィンダ版には『Sanam Bewafa』で一目ぼれしたカンチャンが出てるんだよねぇ…。
コロナも何のその!って感じのハイテンション・ジェットコースター・ドタバタ・ラブ・アクション・コメディ全載せなハッピーな映画です。お正月に見たら1年楽しく過ごせそうですね(笑)
リンク
豪奢な!ダンスが!多い!!!最高!!
「Teri Bhabhi (君の義姉さん)」
「Mummy Kassam(母に誓って)」
「Husnn Hai Suhaana New(その美しさは魅力的)」
ちょっとセクシーなダンスシーン