2020年公開
出演:ヴァルン・ダワン
シュラッダー・カプール
プラブデーヴァ
ノーラー・ファテーヒー
アパルシャクティ・クラーナー
監督:レモ・デスーザ
時間:146分
言語:ヒンディー語+英語字幕
媒体:スクリーン(イオンシネマ市川妙典スクリーン1)
あらすじ
兄のインデル(プニート・パータク)と共にイギリスでダンスチームを組むサヘージ(ヴァルン・ダワン)は、怪我をしてチームを退いた兄の代わりに一流ダンサーになることを目指していた。手に入った大金を元手にダンススタジオを開いたサヘージは仲間を集めて練習を開始する。しかし街には、サヘージたちインド人と敵対するパキスタン人からなるダンスチームも居た。イナーヤト(シュラッダー・カプール)率いるパキスタンチームとサヘージたちは、ことあるごとに小競り合いを起こしていた。
イギリスでは高額な優勝賞金がもらえるストリートダンス大会が開かれようとしていた。ヴァルンもイナーヤトも大会へ出場しようとしていたが、イナーヤトのチームに付いたベテランダンサーのラーム(プラブデーヴァ)は、サヘージたちがイナーヤトと同じチームになってこそ優勝できると考えていた…。
いろいろ
ダンスが大盛!特盛!!超盛!!!な文字通り最初から最後までダンス漬けな映画。ダンス多いんだろうな、と思ってたけど、前作もこんなに多かったっけ?ってくらいめちゃめちゃダンスまみれ。体感9割ダンス。ダンスを浴びる映画!『ABCD: Any Body Can Dance』『ABCD 2』から続くシリーズですが、ストーリー上の繋がりは3作ともありません。
というわけで(?)メインがダンスなのでストーリーは驚きの展開を楽しむというよりはだいたい予想できるものをなぞるタイプ。
集められたキャストはシリーズ続いて出演している人をメインに凄腕ダンサーばかり。主演のヴァルンとシュラッダーは前作で実力を証明済で、プラブデーヴァも説明不要。脇はダンス本業かつ俳優も振り付けもできる人たちがゴロゴロ。ダンスをしない役どころのアパルシャクティ・クラーナーやパンジャビー女優ソーナム・バージュワーは本業俳優ですけど。
師匠プラブデーヴァがまた出てるからには師匠のハイライトあるんだろうなとは思ったけど、思ってた以上にハイライトだった。なんかすごい白くなってた。びっくりした。ちなみに台詞的にルーツは本人と同じ南インド設定っぽい。
ちなみに私の鑑賞目的はアパルシャクティ・クラーナーでした。
アパルシャクティ・クラーナーが出てるから観た、くらいの勢い。
ターバン~~~~!!!!かわいい~~~!
かわいそうな目に遭ってたけどそれはそれとして可愛い~~~
※ここから先は、結末をはっきり書いていませんがネタバレを含みます※
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令和のインド映画は悪役もフェアに戦う~!
大事な日に夜道でライバルを襲ったりしない~!!
むしろズルしようとした仲間を窘める~~!!!正々堂々と戦うで~!!!
まあでもちょっと内輪いじめみたいなんはありましたけどね…
ダンス大会上、出場選手?が途中でメンバー変更とかチーム移籍とかアリなんだろうか…?準決勝と決勝の数日の間にメンバー加入はまだわかるけど。ほかのスポーツじゃメンバー名の登録から始まるから考えられなさそうなんだけどなぁ…ダンスコンペルールとして別に問題ないならいいんだけど。ドラマ性優先してる感があった。
あと大義名分がないと優勝する資格ないってのがなんとなくしっくりこなかったなぁ。いいじゃん小さい野望で挑んでも。小さい野望を抱えるサヘージが闇落ちみたいな感じの行動が強調されてたのがちょっと引っかかったかな~。ヴァルンやんちゃなイメージ付いてるからか子供っぽいキャラクターやらされがち。
まあでも1にダンス2にダンス3.4がなくて5にダンスってくらい思い切ったダンス尽くしでエンタメに舵振り切った内容は見ごたえアリです。
リンク
サントラは11曲。とにかく多いね。
「Muqabla」師匠~~~~~!!!!!!
「Illegal Weapon 2.0」ダンスバトル。ダンス小競り合い。
「Bezubaan Kab Se」雨降る。そういえば前作も濡れてた。
ダンスについてはリメイク元含めてまとめてくれてる方がいらっしゃったので貼っておきます。
すごいなー。私観るだけ観てあんまり深く考えたり調べたりしないからなーw