2019年インド公開
出演:リティク・ローシャン
タイガー・シュロフ
ヴァーニー・カプール
アヌプリヤー・ゴーエンカー
アーシュトーシュ・ラーナー
監督:シッダールト・アーナンド
時間:154分
言語:ヒンディー語+英語字幕
媒体:ブルーレイ
原題:War
あらすじ
RAW(インド調査分析局)に所属するハーリド(タイガー・シュロフ)は、国を裏切った父親を持ちながらも彼自身の努力で組織に認められたエージェント。彼はエージェントのカビール(リティク・ローシャン)を尊敬しており、彼のチームに入ることを希望する。カビールにとって因縁の関係にあったらハーリドは渋られるが、カビールの信頼を勝ち得る。
カビールたちはインドの敵であるリズワン・イリヤーシー(サンジーヴ・ヴァスタ)を追っていた。テロリスト兼ビジネスマンであるリズワンはインドのあらゆるテロに繋がっていたが、頭が切れるためなかなか捕まえられないでいた。モロッコで彼を追いつめるものの、すんでのところで逃げられ、ハーリドもカビールも重傷を負ってしまう。
暫くの後、カビールは秘密捜査官ナーイドゥー(モーヒト・チョウハン)の指示の下、別のテロリストの狙撃ミッションを実行する。しかし、カビールが狙撃したのはテロリストではなくナーイドゥーだった。RAWはトップエージェントの裏切りに混乱する。同じく彼の行動に疑問を持ったハーリドは、カビールを追うチームに参加するが、そんなハーリドの前に現れたカビールは「俺の邪魔をするな」と言い放ち…。
いろいろ
当代随一のイケメン俳優リティク・ローシャンと、彼のファンを公言するタイガー・シュロフ競演のアクション!
冒頭に入るオープニングクレジットがかっこいい!今から始まる派手なアクションを想像してワクワクさせてくれる感じ!ウォーミングアップは万全!
主演2人のキャスティングが妙味。タイガー・シュロフは以前からリティクに憧れていることを公言していて、ヒンディー映画界で周知の事実。そんなわけで今回の師弟関係に置かれたキャスティングは、タイガーのリティクへの憧れがそのままカーリドとカビールの関係性にシンクロしてて、事情を知ってるとより面白い。前から知ってたら「タイガー、念願かなって良かったね」な感じのやつです。
アクション満載で楽しかった!タイガー登場のワンカット風アクションシーンは『キングスマン: ゴールデン・サークル』クライマックスからの拝借だろうかね(ワンカット風もキングスマンと同じく多分CGで繋げてる)。それ以外にも銃撃戦やらバイクチェイスやら飛行機の中やら爆発やら超てんこ盛り。バイクチェイスはさながらミッション・インポッシブル。ハリウッドと韓国からアクションスタッフを呼んだそうです。なるほどめちゃめちゃかっこよかった!
あと監督が『Bang Bang!』のシッダールト・アーナンドなんですよ。『War』は『Bang Bang!』よりマジなトーンだけど、クリアな雰囲気は近いと思う。
最後まで飽きることなく観られるエンタメ性。個人的に色々都合が重なってマイナスなテンションで観始めたんだけど面白くて元気出た。スカッとするね。
リティクの~~~顔がいい~~~~~!!!!!!
インドスパイ組織のイーサン・ハント!!!
顔がいいーーー!!!
年を重ねてだいぶ渋み出てきてめっちゃかっこいい…
どストレートにかっこいい役は久々よ
過去の仕事で負った傷もセクシー…ツーブロもセクシー
リティクファン的に最高だった…眼福♡♡♡♡♡♡
『Dhoom 2』と『Bang Bang!』と『War』でリティクアクション特集上映やろうよ。リティクは日本でもっと人気出ていいはず。※3作はワイが好きなチョイス
タイガーはね、ぬるぬる動いてた。
リティクはボリウッド屈指のくねくね属なんですけど、タイガーがデビューしたあとはタイガーがクネクネ属でトップって感じですね。リティクとタイガーが同じ動きしててもタイガーの方が軟体動物っぽかった。リティクにバレエ要素追加したらタイガーになる。
あとアクションは脚が長く見える角度での回転蹴りが多い。もう十八番だね。何回回転蹴りしたか数えてみたい。
脱ぎます
並んで見てるとアーリヤ系の"クール"な部分はリティクと近い見た目してるなぁっと思った。リティクに寄せてるのかもしれないし、お父さんもクールな感じだから元々もあるだろうし。なんとなくポスト・リティク。
正直『War』はプロモーションビデオみたいな映画で、多分「ここで撮ったらかっこいいから」「こうやって撮ったらよさげだから」のような、ストーリーより見た目を優先したかな?っていう特に意味のないシチュエーション・ロケーションがあるんだけど、しかしリアリティとかそういうのは置いといて絵になる!!!最高だよ!!この辺はストーリーの前後関係とか細かな設定まで突き詰めると減点かもしれないけど、加点方式にしたら10000万点あげたくなっちゃうやつですわ。それと最近わりとストーリーに辻褄合いまくりのインド映画観まくってたので忘れてたんですが、ちょっとお話が強引なところインドっぽさを思い出してくれた。嫌いじゃない。
アクション以外のみどころは、やはりこの2人の上司と部下、先輩と後輩、ベテランと新人、といった信頼関係が崩れるところですかね。2人とも"インドのために働く"という忠誠心を基盤とした関係なんだけど、カビール(リティク)が"裏切り行為"を行ったためそれを根底から覆すという。ハーリドはそれでもなおカビールを"裏切り者"として見るのではなく一定の尊敬の念を残しながら「何故」からカビールを知ろうとするのが、(私はBL的な見方はしないですが、)ブロマンスみある。…とか考えてたらナナメ上から怒涛の展開があるんですけどね!!
リンク
ダンスシーンよりアクションシーンの方が多かったね
「Jai Jai Shivshankar」
日本の配給さんダンス動画も映画の宣伝に入れればいいのにって昔から思ったけど、日本語字幕付けてダンス動画アップするとか権利の関係で難しいのか…って今更気付いた。
サントラ集
オープニングクレジットの曲は08:45からだから聞いてほしい(オープニング映像込みがいいんだけど公式動画がなかった)
「Ghungroo」リゾートみ
リティク登場シーン(歩いてくるだけなのに顔がいい)
余談
日本公開はodessa上映(@ヒューマントラストシネマ渋谷)で観ました。音がビンビン響いて揺れてよかったです。大きい音にデリケートでなければodessa上映めっちゃオススメですよ。