インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

Attakathi(段ボールナイフ)

f:id:komeindiafilm:20210215210338j:plain

2012年公開

出演:ディネーシュ

   ナンディター・スウェータ

   アイシュワリヤー・ラジェーシュ

監督:パ・ランジット

言語:タミル語

時間:125分

媒体:ネット配信(Sun NXT)

 

あらすじ

恋に恋する青年ディナカラン(ディネーシュ)は、バスで出会った少女プールニマー(ナンディター・スウェータ)に恋をする。彼女もバスで会う彼を見て微笑むなど彼に好意を抱いているように見えたが、ディナがいざ告白しようとしたところ「お兄ちゃんとしか見れない」とフラれてしまう。すべてはディナカランの勘違いであった。その後もディナは遠戚のアムダ(アイシュワリヤー・ラジェーシュ)や街で出会った双子たちに恋をしていくが、そのどれもが上手くいかなかった。

やっとのことで英語の試験に合格したディナカランは、それから恋愛のことは忘れいつしか大学の裏ボスに成り上がった。そんな時、あのプールニマーが下級生として入学してきて…。

 

いろいろ

f:id:komeindiafilm:20210215210411j:plain

『Kabali』『Kaala』のパ・ランジット監督デビュー作品。主演は『Kabali』で鉄砲玉のような存在だったディネーシュ君です。

恋多き青年の甘酸っぱい(?)恋愛青春映画。ちょっと間の抜けたあんまりかっこよくない主人公が色んな女の子に恋をするお話です。

なかなか面白かったです!

 

あまり恋に破れてばかりで一般的にはハッピーと言えない恋愛模様なのに、どことなく滑稽な恋模様が不憫かわいいし笑えます。不憫萌えかな~と思いつつあんまり不憫じゃないような結局不憫だったような…。この状況で主人公がかわいそすぎないのは多分、女の子ならだれでもいいタイプというか、可愛い子にすぐ惚れちゃうというか、本人が言っちゃってたんだけど、フラれてもあんまり悲しくないらしいから。彼が"恋に恋してる"状態なので、ホイホイすぐ次に行っちゃうタイプです。

とにかくこのディナカランのキャラクターが良かったです。普通にええかっこしいだったりちょっと泣き虫だったり英語の試験だけ合格できてなかったりがかわいいw

 

主にバスと大学内だけで進む話で、その限られた環境の中で繰り広げられるのがローカル感あってよかったです。グローバルとか視野を広げるとかと無縁の、身の回りだけの狭い世界の中って感じ。チェンナイにほど近い町の出来事だけどある意味田園風景広がる田舎が舞台の映画を観ているのと似た感覚でした。

f:id:komeindiafilm:20210215233130j:plain

 

本作は現地で好評で、ディネーシュ君が「Attakathi Dinesh」と名乗るほど。

パ・ランジット監督作というと気合入ってる感じがあるから身構えちゃうんだけど、これはめっちゃ気楽に観れるやつです。でももしかしたら現地の人にだけわかるヘビーなネタが込められてるかもしれない…ってドキドキしてますw いやもうそんなんこっちにはわからんからしゃーないけどw

 

スター出演タイプじゃないけど結構オススメです!

 

ヨギバブちゃんウォッチング

ヨギバブちゃんブレイク前の出演とのことで、役名もございません。

中盤でめちゃめちゃしれっと登場してきて、ヨギバブちゃんの出演を記憶してなかったのでうっかり見逃しかけるところでした。あぶないあぶない。

その後またしばらく出てこなくなって、終盤にまた出てきたかな。大学には多分現れてなかったので、近所の友達です。うっかり台詞すらないかなって思うくらい存在感薄いけど、大丈夫、台詞ちょっとだけありましたw

 

リンク

予告編 本編わりとこのまんまの雰囲気です

 

「Aasai Oru Pulveli」

 

「Podi Pudippan」

 

「Aadi Pona」

 

おまけ

ディナカランが慰めで食べなよって勧められたにもかかわらず断っていた謎の揚げ団子が気になる…これは何だ…。

めっちゃサーターアンダギーに見えるんだけど?

f:id:komeindiafilm:20210215210349j:plain

調べた感じ一番見た目が似てるのはKozhi Urundaiだったんだけど、正解がわかりませんでした!屋台メニューっぽい。