2020年公開
出演:クナール・ケームー
ラスィカー・ドゥッガル
ヴィジャイ・ラーズ
ランヴィール・ショーレイ
ガジラージ・ラーオ
監督:ラージェーシュ・クリシャン
言語:ヒンディー語+日本語字幕
時間:131分
媒体:ネット配信(Jaiho)
あらすじ
印刷所に勤めるしがないサラリーマンのナンダン・クマール(クナール・ケームー)。彼は妻と息子の3人でくらしていたが、妹への仕送りなどをしていたためいつも金欠だった。
夜勤の帰り道、人気のない公衆トイレに行ったナンダンは、たまたまそこでスーツケースを見つける。中には、ケースいっぱいの高額紙幣が入っていた。あたりに誰もいなかったため、ナンダンはそれを持ち帰ることにする。
一方で、州議会議員パティル(ガジラージ・ラーオ)は、お金のほかにスキャンダルな情報が書かれた書類が入ったスーツケースが突然紛失したため、やり手警察官コルテ(ランヴィール・ショーレイ)を雇い行方を探そうとしていた…。
いろいろ
問題提起とかものすごく練られた脚本とか超大作とかではない軽いコメディのインド映画が日本の配給会社を経由して公式にリリースされるってのが珍しいと思うんですがどうなんでしょうか?インド系映画祭なら過去にも色々あったかな!配信のハードルの低さってそこかもしれない。がっつりコメディも一般公開される環境を期待している個人としては嬉しい限りです。1か月限定ですけど!
というわけでJaihoで~2022年1月26日まで配信です。
奥さんに口うるさく言われる系の平凡な既婚男性が、心の準備なしに大金を手に入れてしまうお話。正直言って予定調和のドタバタコメディです。だからこそ安心して観れるというか。心臓に悪い物語より気楽に鑑賞できます。そこがよい。ポップコーンコメディで十分いいんですよ。
途中からちょっとお金を持て余し始めるのが面白かったです。スーツケースそこそこのサイズだからめいっぱい詰まってるお金だと相当多いよな。日本円だと1億円くらい余裕で入る大きさでした。インドのお札が最高Rs2000で、もしかしたら物価的に2億円くらいいくのでは??ほんとにそのくらいの額の設定だったら、奥さんに隠さないといけないとなると確かに持て余す額ですねw
ちなみに奥さんとはなんだかんだラブラブで、「俺のチキン客家ヌードルちゃん」って呼んだりしてました。なんだそれw使ってみたいワードw
主演のクナール・ケームーはこういうコメディ十八番のイメージ。『99』とか『Guddu Ki Gun』とかも楽しかったです。
他にもいい感じの脇役俳優がいろいろ。『ガリー・ボーイ』のヴィジャイ・ラーズとか、ランヴィール・ショーレイとか、ガジラージ・ラーオもよく見かけますね。
すごい社会的意義のある映画を求めている場合は見逃してもいいやつですが、せっかくの日本語字幕なので是非~
リンク
ダンスはあんまりない
「Pavitra Party」曲に日本語字幕ついてなかった。元の英語字幕にないタイプだったんかも
「Laal Rang Ki Peti」
「Muft Ka Chandan」これはメイキング込み映像かな