インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

Mimi(ミミ)

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2021年公開

出演:クリティ・サーノーン

   パンカジ・トリパーティー

   サイー・タームハンカル

   スプリヤー・パータク

   マノージ・パーウワー

   イブリン・エドワーズ

   エイダン・ホワイトック

監督:ラクスマン・ウテーカル

言語:ヒンディー語+英語字幕

時間:132分

媒体:ネット配信(Netflix)

 

あらすじ

ラージャスターンでダンサーをしているミミ(クリティ・サーノーン)。彼女はボリウッドスターになることに憧れていたがその資金が足りず先に進めないでいた。

そんな彼女のもとに、子供が授からないアメリカ人夫婦サマー(イブリン・エドワーズ)とジョン(エイダン・ホワイトック)の代理母にならないかという話が舞い込んでくる。唐突な話に拒否を示す彼女だったが、仲介者のバーヌー(パンカジ・トリパーティー)から伝えられた報酬は200万ルピー。高額な報酬で夢に一歩踏み出せると引き受けることにした彼女だったが…。

 

いろいろ

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代理母が中心のテーマのお話です。

 

主人公はちゃんと家も仕事あるし生活に特に苦労しているわけではないけど、どうしても追いたい夢のために今働いて稼げる以上のお金を欲している女性。

以前インドは法的に禁止されるまで代理母ビジネスが盛んだったこともあり、ミミよりもっと暮らしていくためのお金が必要だった女性たちが、子供が欲しい海外の夫婦からこういった依頼を引き受けていたようです。

2015年には外国人向けの代理出産を禁止したそうです。ということで条件付き。そのせいか舞台は2013年になってます。

代理母そのものの是非だけでなく、その妊娠中や出産後の問題も取り扱っています。

この辺りについては「盗みは犯罪」のようなめちゃめちゃ明確な共通認識ではなく国や個人で意見が分かれるところがあるので、受け取り側によっては特に問題なかったり保守的だと感じてしまう部分があると思います。それが映画の感想に直接繋がってくる気がします。

映画の中に出てくる問題について、国がある程度の回答を示して条件によって禁止している現在より、舞台の2013年頃に公開されたら評価もまた違ったのかな~と正直思わなくもないですが…代理母がテーマの映画は0ではないにせよ現在でも珍しいので、公開される意義はあったかなと思います。

 

映画の中ではそもそも代理母というもの自体を初めて聞く人ばかりだったんだけど、インドだとそういうものなんだろうかなぁ?一般人にもピンキリあるから知名度もその程度なのかな?

 

映画の仕上がりは、王道ボリウッドコメディといった軽いタッチで楽しみやすいいい感じのものだと思います。特にクリティとパンカジおじさんがよかった。

パンカジおじさんなんて元々はただのドライバーであってミミの父でもなければ親戚ですらないし本業代理母仲介業者でもないし子供の父親でもないのにいつの間にか"父"にされてました。ある意味巻き込まれ型なんだけどパンカジおじさん自身も流れに身を任せすぎてて相変わらず飄々としてるしこの展開はさすが…と言えるレベル。

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アメリカ人夫婦役はこれまでアメリカ映画で仕事してきた役者さんみたいです。けっこうナチュラルな演技だったので妙に安心しました(一昔前のインド映画に出ていたちょっと違和感ある演技はなし)。ヒンディー語喋られる奥さんは吹替…かなぁ?夫役の人はトム・クルーズ似のイケメンさんでした。

 

ラージャスターン州内を舞台にしていることもあり、景色のいいロケーションやラージャスターン風の衣装など目で見て楽しめる箇所も多いです。ラージャスターン風好きな人にもオススメ。

 

リンク

予告

 

「Param Sundari」これ好き

 

「Yaane Yaane」