2021年公開
出演:アルジュン・カプール
ニーナ・グプタ
ラクル・プリート・シン
監督:カーシュヴィー・ナイル
言語:ヒンディー語ほか+日本語字幕
時間:2時間19分
媒体:ネット配信(Netflix)
あらすじ
ロサンゼルスで恋人のラダ(ラクル・プリート・シン)と引っ越し業者を営むアムリーク(アルジュン・カプール)は、自分のミスに責任を持たないことが続いたせいでラダと喧嘩となり、別れることになったうえ仕事からも遠のいてしまう。
そんな時、90歳になる祖母サルダール(ニーナ・グプタ)の先があまり長くないという連絡を受け、アムリークは実家のアムリトサルに帰省する。サルダールは自分の身体の状態を知ってか知らずか、死ぬ前までにパキスタンのラホールにある古い家を訪ねたいと言い出す。旅行ができるほど健康状態はよくなく、高齢でもあったため、アムリークの父からは反対される。
サルダールがラホールの家を訪ねたいと思うには理由があった。サルダールは昔夫と共にこの家で幸せに暮らしていたが、インド・パキスタン分離独立の騒動の渦中にあったため命を大事に着の身着のままインドへ逃げ、家を手放さなければいけなかった。亡き夫との思い出・自分の欠片をそこにしてきたという思いがサルダールの心に残っていた。そこで、サルダールを理解するアムリークはサルダールを連れてラホールに行こうとする。しかし以前くだらないことでパキスタンとトラブルを起こしていたサルダールは、ビザ申請を弾かれてしまう。アムリークは祖母のため入国を懇願するが、パキスタン側が折れることはなかった。
万策尽きたと思ったと思ったアムリークだったが、たまたま"家をまるごと運ぶ"映像を観る。そこでサルダールを家に連れていくのではなく、家をサルダールのもとへ連れてくることを思いつくアムリークだったが、その道のりもまた前途多難で…。
いろいろ
祖母のために奮闘する孫の、ファミリーコメディです。
この気軽な空気感があ~~私の好きなボリウッド!って感じでした。
コメディーベースで大したことはない雰囲気がありながら、インドの忘れ得ぬ歴史や家族愛、見知らぬ人達の助け合いなど、インド映画の醍醐味が詰まった作品でした。
そんな定番の部分と、家を運ぶっていう実際可能だけど珍しいことを映画に落とし込んでいるのが面白くてよかったです。運ぶモノが絵的にデカいからドラマ性があって映画に合ってるね!
自国インドでやるにも簡単そうではない"家の移動"を、微妙な関係の隣国パキスタンで妨害や助けがありながらドタバタと進めていくさまが、あまり難しく考えないで観ることができて、エンタメとして楽しい要素でした。
婆ちゃんがパキスタンに反政府勢力扱いされてるの笑ったwそこまでやるかw あの程度で入国禁止になるのがリアルインド-パキスタン間にあり得る話なのかはちょっとわかんないけど…。あと婆ちゃんってば病人のくせに強めのお酒をちょいちょい飲んでる…それはさすがにやめなさいw手術に耐えられるか分からんってお医者さんに言われる年齢なのに酒はイケるんかい。
「サルダール」っていうのはてっきりシク教徒の男性の呼称かって思い込んでたけど、女性の名前にも使われるのね~。へ~~。
ラクル・プリート・シン相変わらず可愛くて目の保養でした。やること(仕事)きっちりこなすヒロインがお似合い。
そういえば彼女そもそもパンジャーブ系なのよね。
リンク
「Jee Ni Karda」
「Main Teri Ho Gayi」
「Dil Nahin Todna」