2017年公開
出演:モーハンラール
ヴィシャール
ハンシカー・モートワーニ
ラーシ・カンナー
監督:B.ウンニクリシュナン
言語:マラヤーラム語+英語字幕
時間:144分
媒体:ネット配信(Sun NXT)
あらすじ
引退間近の警察官マシュー(モーハンラール)は警察署長に頼まれ、人のいない館で3人の男が殺された事件を担当する。彼らは大きく争った跡もなく薬物を注射されて亡くなっていた。3人には後ろ暗いところがあり、そこを糸口に捜査を進めるマシュー。
殺人事件と近い時刻で、捜査官のハルシター(ラーシ・カンナー)はカフェに駆け込んできたブルカ姿の女性を目撃する。女性は何者かに追われているようだったが、ハルシターが協力を申し出ても警察にはなにもできないと去って行ってしまう。ハルシターは館の事件との関連性を疑うが、上官はあまり気に留めなかった。
マシューは事件のあらゆる手がかりをもとに犯人を絞り込んでいく。そんな中、犯人からマシューに接触があり…。
いろいろ
タミル俳優ヴィシャール(『アクション!!』の主演の人です)がマラヤーラム映画に呼ばれて出演したのが注目ポイントなこちらの映画。
スター度からするとラルさんも出演自体が目玉ではあるんですがマラヤーラム映画は本拠地なので
隠さず言うと、ヴィシャールが敵役です。
序盤は何となく隠されているけど、配役を知らなくても冒頭に出てくる姿からもうヴィシャールの仕業って分かるので、まぁキャスティング的なネタバレではないでしょう。あとわざわざ呼んでおいてラルさんの相棒どまりとかでもないだろうし(バディ映画ならわかるけど)。
終始シリアスなアクションスリラーです。
ラルさんいっつもびっくりするんだけど動けるんだよね…ちょっと重量級って感じで持ち上げる系アクションとか多いかな。というかスタントマン使ってるのか?
ラルさん演じる主人公は過去の出来事もあって孤独な男って感じがカッコよかったです。哀愁があります。
ヴィシャールはそうだな~、ヴィシャール目当てで観たんですけど、
ぶっちゃけヴィシャールじゃなくてマラヤーラム映画界の30歳代の俳優さんでも十分だったかな~…って思ったら、これを撮ることが決まる前にラルさんとプリトヴィラージで撮るとか話が上がったりとん挫したりしたみたいですね…映画作るの大変だね。
何をもって「悪者」とするか、善行と悪行の境目は何か、倫理観を問うお話です。特にクライマックスはそれぞれ違う考えを持つ人のぶつかり合いでした。表裏一体というか、全ての物事には表と裏があるというか。
台詞中心に進むので、ぶっちゃけ英語字幕辛かったですw観終わった後も何か所か事件とどう繋げるために用意されたものかわからないのがありました(笑)。台詞がわからないから繋がりがわからなかったのか、もともと設定の粗で繋がっていなかったのかはわからずじまいですw まあどんな形であれ犯人にたどり着ければわりと気にしないタチなのでいいんですけどw
リンク
「Kandittum Kandittum」
「Angakale」
ヴィシャールとハンシカちゃんだとタミル映画かなって思っちゃうw