2022年公開
出演:タイガー・シュロフ
ターラー・スターリヤー
ナワーズッディーン・シッディーキー
アムリター・シン
ザキール・フセイン
クリティ・サーノーン
監督:アフメド・カーン
言語:ヒンディー語+英語字幕
時間:142分
媒体:スクリーン(Skipシティ)
あらすじ
バーの受付で怪我を負い、初日にして辞めたRJ(タイガー・シュロフ)。彼はゲーム会社の社長イナーヤ(ターラー・スターリヤー)の運転手に転職する。しかしそのイナーヤはRJを見るなり、彼をバブルーと呼び、追いかけてきた。
RJの正体は、イナーヤの言う通りバブルーだった。彼は以前、中央政府の機関CBIのカーン(ザキール・フセイン)に雇われた凄腕ハッカーだった。カーンがバブルーに指示したターゲットの犯罪者ライラ(ナワーズッディーン・シッディーキー)はイナーヤの兄で、アプリを通じて顧客の個人情報を盗み、銀行口座をハッキングするというサイバーテロを起こしていた。バブルーはイナーヤを通じてライラに近付く。ライラにすぐに正体を見抜かれてしまったバブルーは目先の金に目を奪われカーンを裏切りライラの傘下に入る。しかし自身がハッキングして奪った金のせいで人生を潰された人に触れたのをきっかけに改心し、ライラから離れることを決める。
しかしライラは狂気を抱えた手強い男で、バブルーがCBIに連絡を取ったことをきっかけに次々を刺客を送り込んできた。バブルーはライラに対峙することを決めるが…。
いろいろ
タイトルこそ『Heropanti 2』ですが2014年公開『Heropanti』との話の繋がりはない作品です。プロデュースと主演以外目立った共通点ないかも。同じくタイガー主演の『Baaghi』シリーズと同じような構造です。2から観ても全く問題ありません。
前半は頭抱えるほど酷かった…。演出が色々ダサいし。15年前の映画観てんのか?って思った。従順じゃない女の子の描写がただの怒りっぽい子みたいな描写になってて(男性にコップの水を浴びせる×3回という荒行)、逆にキャラクター薄っぺらくてなんか可哀想…。こんなボリウッドじゃあ勢いのある南インド映画に普通に負けるわ…って思ってしまいました。巷で"洗練された"って言われてたボリウッドはどこ…??って感じ。愛せるダサいやつと愛せないダサいやつがあるとして、後者で辛かった。頼みのアクションもバブルーが本気出したここぞってところ以外は大したことなかったし、見どころがタイガーのすべすべ6packかライラのビジュアルしかなかった。
↑バブルーが本気出した時。それは車が物理法則無視になる時。
で、後半はどうなるのか~って思ったけど、後半は前半よりは良くてちょっと持ち直してました。ジョークが減ってストーリー真面目路線になったからかな?特にクライマックスのライラマジックワ~ルドは新鮮で良かったです。あれも好みが分かれてしまいそうだけど。私としては、ライラマジックワ~ルドをもっと前面か全体的に展開してバブルーを翻弄する話でやったらもっと良くなったんじゃないかなって思いました。
(しかしあのマジックワ~ルドも設定が謎すぎたがなw)
↑ライラマジックワ~ルド
マジシャンのナワさん良かったですね~。タイガーは良くも悪くもいつも通りなのであんまりいう事ないとして、ナワさんは華美なビジュアルとマジシャンという濃いめのキャラクターがなかなかのもの。ナワさんのスタイリストどなた!?
ナワちゃんあれ以上出てたら主人公の印象食ってたわね。
ぶっちゃけ見逃しても損じゃないです。
制作プロダクションのNadiadwala Grandson Entertainment節が結構出てるタイプのコメディなので、そこと相性がめちゃめちゃいい人か、
タイガーかナワさん推してたら楽しめると思います。
リンク
全体の質を考えるとラフマーンの無駄遣い感w
ダンスは衣装がダサかったけど景気の良さはよかったかな
「Whistle Baja 2.0」1作目の曲のやつ 1作目のゲストのクリティと
「Miss Hairan」
「Da Fa Kar」