インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

Shyam Singha Roy(シャーム・シンガ・ローイ)

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2021年公開

出演:ナーニ

   サーイ・パッラヴィ

   クリティ・シェッティ

   マドンナ・セバスチャン

   ムラリー・シャルマ

監督:ラーフル・サンクリティヤーン

言語:テルグ語+英語字幕

時間:157分

媒体:Netflix(英語版)

 

あらすじ

新人監督のヴァス(ナーニ)は、短編映画が評価され長編映画の監督に就任する。出来上がった長編映画は瞬く間にヒットし、全国区の映画にリメイクも決定した。

しかしそのリメイク制作発表の日、ベンガルの出版社から過去に出版された本の盗作だとして訴えられ、ヴァスは逮捕されてしまう。出版社が主張する通り、脚本のほとんどが本と同一の内容であった。しかし、ヴァスはその本は読んだ記憶はなく、脚本は自身のオリジナルだと主張する。うそ発見器でも真実を話していると証明されたため、盗作ではないという確たる証拠を用意するための猶予期間を与えられたヴァス側。実はヴァスは、1970年代に活躍したシャーム・シンガ・ローイ(ナーニ)という社会活動家の生まれ変わりで…。

 

いろいろ

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2021年のクリスマスイブに公開されたナーニ君の27作目。

日本でも2022年始に一度上映されました。

 

ナーニ君1人2役で、一方はITエンジニアから映画監督にジョブチェンする今時な若者で、もう一方は"ペンは剣よりも強し"的硬派な文筆家兼社会活動家で、テルグ映画らしくスター性を引き出した作品でした。

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特に転生前の70年代ナーニくんが渋くてよかったです!渋いのも板についてきたなキミは~!!

転生後のナーニ君は、全盛の記憶は元々ないんだけど、魂では刻み込まれてて、それが無意識に出てきてトラブルの元になることもあるという。

その無意識の時に、耳から血が出てくるっていう現象が生きてて、それ普通に脳とかが危ないやつじゃん病院行けよ!!ってなりましたw 病院にはちゃんと行ってたみたいなんだけどw ラジニ様の映画で「耳から血が出ててもう助からない」っていう描写があったから余計心配しちゃったよw

生まれ変わった方のナーニ君がヒロインとキスしたりそっから先のちょっとオトナなシーンがあったり、なんかナーニ君のキャラじゃないな~って思っちゃったんだけどよくよく考えたら最近の他の映画でもあったかもしれんwピュアなイメージで観てしまっている。

 

 

サーイ・パッラヴィちゃんはデーヴァダーシーの役。超簡単に言うと寺院に所属する踊り子さん。元々ダンスをきっかけにこの世界に入ってきただけあって、デーヴァダーシーだけのダンスシーンでも魅せる!魅せ方が上手い!眼力もある!ナイスな配役でした~!

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ただちょっと愛の物語にしたいのか、抑圧される女性の解放の話にしたいのか、輪廻転生の話にしたいのか、中心に捉えるものを決めかねるお話でした。このうちどれかをもうちょっと掘り下げたストーリーにして欲しかったかな。ヒンディーかタミルが作ったらもうちょっとこの辺上手くできるかもなあ…と思ったけど、テルグはテルグでスターのかっこよさを前面に出してくるという味があるので、そっちを優先したのかな~、なんて捉えることもできるかな。

輪廻転生を今までの映画では"主人公が前世の記憶を取り戻したらそれでよし"ってしてたのを今回は裁判に持ち込んだのは面白かったです。しかもこれが実際に?リアルな裁判例として存在してた?のも面白かったな。

 

リンク

「Pranavalaya」

 

 

「Rise of Shyam」テーマソング的なやつかな

 

「Sirivennela」

 

おまけ

メイキング:ベンガル式結婚式でナーニ君。かわいい。

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