2013年公開
出演：イムラーン・ハーシュミー
コーンコーナー・セーン・シャルマー
カルキ・コチェリン
フマー・クレシー
言語：ヒンディー語＋日本語字幕(IFFJ)
時間：134分
ボリウッドはただ今ホラーブーム。サイコホラー、かな？
結末には触れていませんが、いつもよりネタバレ気味なので鑑賞予定のある人は注意。
あらすじ
※IFFJより一部拝借
高名な魔術師ボボは舞台で幼少期に亡くした妹の幻覚を見て助手に怪我を負わせてしまう。度重なる幻覚に困ったボボは医者を頼り催眠療法で過去を呼び戻すが、そこに待ち受けていたものは？幻覚を形どる幻想と現実が交差する世界に戸惑うボボは…。
いろいろ
インドホラー、２回目。 以前見たのは、ラジニカーント主演の『チャンドラムキ』。あれはインド要素が上手く効いていて面白かったです。同時に怖かったですが。
『Ek Thi Daayan』は、どちらかというとちょっと洋風。
「魔女」がキーワードの話でした。
因みにタイトルは「一人の魔女がいた」といった意味。『タイガー 伝説のスパイ』の原題が『Ek Tha Tiger（タイガーがいた）』で、どことなく似た感じのタイトルです(thiが女性形、thaが男性形でしたっけ？)。まあ似てるのはタイトルだけ。
あらすじはこう。(微ネタバレ注意)
ボボは小さいころ、父親と妹の３人で暮らしていました。
父親の書斎から、魔術の本を見つけ、その本からアパートのエレベーターの「6」を3回押すとアパートの下の地獄へ行けることを知ります。一度試すと、実際にエレベーターが地下へと動き、地獄へと導かれましたが、気付くと気を失っていました。
丁度その後、アパートにダイアナという女性が越してきます。
ダイアナはすぐに父親と仲良くなり、ボボと妹の世話を始めますが、ボボはダイアナから並々ならぬ雰囲気を感じ取り、彼女が「魔女」ではないか…と疑い始めます。
↑左から、ボボの妹、ダイアナ(コーンコーナー・セーン・シャルマー)、幼少期の頃のボボ
～ちょいと省略～
大人になったボボは、人気マジシャンになります。
↑彼女(フマー・クレシー)とボボ
最近、死んだ妹の幻覚に悩まされるようになったボボは、以前世話になった医師のもとをたずね、過去の記憶を呼び覚まし、妹が死んだ原因を探っていきます。そこにはダイアナが本当に魔女で、実はリザ・ダットという名前の殺人犯だったという衝撃的な記憶が。医者もボボもあまりにも非現実的な記憶ににわかには信じがたい状態でしたが、ボボはそれから魔女の存在におびえていきます。
ちょうどその頃、ボボのマジックショーに一人の女性が現れます。ボボは彼女の名前を聞いて恐怖に陥ります。
リザ・ダット。
彼女は、あの魔女の名前を名乗ったのです。
偶然にしては出来過ぎている。ボボは彼女があの魔女ではないかと疑い始めました…
～この辺でストップ！～
あらすじはよかったです。
ボボの周辺の３人の女性と、魔女の存在。
ダイアナが魔女だというボボの記憶は、本当なのか。リザは、あのダイアナの別の姿なのか、それともただの偶然に現れた女性なのか。
観ていた私は全く予想がつきませんでした。最後に判明するところまで楽しめました。
残念なのがボボのマジックシーンや結末の映像面。
ネタバレになるので結末の方は置いといて、ボボのマジックショーはCGがかなりしょぼくて鑑賞意欲が盛り下がるほどでした。
実際に生で人の目を誤魔化せるマジックがあるんだからそれを借りてきてやればいいのに、下手にCGを使ってしまったのが残念。
あと、どことは言いませんが、ボボの目が超かわいかったので笑ってしまいました。少女漫画のよう…。←可愛いと思われると映画的には完全に裏目に出てしまうシーンです
ホラー面では、時々ゾワッと怖くなるシーンがありましたが、観終わった後だとあまり怖くない感じ。日本のホラーのように、観終わった後も物音でビクビクしちゃう…ほどではありませんでした。私はホラー全般的に苦手なので、そこは助かりましたが。
ん～、でも当分ホラーはもういいかな！ｗ
リンク
ホラー映画にダンスシーンがあるのがそんなに不思議？
ガッツリ動画貼っちゃうよ～！
Yaaram
Kaali Kaali
Totey Ud Gaye
