2013年公開
出演:ランヴィール・シン(ラーム)
ディーピカー・パードゥコーン(リーラー)
スプリヤー・パータク(リーラーの母)
プリヤンカー・チョープラー(特別出演)
言語:ヒンディー語+英語字幕
時間:165分
『ミモラ 心のままに』『Devdas』等の力作を作ってきたサンジャイ・リーラ・バンサーリー監督の新作。
2013年大ヒット作です。
あらすじ
グジャラートにあるこの村には2つの部族が対立していた。RajariとSaneraがそれであった。彼らは500年も対立を続けており、毎日が一触即発の状態であった。しかしRajariのドンの一族の息子ラームはそんな事はお構いなし。ビデオショップを開いたり、女子にキャーキャー言われながらプラプラしていた。
ラームはホーリー祭を機に女の子を漁りにSaneraのテリトリーに忍び込む。そこで、彼はSaneraのドンの娘リーラーと出会い、恋に落ちるが…。
いろいろ
うへぇ~すげえ。
字幕の方に目をやるのを忘れてしまうくらい、映像が濃いというか、情報量が多いというか。見入ってしまったというか。
こってりインドまみれ。建物は古めだしインド服メインだし昔の時代を舞台にしているようにも見えつつ、時々スマホやジーンズが出てきたりして不思議な感じ。普通の洋服着てる人がミスマッチに見えてくるくらいの異世界感。
濃いいいいよ。
同じ監督の『Devdas』や『Saarariya』の時は舞台をイチから作り上げたらしいですが、今回はどこまでつくったのかなぁ~。
あいさつ代わりに天に銃ぶっ放すのがすげぇ。あれ角度間違えて誰かに当たったりしそうだけど。
ディーピカーがなんとなくいつもと顔が違うよう…な?気のせいかな?メイクの関係かなぁ?
いやでも相変わらず映画の美しい世界観に負けないくらい見入っちゃう美人さんでした。
ずっとインド服でした。カラフルな衣装も、白いのも、ちょっと黒っぽいのもどれも綺麗~!
ランヴィールは予告編が公開されたころはヒゲ(の形)にびっくりしましたが、今じゃ慣れちゃって。ヒゲあった方が似合うね。
2人とも熱演でした。
舞台がそこそこ物騒だからか、ラームはおろかリーラーも怒鳴ったりするシーンがあったのが印象的。
ベースは「ロミオとジュリエット」。冒頭のクレジットにそう表示されていたし、シチュエーションも色々似せてありました。
ラブストーリーなので、箝口令が出るような大どんでん返しやネタバレ危惧展開はありませんが、それで驚くエピソードは入ってるので、なるべく情報は入れずに観た方がいいかもしれません。
自分は後の方の展開をやんわりと知ってしまった状態で観たので、後半の印象やインパクトは微妙な状態で。挿入曲「Laal Ishq」の動画やその他ネットの物色しすぎにはご注意を。あぁもう。
とにかく、2013年公開作の中で必見の映画の1本です。
リンク
頭かいかいダンス。
「Tattad Tattad」
本編観て色々納得。 「Nagada Sang Dhol」
プリヤンカー特別出演~!この曲は一番耳に残ったなぁ~
「Ram Chahe Leela」