2001年公開
出演:アーミル・カーン
グレーシー・シン
レイチェル・シェリー
パール・ブラックソールン
アミターブ・バッチャン(ナレーション)
字幕:日本語
劇場未公開
2003年に劇場未公開のまま日本で発売されたアーミル作品です。
これと一緒にひっそりと『アルターフ 復習の名のもとに』も発売(またいずれレビューします)
あらすじ
※Amazonより拝借
干ばつにもかかわらず、重く課せられるラガーン(年貢)。苦しむ農民に、傲慢なイギリス軍青年将校はクリケットの試合を持ちかける。農民が勝てば年貢は帳消し、ただし、負ければ三倍の量を徴収する! ルールも判らない状況から選手を集め、練習を続けるのは村の青年ブバン(アーミル・カーン)。
いろいろ
224 分の長丁場!
さすがにこれは心してかからねば…と、レンタルしておいて約1か月寝かせてありましたww(ネットレンタルなので延滞料かからないの)
とにかくアツい!
雨が降らなくて砂漠っぽい地帯で味気ないんだけど、気温暑そうだし、顔も暑苦しいしww
でも悪人との対立を暴力で解決しようとしない所がいいよね。
あくまでも、正当なやり方で。最後に正直者が勝つ、みたいな。
またねぇ、イギリス側が悪いんだコレ!
よく村人が暴走しなかったよ…て感じに。これ村人たちがブチギレてたら人数的にひとたまりもありませんよ。(制裁はしそうだけど)
↑悪い人の代表
立ち振る舞いはイギリス紳士的なんだけど、言うことがえげつない。マハラジャに対しても。しかも自分は手を汚さず試合中に怪我させるのなんか朝飯前みたいな。
唯一の良心は、彼の妹(遊びにインドに来てた?)が村人の味方になること。
彼女がルールを教えてくれなきゃあ、話にならないしね。
ブバンの事を好きなガゥリーはやきもきしてたけどね。
クリケットの事はたまに映画で観るけど(『Dil Bole Hadippa!』とか『家族の四季』にも登場)、いかんせん映画の一部でしかないから未だにルールは分からずじまい。
この映画だと約1時間はクリケットの試合に割いてあるので(数字にしたらすげー時間の取り方やな)、なんとなく見ているうちにルールが分かってきそうな…wwwルールは知らなくてもオッサンが実況してくれるので大丈夫です。
結末は予想できるとはいえ、結構ハラハラする部分も何回かやってくるので、飽きずに見ることができます。
スポ根というよりは、村人とイギリスの対立をスポーツに置き換えたストーリー。
でもそれだけにはとどまらないパワーがあります!
名作!インド映画ファンの方は是非おさえておいてください。
リンク
恵みの雨雲の到来を喜んでいるところ。
クリシュナの誕生のお祭りダンス。ガゥリーがやきもち中。
↓『たとえ明日が来なくても』でも使われてました。ちゃれーちゃろー♪