インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

イケメン特集【2013年夏の陣】

【7/24更新】俳優一人追加&動画も付けました

 

まだ日本では知名度が低いだろうと思われるボリウッド界のイケメンたちを連れてきました。

King of BOLLYWOODやMr.Perfectに続く次世代スター達がここに!!

 

ブログ主の好みのタイプがバレそうで心配です。

 

BOLLYWOODhangamaの本日のページビューランキング順に載せます(女優もまぜこぜランキングでしかもユーザー層も不明ですが重宝してるサイトなので)

 

①Ranveer Singh ランヴィール・シン

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おっと!いきなり上半身裸で失礼しました!

BOLLYWOODhangamaで68位のランヴィールさんです!

チャラ男の噂がたっておりますが、現在公開されたばかりの『Lootera』に加え公開予定作を3作もかかえる売れっ子です!

最近はおでこを出して口ヒゲを生やしております!

↓おすすめ動画↓

↓その他動画↓

Ainvayi Ainvayi(『Band Baaja Baaraat』より)

Dum Dum(『Band Baaja Baaraat』より)

Aadat Se Majboor (『Ladies vs Ricky Bahl』より)

追記:Lootera観ました。

 

②Sushant Singh Rajput スシャント・シン・ラージプート

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彼はどこを見てるの!?こっち見て笑って!!

BOLLYWOODhangama76位。

ランヴィールとちょっと顔が被りますが、彼に比べてギラギラ感が薄めです。

良いですね!笑顔にキラッと光る白い歯!素肌に革ジャンなのか、それともインナーを着てるのかが気になります!革ジャンになりたい!

彼の新作映画『Shuddh Desi Romance』は9月公開です!楽しみ!

↓おすすめ動画↓

 

追記:Shuddh Desi Romance観ました。

 

③Ali Zafar アリー・ザファル

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コチラも革ジャンです!革ジャンがステータスなのでしょうか!??

BOLLYWOODhangama80位。

彼はパキスタン出身で歌手もこなすなかなか珍しいタイプのイケメンです!ちなみにコメディーが得意です! 出演作の中には自ら歌うダンスシーンもあります!キャー!

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↓その他↓

I Love Amreeka (『tere bin laden』より)

Do Dhaari Talwaar (『Mere Brother Ki Dulhan』より)

 

④Shahid Kapoor シャーヒド・カプール

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日本人にイチオシなのがシャーヒド君です!ソフト系インド人ではトップクラスです!

多分この記事内では一番のキャリアの長さです。ほぼ10年!

前までは長めの髪型が多かった(可愛い系?)のですが、ここ最近短くなってカッコよさがグンと上がりました!

新作『Phata Poster Nikhla Hero』は9月公開!ワクワク感が止まらず心臓に悪いです!

↓おすすめ動画↓

↓その他↓ Mauja Hi Mauja(『Jab We Met』より)

Nagada Nagada (『Jab We Met』より)

Discowale Khisko (『Dil Bole Hadippa』より)

Ishq Hi Hai Rab (『Dil Bole Hadippa』より)

Humse Pyaar Kar Le Tu(『Teri Meri Kahaani』より)

Badmaash Company(『Badmaash Company』より)

 

⑤Sidharth Malhotra シッダールタ・マルホトラ

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アメコミヒーロー映画の1本や2本出てそうな顔です!

アメリカの高校のアメフト部かバスケ部にいそうです!

そんな彼がスポーツ万能な学生を演じる去年の映画『Student of The Year』(デビュー作)は今年のIFFJで日本でも公開です!←一般公開されました

↓おすすめ動画↓

↓その他↓

The Wedding(『Student Of The Year』より)

Ishq Wala Love もう一人もイケメンだよ!(『Student Of The Year』より)

 

 

⑥Vidyut Jamwal ヴィドゥユト・ジャームワール

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エグザイルにいそうです!

直近の出演作は『Commando』(アクション映画)。

南インド映画にもちょこちょこ出てます(自分の彼の初見はテルグ語映画でした)

実は『スタンリーのお弁当箱』 にもほんのちょっと出演してます!要チェック!

↓おすすめ動画↓

↓その他↓

Saawan Bairi(『Commando』より)

 

⑦Siddharth シッダールタ

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南インドで活躍中の俳優さんです(テルグ・タミル語)!ですが時々ボリウッド映画にも出演してるので今回連れてきました! この写真じゃわかりにくいですが、目がキラキラしてて可愛いですww

この前ロケで来日したこともあるんですよ~!!その映画の記事はコチラ

↓おすすめ動画↓

↓その他↓

Har Ek Friend Kamina Hota Hai ③のアリー・ザファルと共演(『Chashme Baddoor』より)

Ishq Mohallah(『Chashme Baddoor』より)

Kozhu Kozhunnu Porandhvale 日本ロケ (『Theeya Velai Seiyyanum Kumaru』より)

 

 

こんな感じです! 気になるイケメンはいらっしゃいましたでしょうか??

インド人俳優は濃いヒゲのズシっとしたおじさんばっかりじゃないのですよ!(おじさんもいいけど♪)

 

その他イケメン特集はこちら

 

シャルマン・ジョーシー特集

『きっと、うまくいく』ラージュー役シャルマン君で検索してここのブログにやってくる方がほぼ毎日いらっしゃいますので、

ここいらでちょっとシャルマン君の記事をぶっこんでおきます。

リンク集…?

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 シャルマン・ジョーシー Sharman Joshi

1979年4月28日ムンバイ出身。俳優一家の生まれ。

『きっと、うまくいく(3idiots)』でラージュー・ラストーギー役。

 

出演作

1999  Godmother

2001  Lajja

2001  Style

2003  Xcuse Me

2005  Shaadi No. 1

2006  Rang De Basanti

2006  Golmaal

2007  Life in a... Metro

2007  Raqeeb

2007  Dhol

2008  Hello

2008  Sorry Bhai!

2009  3 Idiots

2010  Toh Baat Pakki!

2010  Allah Ke Banday

2012  Ferrari Ki Sawaari

2012  3 Bachelors

2013(未) War Chod Na Yaar

2013(未) Super Nani

2013(未) Chithiyaan

 

リンク

 Wikipedia-Sharman Joshi(英語)

 

BollywoodHungama-Sharman Joshi(英語)

 

ボリウッドのポータルサイト。顔写真の上のメニューで色々見れます。

ココは便利なのでシャルマン君以外の俳優さんのページもオススメ。

 

ツイッターアカウント-@TheSharmanJoshi

 

シャルマン君出演作一例

『Ferrari Ki Sawaari(2012)』お父さん役

『Allah Ke Banday(2010)』ギャング役

『Rang De Basanti(2006)』3idiotsの3人がここでも共演(こっちが先)

映画を見たい!という方は日本でも輸入盤DVD取り扱っているお店があります。

 

関連記事

 

 

日本公開希望!Theeya Velai Seiyyanum Kumaru(炎のように働け、クマール)

まだ未見なのですが注目すべきポイントがたくさんあるので、日本での公開を願ってここで紹介したいインド映画がございます。

タイトル「Theeya Velai Seiyyanum Kumaru」

意味は「炎のように働け、クマール」。

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 なんと、久しぶりの日本ロケのインド映画です。

どれくらい久しぶりかは自分よくわかってないので解説できません…ゴニョゴニョ

ロケ地は富山県、誘致したそうです。

詳しい地名等の話はニュース記事を読んでいただくとして。ニュース記事は時間が経つとリンク切れになっちゃうからなぁ…残ってるの探すの難しい

 

 ただ今インドにて公開中ですが、なかなかの評判でヒットしている様子。よかった!

(折角日本ロケあったとしても本編が微妙だったら見る気も下がってしまうわけで…その辺は一安心。)

 

 

その富山ロケされたダンスシーンがフルでYoutubeにて公開されました。

これはたとえ日本ロケされてなかったとしても楽しい動画!

♪ばんばんば~んばばんばんばんばんば~ん♪ばばばばばば~ん♪えちごえちごわちご!♪ (1:46あたりの「越後」はおそらく空耳)

 

そしてなんとかわいいのかシッダールタ君!

思わず大量のキャプチャを撮ってしまうワタクシ…。 

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 シッダールタ君のかわいさと伝えようとしたあまり、ハンシカちゃん(女優さんの方)の扱いが若干空気なのはお許しください…m( _ _ )m

 

こちらのシーンでも富山県出てきますよ~

ちょっとしっとりめな曲で、より日本ぽいです

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 インドの批評家さんたちは、あまりロケ情報等は言及してくれないそうです。

映画制作会社(UTV)の公式UP動画。タイトルで、両方ちゃんと(shot at Japan)と入れてくれているのがうれしいですね!

 

これはメイキングの様子。

 

これはぜひ富山県の方とか是非日本公開になるように働きかけてほしいなぁ!

 

混乱する名前たち

日本でもまぁ何人か混乱しちゃうくらい似た名前の人って存在しますが

聞きなれている分、そうそう覚えるのに苦労することはありません。漢字を見れば意味もわかるし。

しかし、インド人だとそうはいかないですよね。普通に日本で暮らしてるファンだったらインドの言葉だってそう耳慣れしてないですし…そんなわけで混乱しそうな名前のインド人俳優たちを並べてみました

 

①アリー・ザファル Ali Zafar

②アリー・ファザル Ali Fazal

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 ↑これは普通に混乱する。

 

ランビール・カプール Ranbir Kapoor

ランヴィール・シン Ranveer Singh

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 ↑カタカナ表記するときに気を付けてさえいれば。

 

イルファーン・カーン Irrfan Khan

イムラン・カーン Imran Khan 

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 ↑これは序の口。インド人の名前聞き慣れればまぁなんてことはない

 

⑦アムリター・プリー Amrita Puri

⑧アムリーシュ・プリー Amrish Lal Puri

⑨オーム・プリー Om Puri

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 ↑⑨はいいとして、⑦と⑧でなぜか混乱してた私。

 

トドメ:大量のカプール(Kapoor/Kapur)姓の人たち

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 ↑家族含む。というか、この中全員親戚なんだっけ?(←確認してないけど) カプール姓は多すぎなので最初から苗字なんてないと思った方が早い。

 

覚えちゃえばね、なんてことないんですけどね。

 

あなたが勘違いしてるかもしれないインド映画

Twitter見てると、インド映画に関しての勘違いが散見されるのでまとめてみました。

インド映画に関しては、物珍しさでイメージ先行している感じ印象があります。

 

2021/11/16更新 

①ボリウッド≠インド映画

ボリウッドは大雑把にいうとムンバイ(ボンベイ)中心に制作されるヒンディー語映画です。

『バーフバリ』シリーズが話題になりましたが、テルグ語(+タミル語同時)製作なので、ボリウッド映画ではありません。また、『ムトゥ 踊るマハラジャ』に代表されるラジニカーント主演の映画はタミル語です。

タミル語圏の映画はコリウッド、テルグ語映画はトリウッドと呼ばれることもあります。ですが、現地の業界の人はこの言葉をあまり好んで使わないようです。もじりですしねぇ~。

同じ国内といえども基本的に言語・文化的に違いが多く、映画文法も違いがあります。ちなみにどこもその土地の個性にあふれた映画になっています。文字で明確に違いを説明するのは難しいですが、見慣れれば違いも分かってくるし、ボリウッドが南のスタイルをマネしているときも「あ、コレ南っぽいな」とわかったりもします。ちなみに言語を境界とする業界にはゆるいつながりがあり、たまに南インドで活躍していた俳優や監督・スタッフがヒンディー語映画に進出する場合があります。そこからホーム以外でもスターになったり、またホームに戻ってきたりもあります。

ヒンディー語・タミル語・テルグ語以外にも、カンナダ語、マラーティー語、ベンガル語ほかいろいろあります。風味がそれぞれ違うので見比べてみるのも面白いです。

インド映画はまだまだ日本のメディアが知識を持ってないので、間違った情報を提供していたりします。普段インド映画に触れない映画評論家があっさり寄稿専門的なサイトを持った方々がいらっしゃいますので、そちらの方が俄然参考になります。興味を持った方は色々読んでみてください。

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↑参考:テルグ語・タミル語圏映画から進出してきた女優Asin。いまは結婚してほぼ引退。

 

②踊るのはたくさんあるインドの言語の垣根を超えるためではありません

言語が違うと理解されにくいから、ダンスで表現している!という説ですが、これは間違っています。なぜなら、踊ったところで他の地域の言語は理解できないからです。ヒンディー語はヒンディー語映画、タミル語はタミル語映画、ベンガル語はベンガル語映画で製作され、業界も成り立っています。つまり、ヒンディー語映画を観る人の主な層はヒンディー語話者、タミル語映画はタミル語話者など、それぞれが独立しているものとして考えられるので、わざわざヒンディー語で作られたものをタミル語話者の人が頑張って観る…というのは大半の例としてはありません(そりゃ、日本人がインド映画観る状況が存在するわけですから、タミル語話者がヒンディー語映画を観る状況だって0ではないと思いますが)。そして、もし例えばヒンディー語映画を他言語話者に観てほしい場合は、吹替え版が存在します。ヒンディー語で作られた映画に、他の言語の声をあてるものです。そうすれば、問題なく他言語地域でもお客さんを呼べます。吹替えはヒット作や超大作では普通に行われることです。逆にヒンディー語話者向けに他地域の映画の吹替え版が作られることもあります。他には、とある言語で作られ、ヒットした映画が、他言語地域のスターを主役に変えリメイクされることもあります。同時に二言語で公開したい場合(だいたいの場合が大作映画)は、同時進行で二言語分撮影されることもあります。

踊りに頼らなくても、吹替えやリメイクで垣根を超えられるのです。

 

③踊るのは宗教のしがらみやNGな恋愛描写をクリアするためではありません

確かにインドは宗教の力が強く、倫理観も日本人のそれより厳しく、恋愛も新しい価値観を表現しようとすると反発が多いです。特に宗教においては「神話を歪曲する表現だ」「歴史を冒とくしている」などと圧力も多く、裁判沙汰になることもしばしば。(言いがかりも多く、裁判では映画側に有利な決定がされることが多いです)

でも男女の恋愛描写は、ラブストーリーがジャンルとして成立しているくらいあります。キスシーンもたくさんあります。セクシーなシーンになると描写レベルにより公開時に年齢制限がかかりますが、普通に上映できます。年齢制限がかかることで言えば日本だって同じです。恋愛描写=感情の高ぶりとして曲とダンスで表わされる手法は行ってると思いますが、恋愛描写だけがダンスで表現されるわけでもないし、表現を全てダンスに頼るほど規制に困ってはいないです。

踊りがふんだんに挿入される理由はわかりません。インド以外のミュージカル映画や舞台と同じく、理由を求めない方がいいと思います。

 

④ずっとは踊ってないです

凝り固まったイメージが長年蔓延しすぎたせいで、「インド映画=最初から最後まで踊ってる」と思っている方が多くいらっしゃいます。

いや、そんなずっと踊ってないですから。

『きっと、うまくいく』をそういったイメージをもったまま観に行った方は、メインのダンスシーンが2曲ということに「あれ、インド映画っぽくないなぁ」と思うかもしれません。でも、『きっと、うまくいく』は普通にインド映画らしいインド映画です。

日本人に強烈なインパクトを残した『ムトゥ踊るマハラジャ』ですらずっと歌って踊ってではありません。歌ってないシーンの方が多いです。しっかりストーリーが存在しますし、メッセージも込められているすばらしい映画です。

ちなみにダンスシーンがない娯楽映画も増えてきています。『マダム・イン・ニューヨーク』 『女神は二度微笑む』 『バルフィ!人生に唄えば』はどれも評価が高い作品です。

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「インド映画は毎回踊ってる」「インド映画なのに踊ってない」論については、「日本映画はチャンバラ映画」と言ってるくらい乱暴なまとめ方だと思っています。チャンバラ映画って今でも作られないことはないし、外国人にサムライが知られてるのはわかるけど、だからってそればっかりじゃないじゃないですか。チャンバラ映画好きな人だって興味ない人だっている、ストーリーに合わなければチャンバラシーンが入らないのと似ていて、ダンスシーンがあるインド映画好きな人も興味ない人もいるしストーリーに合わないと判断されればダンスが入らないってことです。

 

⑤実は俳優・女優さんは歌ってません

歌やダンスのシーン、踊りながら口を動かしているので俳優さんたちが歌っていると勘違いしてしまうと思いますが、実は専門の歌手(プレイバックシンガー)が居て、基本的にその人たちが声をあてています。

なので、「歌って踊る」は厳密に言うと「(歌手が)歌って(役者が)おどる」「(口パクで)歌って踊る」が基本です。ハスキーな声の女優さんが歌いだすと超高音美声ということもザラにありました。今は歌手の方も低い声が多くなってきてそんな違和感も少ないんですが。

でもホントに役者さんが歌ってる時もあります。歌の上手い役者さんも時々いて、そんな時はよく宣伝に使われています。あと、歌手から役者に手を広げる方もいます。その辺は日本とあまり変わりないかも。

 

⑥太ったオッサンばかりではありません

髭の濃い主演俳優や、ニコニコ動画でガタイのいい人が踊ってるのをみて「太ったオッサンがなぜかヒーロー役」とよく言われますが、オッサンばかりではありません。イケメンな主役もゴロゴロいます。南インドもイケメンがゴロゴロいます。30~50代、はたまたそれ以上やそれ以下の人がたくさん活躍するのは、インドでもハリウッドでも日本でもそう違いはありません。あ、でも若づくりは多いかもw あと、ラジニはあんまり太ってません。オッサンとしては普通かなと思います。いつか観た時のは脚がけっこう細かったですw

テルグ・タミル・ヒンディー語映画とマルチに活躍するSiddharth君は濃い顔だちながらもとてもかわいらしいお顔です。かわいらしいとか言ったら本人に失礼かもしれませんが。

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↑参考:Siddharth君。

 

⑦ダンスはセックスシーンが入れられないための代わりではありません

たしかにインドは日本やアメリカに比べてキスシーンやセクシーなシーンは少ないですが、存在します。もちろん普通の映画でそういうシーンもあります。セクシーなシーンが多かったり程度が強かったりするとインド基準に沿った年齢制限がかけられます。ハリウッドでもアメリカ基準の年齢制限がかけられるのでインドに限った特別なことではありません。

セクシーなシーンの代わりにダンスシーンが入る例は0ではないと思いますが、私がいままで観た映画だとそんなダンスシーンに遭遇する方が稀でした。男女が恋愛感情を持った時にダンスシーンが入るのはよくあることですが、あれは主人公達の気持ちの代弁のようなものです。見慣れない日本人にとっては異質に感じるかもしれませんが、ただ単に「すきだ」というより、体いっぱい声いっぱいに踊って歌って表現したほうがより映画としてわかりやすいし観客の方も入り込みやすいのです。そして群衆を引き連れて踊ってるからといって必ず恋愛感情を表現しているわけではないです。映画の序盤に入れられる主人公の自己紹介的な歌だったり、クラブのDJの曲に乗るようなただ単にストーリーの都合上や場繋ぎで入った歌だったりもします。

 

⑧法律で9つの感情「ナヴァラサ」を入れないといけないとは決まってません

そんな法律がある国嫌ですw

この間違いはインド映画に興味を持ち出した人が聞きかじった勘違いですが、これは冗談です。

ナヴァラサは芸術の世界で存在はします。「愛情」「怒り」「悲しみ」「恐怖」「驚き」「力強さ」「嫌悪」「笑い」「平安」の感情を意味するサンスクリット語だそうです。多くの映画がこれを取り入れて作られていますが、無い場合も多いです。

 

⑨法律でハッピーエンドにしないといけないとは決まっていません

むしろ何でこんな間違いが起こるのかわかりません。「インドだからあると思って」とか意味が分かりません。インドだから何でもアリ?いやいや違うでしょう。インドだって普通の人が普通に暮らしてますから。インドのイメージを飛躍させすぎです。悪役が主役の映画だってあります。ハッピーエンドが人によって解釈が違ってしまう映画だってあります。もともとハッピーエンドって人によって解釈違いますからね。敵・ライバル役に感情移入してしまえばハッピーエンドもバッドエンドですからね。

 

⑩インド映画は長すぎる?

「長い」「短い」は個人の受け取り方次第ですよね…。体感。確かにインド映画は長めだとは思いますwDVDが発売されるそこそこの規模のインド映画の平均はだいたい130分~180分くらいです。大作になると力がより入るのか180分前後の割合がちょっと高くなる気がします。(注:この時間は別に統計をとったわけではなくて、私が触れてきたインド映画から記憶を辿って計算したものです)ですが、4時間、5時間なんて映画はほぼありません全てのインド映画を確かめたわけではないので0とは言えませんが、あったとしても一般的ではありません。もし4~5時間に及ぶ上映時間になったら、前後篇に分けるか、宣伝で大々的にネタにすると思います。(4~5時間については、たまにネットでそう思い込んでる人の発言を見かけるので出してみました)

130分~180分だと、忙しい合間を縫って見に行く人にはつらいときもあるかもしれません。休憩なしの日本の映画館じゃ腰はいたくなるしトイレを気にして飲み物にも気を付けないとってなるので、慣れない人にとってはつらいかもしれません。かくいう私も、家で見る時、あと数十分少なければこのタイミングで観れるのに…と思ったことが多々ありますw

ここまで書きましたが、私はインド映画が超長い映画とはあまり思ってません。ハリウッドも普通に長い映画は存在します。ディズニーアニメ映画は大体90分くらいですが、007シリーズは2時間超えです。タイタニックも、ロードオブザリングも。大作だとハリウッド映画も長めの映画が少なくありません。インド映画『タイガー 伝説のスパイ』はその頃上映されていた007より10分短いです。

全体的にみると確かに長めの作品が多いと思います。それでもハリウッド大作に見慣れている方はそんなに気にするほどではないと思います。(こういうこと書くと、ハリウッド嫌いなのかと思われがちなんですが、わたしハリウッド映画好きですよ~。大好きな作品たくさんあります。)そういえば『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』はシリーズ最長150分で、巷では長いと言われたり言われなかったりしたっぽいですね。私は長く感じなかったですw

 

⑪日本で公開されるものは短くカットされていないのがほとんどです

3時間に満たない上映時間の時ほぼ毎作品で一般人の感想に「カットされていると思う」という記述を見かけますが、だいたいが予想に反してカットされてないものです。ごくごく一部の例外を除き、現地と同じ長さのものが上映されます。カットされたものがゼロではないですが(後述)、スタート地点として「オリジナルはもっと長くて日本に合わせて短くしているんだろう」という発想で受け止めるのは間違っています。先入観持ちすぎだし偏見に近いです。

インターナショナル版も存在しますが遭遇するのは映画祭の方が頻度高いかな(体感)。ちなみにカットするとしても、日本で編集作業することはかなり珍しい方です。そもそもこちらで配給する会社は大手じゃないところも多くてわざわざハサミを入れるほどの資金が潤沢にあるとは思えない…。最近カットされているバージョンが上映されたのは『バーフバリ』『ロボット(1作目の方)』『チェイス!』など。この3作はいずれも後で完全版がリリース(上映/セル版どちらか)されています。

 

⑫『スラムドッグ$ミリオネア』はインド映画ではありません

『スラムドッグ~』のなかなか良い映画です。アカデミー賞獲りましたしね。あの映画はイギリス人監督ダニー・ボイルの映画です。役者やスタッフにインド人がいますが、イギリスの資本でイギリス映画です。インドの負の部分を題材にしてるので、内容に関してはインドから反発もありました。

最後に踊るので余計インド映画に見えたと思います。あのダンスで興ざめ…という方もよくみかけます。それはとても残念です。あれはオマージュでしょう。インドに敬愛をこめてあのエンディングにしたのだと思います。

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さいごに

誰が言ったかわからない余計な知識を増やす前に、多くのインド映画に触れてみた方が何倍も楽しいです。 その中でわからなかった事、知りたくなった事を補足していけばいいんじゃないでしょうか? 日本で公開されている作品だけでも面白い・楽しい映画はたくさんあります。是非見てください。 

 

名前あてクイズ

twitterの方でもやっちゃいましたが

名前あてクイーズ!

※プレゼントはありません

 

答えは一番下!

 

①まだ髭生えてませんね

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 ②あのゴージャスな姐さんです

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 ③なんですかこの節々から感じるおぼっちゃま感は…

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 ④右手がヒント

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 ⑤ぼくアクションが得意だよ

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 ⑥この顔だとあまり友達になりたくない…

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 ⑦大御所のあの方

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 ⑧いまでもかわいい。

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 ⑨よくこのかわいいお顔で誘拐とかされなかったと思うよ…奇跡ですよ

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 ⑩誰かに似てるなーと思ったら、元彼がこういう髪型と輪郭だった。

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 ⑪わかりやすすぎなのであえて不鮮明なのをもってきました

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 ⑫手前の半べその女の子です

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 答え

 ①アビシェーク・バッチャン

②ビパーシャ・バス

③アーミル・カーン

④リティク・ローシャン

⑤アクシャイ・クマール

⑥ランビール・カプール

⑦アミターブ・バッチャン

⑧ジューヒー・チャーウラー

⑨アイシュワリヤ・ラーイ

⑩サイーフ・アリ・カーン

⑪シャールク・カーン

⑫アヌシュカー・シャルマー

 

何問わかりましたか?

 

 

いっぱいスターがいるので、また気が向いたらやりまーす。

ちなみにネットで探してきてるんですが、素で本人じゃない写真も混ざってて、明らかに今と顔が似てる写真じゃないともってきにくい…いやコレあの人の写真じゃないよ!っていう写真がございましたらお知らせして頂けると助かります。