1956年公開
出演:デーヴ・アーナンド
ワヒーダ・レヘマーン
シャキーラ
ジョニー・ウォーカー
監督:ラージ・コースラー
言語:ヒンディー語+英語字幕
時間:144分
媒体:DVD
あらすじ
新聞記者のシュリヴァスタヴはボンベイの有力者の裏の秘密を暴露しようと、友人で犯罪捜査部刑事のシェーカル(デーヴ・アーナンド)を呼び出す。しかしシェーカルが新聞社に到着したとき、シュリヴァスタヴは既に殺されてしまっていた。シェーカルはこの殺人事件を追う。殺人の実行犯はすぐに逮捕できたが、これを裏で手を引いていた黒幕は誰かなかなか明らかにならないでいた。そうこうしているうちにシェーカルは黒幕に嵌められ、犯罪者に仕立て上げられてしまい…。
いろいろ
なんでDVD買ったんだっけかな、タイトルがカッコいいと思ってしまったのかな(略語なところに惹かれたんかなw)
好きなグル・ダッドがプロデュースしているのと、往年のスター俳優デーヴ・アーナンドがかっこよさそうだったからかな。グル・ダッドとデーヴ・アーナンドは売れる前から友人で、売れたらお互いの作品に参加するって約束をしてたらしい。
個人的には白黒映画を趣味として楽しむ境地にはまだ至れてなくて(これまで観たの数本なので慣れてない…)、まだ今と違う映画文法を追いかけるので精一杯になってしまうため、基本的な目的は「有名作品の中身を知識として持っておきたい」みたいなところになります。十分に楽しめる境地にはよ達したい。数こなさないと難しいかな。
てなわけで鑑賞がなかなかスムーズにいけず時間はかかってしまったんですが、お話は結構面白かったです!二転三転するのがいい感じのスリラーでした。ワヒーダ・レヘマーンが最初悪役側で、かつ最後までキーパーソンでスパイス効いてました。
こういう言い方していいのかわかんないですが、今でも十分通じるスリルがありました。
そして初デーヴ・アーナンドでした。めちゃめちゃカッコイイですね!!顔だけじゃなくて佇まいもかっこよかった!
危険すぎて黒い上着禁止令が出ちゃうのわかる気がする…。歯並びが綺麗すぎないのもチャーミングに見えちゃう。当時私生きてたら熱狂しちゃってたかもしれんw
今まで観た白黒ヒンディー映画に全部出てた気がするジョニー・ウォーカーも出演。この方もグル・ダッドと懇意だったみたいですね。
撃たれて帽子飛んでいくのめちゃめちゃツボったw
私としては『Ae Dil Hai Mushkil』とか『Mumbai Meri Jaan』のタイトルの元ネタになった曲「Ae Dil Hai Mushkil(Yeh Hai Bombay Meri Jaan)」が確認できたのが収穫でした。ジョニー・ウォーカー専用のソング。ぶっちゃけると私「Bombay Meri Jaan」の意味を勘違いしてて、ちょっとビビったw 歌詞の意味はなんとなく世知辛いけど好きな曲です。
リンク
「Ae Dil Hai Mushkil Jeena yaha jara Hatke Jara Bachke」
前述の曲。次回ムンバイ行ったら歌いたいw この頃のボンベイは空が広くて好き。
「O Leke Pehla Pehla Pyar」
「Aankhon Hi Aankhon Mein」