2016年公開(インド)
出演:カリーナー・カプール
アルジュン・カプール
アミターブ・バッチャン(特別出演)
ジャヤ・バッチャン(特別出演)
時間:126分
言語:ヒンディー語+英語字幕
媒体:スクリーン鑑賞(イオンシネマ海老名)
コチラで一度宣伝したボリウッド最新作を見てきました。インドでは4/1(金)に公開されたばっかりできたてホヤホヤの映画ですよ!なんならインド人より先に観てる件。
ざっくりあらすじ
バリバリのキャリアウーマンのキア(カリーナ・カプール)は、独身主義者で結婚には消極的。なぜなら結婚したら妻は夫を一生支えていかないといけないことに納得いかないから。そんな彼女の夢は会社のCEOになること。
そんな彼女はある日、カビール(アルジュン・カプール)という男性に出会う。彼は昔亡くなってしまった母を思い出し一人泣いていた。キアはカビールを慰めるために話をすることに。なんと、彼の将来の夢は母親のようになることだった。
意気投合した2人は結婚することに。トントン拍子にスタートした結婚生活ははじめこそ上手く行っていたが、次第にトラブルがおきはじめ…
いろいろ
↑今回のチケットです。
まだ4/3と4/10も上映があるので、すんごく楽しみにしてる方はこの先読まない方がいいかも…。一応ネタバレはしない(つもり)です。
と、いうことで東京からはるばる1時間かけて海老名までやってきました。前住んでた家が近いので心理的にはご近所ですw
4番スクリーン、約140人席。さほど大きなスクリーンではないですが、シネコンですしちゃんとみやすい会場でした。東京からは離れるし多分インド人が多いエリアってわけではないので、人の入りは多くなかったです。同日開催のイオンシネマ妙典の方がインド人の割合が高そうでした(Twitter情報では妙典は9割インド人だそうで)。
さてさて、映画の内容について。
バリバリの仕事人間な女性と、外のお仕事より家庭的な事に興味がある男性が出会って結婚したらどうなるか…?なお話です。
カリーナもアルジュンも、キャラクターがよく合っていました。
カリーナは圧されてたり落ち着いた役よりこんな自由にやってる方が見ている側は安心するし、アルジュンはアルジュンででっかいクマがおとなしくしてるみたいでなんかかわいいw
どっちかが存在感上回っちゃって片方食っちゃう…なんてことはなかったので、いいカップリングだったと思います。
私がこの映画で特に惹かれたのは、カビールが改造したお家。
電車好きのカビールは、結婚してすぐに部屋を改造。
でっかい時計があったり、模型列車に朝ごはんを運ばせたり、パーティーの時はキャンドルを載せて走らせたり、とても遊び心のあるお部屋!
広い家だからできること…と言ったら元も子もないけどw こんな楽しい家作ってみたいな~住んでみたいな~と思っちゃいました。
特別出演はアミ爺と奥さんのジャヤ。
これは多分オフショット。
どんなところで出てくるかはお楽しみに。
ジャヤさんがいつもよりイキイキしてたのと、アミ爺がめっちゃつまんなさそうにしてたのが一番のハイライトでしたw ちょっととぼけるアミ爺いいですよねw
アミ爺、この映画の監督でもあるR.バルキー監督の作品に全部に出てるんですよね、実は。監督がプロデュースしたやつにも。何気にすごいw(Cheeni Kum→Paa→English Vinglish→Shamitabh→Ki and Ka)
こんな感じでちょっと楽しい要素はたくさんありました。
実際ふたを開けてみると、その”役割の入れ替わり”自体に焦点が当たっているというよりは、”お互いがお互いを思いやり合う”とか、”一緒に家庭を築いていく”ことの大事さ、の方が大きなメッセージだったのかな~と思いました。片方が自分の持っている”役割”を忘れたり、相手に対し”人生の足かせ”と思ってしまったら途端に夫婦としての関係が崩れてしまう…っていう問題は、男性が稼ぐ側でも女性が稼ぐ側でも、はたまた両方が稼いでくる側でも大きく変わらないですね。
リンク
劇中で踊ることほとんどなかったかも。楽しい曲はあります。
「High Heels(ハイヒール履いて踊ったなら)」
「Foolishq(おかしな恋)」
「Most Wanted Munda(彼が理想の男)」