Netflixがとうとうボリウッド進出!ネットフリックス発のヒンディー語ロマンティックコメディーです。
2018年公開
出演:ヴィッキー・コウシャル
アンギラー・ダル
アランクリター・サハーイ
ラトナ・パータク
スプリヤー・パータク
アルノーダイ・シン
クナール・ローイ・カプール
監督:アーナンド・ティワーリー
時間:133分
言語:ヒンディー語+日本語字幕
媒体:Netflix(PC)
あらすじ
父が働く鉄道の社宅で家族と暮らすサンジャイ・チャトゥルヴェディ(ヴィッキー・コウシャル)は、ムンバイにマイホームを買うのが夢。夫がいる身のラシ(アランクリター・サハーイ)と付き合いながら試行錯誤するが、夫と別れる気配がない彼女とは上手くいきそうにない。銀行の技術職員であるサンジャイは社員が優先的に融資される制度を使ってローンを申し込むが、薄給とローン額が見合わず却下されてしまう。
サンジャイと同じ銀行で働くカリーナ・デスーザ(アンギラー・ダル)は、夫婦で家計も家事もシェアして平等に暮らすのが夢。そして今にも崩れそうなボロい家で暮らしているため、一刻も早く家を出ることを望んでいた。しかし婚約者との結婚が秒読みになったタイミングで、婚約者が突拍子もない夢を語り出し、結婚が先延ばしに。
そんなサンジャイとカリーナはお互い家を欲しいことで利害関係が合致。結婚している人限定の集合住宅ならチャンスあり、と偽装結婚を思いつくが…
いろいろ
すれ違いあり、ドタバタあり、サプライズあり、の楽しいラブコメディーでした。
やっぱりこういうの、好き!!
気持ちだけは自立してるけど色々事情があって窮屈な実家で暮らしている2人が、自分の家が持てるなら何でもする!って感じでアレコレ考えた結果、何故か偽物夫婦になってマンションの抽選に申し込もうとするお話です。タイトルの「平方メートル」はお家の広さのことですね。
いわゆる、嘘から始まるラブストーリーです。
2人が偽装結婚しながら、いつの間にかお互いに好きになって、でもなかなか言い出せなくて…ってのを想像してましたが、そのあたりは現代っ子的に意外と早くて。というか前半でもうお互いハッキリしちゃってました。そしてそこから先どうする?っていうプロセスのところがミソで、サンジャイはヒンドゥー教徒、カリーナはクリスチャンで親が心配するとか、サンジャイの元カノが今になって本気出してくるとか、2人の周囲で起こる障害がみどころでした。特にアップテンポな展開ながら宗教と生活文化の違いを出してくるところ、インドらしくてよかったです。
Netflix発って所に色々構えながら観始めたんですけど、いい意味で普通の映画というか、インド映画として入り込みやすかったというか。
キャスティングだってボリウッドでちらほら見る人がいて安心感w
カリーナのお母さん役ラトナ・パータクは『カプール家の家族写真』とか『ブルカの中の口紅』に出てたり
サンジャイのお母さん役スプリヤー・パータクは『銃弾の饗宴-ラームとリーラ-』のコワモテ母ちゃんとか色々やってるし…
この2人実際は姉妹。何気に一緒の画面に収まってるの観たの初めてでした。
↑サンジャイの最初の彼女ラシの旦那カシンは『ヒーローはつらいよ』の狂犬クンだったりとか
↑カリーナの婚約者君は『Yeh Jawaani Hai Deewani』で目立たないお兄さん役とか、『Delhi Belly』、『Nautanki Saala』とか…
前情報をほとんど入れず(というか入れてたけど忘れてた)、ヴィッキー・コウシャルだけ目当てだったんで、何ならオール新人キャストも覚悟してたんですよ!もしくはTV俳優の全然知らない人とかww
じゃあキャスティング以外の所でエッジを効かせてくるのか!?と思ってたけど…
ボリウッド的ベタなネタを挟んでくる!!!もう!!!そういうところ憎めない!!
(解説:ヒロインの名前"カリーナ"といえば皆思いつくのが女優カリーナ・カプール。で、その姉がカリシュマ・カプール。ここはカリーナとカリシュマーの名前を間違えるっていう無意味なくだりw)
あともう一個、ボリウッドファンなら思わず反応してしまいそうなビッグサプライズも仕込んでありましたw何かはここでは秘密にしておこう。
色々なことが出てきますが、コメディーらしくだいたいがサラっと展開していてテンポ良かったです。設定が面白ければ、ラブコメに変なヒネりとか小難しい恋愛哲学とかはいらんのですよ!!(←暴言)
軽いテンションで観られて、楽しく観終わればそれで良しと考える私にとってはピッタリのラブコメでした♪♪
リンク
「Aashiyana」ヒュ~♡
カリーナの着てる服がいちいちかわいい♡
チキンダンス~
「Chicken Dance」
「Mawbool Hai」