インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

Bareilly Ki Barfi/バレーリーのバルフィ

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2017年公開

出演:アーユシュマーン・クラーナー

   クリティ・サノーン

   ラージクマール・ラーオ

監督:アシュヴィニー・アイヤル・ティワーリー

時間:121分

言語:ヒンディー語+英語字幕

媒体:スクリーン @イオンシネマ市川妙典

 

あらすじ

ウッタル・プラデーシュ州バレーリーで暮らす女の子ビッティ(クリティ・サノーン)は、自由奔放な女性。ビッティの行動に家族は容認していたけど、より保守的な世間からあまりいい目で見てもらえず。ビッティは自分を理解してくれる男性を求めているけど、せっかくのお見合いではこれまで何度も男性に断られてしまっていた。

落ち込むビッティはあてもなく家出をすることに。しかしその道中で見つけた本「Bareilly Ki Barfi(バレーリーのバルフィ)」の主人公が自分とまったく一緒で、ビッティは家出を止めてその本の著者"プリータム"を探すことに決める。

ビッティは本が印刷された場所を訪ねると、そこではチラーグ(アーユシュマーン・クラーナー)という男が働いていた。実は彼こそが「Bareilly Ki Barfi」の本当の著者で、表向きの著者"プリータム"は彼の友人(ラージクマール・ラーオ)であった。

ビッティを一目見て気に入ったチラーグは、"プリータム"に会わせることを口実に彼女と交流をはじめるが…。

 

いろいろ

DVDで観るパターンかな…と思ってたけど、何故かSpaceboxさんが上映してくれてスクリーンで観れるハッピーなことになりました。てなわけで8月に観たやつです。

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クリティ(ビッティ)のファッション、飾らない自然体だけどしっかりインドで可愛かったな~。たぶん友達のブディックの服って設定だと思う。

 

楽しかったです。

ラブコメディーの定番パターン、嘘・勘違いにすれ違い・クライマックスには結婚式!いいですね、この辺しっかり押さえてあります!登場人物がみんなコミカルで笑えるし、小難しく考えなくていい!

 

それに加えて、ラージクマール・ラーオ演じるプリータムの変幻自在たるや。

チラーグに振り回されてる気弱な友人プリータムは、強引に小説の著者にさせられちゃったり、チラーグにとって都合のいい"強気すぎる男"になるなるため訓練させられちゃったり。

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↑こんな虫も殺さなさそうな七三クンから…

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↑ウェイウェイ系男子に。

後半の笑えるところはほぼすべてラージクマール・ラーオの技量によるところでした。

 

こんなプリータムが、チラーグの自己中&傍若無人さにいい加減キレた!俺は本気出してお前より先にビッティのハートを掴むぞ!…とばかりにチラーグに反旗を翻し、気弱なプリータムはどこへやら?肉食系男子に変身。チラーグが色々と策を練っていた計画は崩れ、3人の関係が思わぬ方向に…。

(「ハートを掴む」が古臭いけどelzaの語彙力のなさのせいであり実際は別の言い方してますw)

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↑キレる元七三クン。

ラージクマール・ラーオよりアーユシュマーン派の私としてはオイシイところをラージクマール・ラーオが持ってった感があって悔しい!なんだけど、でもやっぱり彼がこの映画の一番の見どころ。

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↑ビッティが肉食系プリータムに取られそうで内心全然面白くないチラーグ氏(左)。

 

そもそもなんでチラーグがプリータムを本の影武者にしたかっていうと(以下ネタバレではない)、

この本「Bareilly Ki Barfi」の中に出てくる女性はチラーグが以前付き合っていた女性バブリがモデルで、チラーグと彼女はバブリのお見合い結婚を機にお別れ。ちなみにチラーグは相当傷心してました。チラーグが書いたとして本が世に知れ渡ると、奔放なヒロイン=別れた彼女が世間の目にさらされてしまうため、付き合っている女性が居なくて都合のいい友人のプリータムを影武者にしたのだそう。

 

 

テキスタイルも可愛いんだよね!

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エンディングとオープニング、好きなタイプの図柄でじーーっと眺めちゃいました。

 

監督は「ニュー・クラスメイト」の監督だそうです。2つの映画どちらも変なクセがなくて観やすいところが私が感じた共通点かな。

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面白かったです。輸入版DVD/Blu-ray出たらしいので是非に~。

 

あ、そうそう

ビッティのパパ(パンカジ・トリパーティー)がとても可愛い

優しくて、ちょっと弱弱しくて、ゆるゆるで、毒がなくてめっちゃ好きです

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リンク

楽しい曲あります

「Sweety Tera Drama」

 

キャラ変更の特訓「Badass Babuaa」

 

しっとり系も「Bairaagi」