インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

ガネーシャ マスター・オブ・ジャングル

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2019年公開

出演:ヴィドゥユト・ジャームワール

   プージャー・サワント

   アーシャー・バット

監督:チャック・ラッセル

言語:ヒンディー語+日本語字幕

時間:107分

媒体:ネット配信(Amazon)

原題:Junglee

 

あらすじ

父親との確執があり家を飛び出しムンバイで暮らしている獣医師ラージ(ヴィドゥユト・ジャームワール)。彼は母の10周忌に合わせて、実家のあるオリッサ州のチャンドリカ象保護区に帰省してきた。この象の保護区には、ラージが少年のころから一緒に遊んでいた親友同然の象ボーラをはじめたくさんの象が暮らしていたが、資金をはじめ存続の危機にさらされていた。また一方では、象牙を狙う密猟者により象の命が脅かされている状況にあり…。

 

いろいろ

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象と俺その1

 

DVDスルーで日本に上陸したアクション・アドベンチャー映画です。インド映画に珍しくハリウッド映画監督チャック・ラッセルがメガホンを握っています。私『マスク』が大好きなんですよねー!(それ以外はあんまり観てないですけど…w)監督の知名度的に日本に買われた映画なのかもしれません。

DVDスルーは劇場公開に比べて当たりはずれが大きいのであまり期待しすぎないようにしてたんですが(でも観るには観る)、これはテーマを正面からとらえた案外真面目な一作でした。象牙が目的で密猟が横行する社会問題がテーマとなっています。

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象と俺その2

 

 

 

オリッサ州が舞台なんですがなぜかカラリパヤットが出てきます。カラリパヤットはケララ発祥だぞ。なぜだw というわけで武術をたしなむ主人公。獣医だけどムッキムキに鍛えた身体を晒すぞ!ヴィドゥユト相変わらず顔もいいしな~!

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カラリパヤット使ったり使わなかったりなアクションはヴィドゥユトの本領発揮って感じ。取調室で手錠に繋がれたまま3人と殺り合うのすごかったしクライマックスのアクションは盛大なオチ付きで笑った~!撃たれた左鎖骨は葉っぱで止血したあと痛そうにしてたのにアクション始まったら全然痛そうじゃなかったのは、ご愛敬。

 

プージャー・サワントとアーシャー・バットのダブルヒロインどちらも印象が薄め。まとめて1人にしちゃった方が集中できて印象を残せたかもなぁ。

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悪役の代表はやってることは完全に犯罪ですが、彼なりの美学を持ってる人で、そういうの確かに似合うアトゥル・クルカルニー。渋かった。この人にもうちょい掘り下げがあったらよかった。

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象牙問題、映画には日本が出てこなかったけど日本も無関係じゃなくて、真面目に考えるべきテーマだなと思いました。

そういえば広大な自然があるインドで動物が中心の話、ありそうであまりなかったなぁ。

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象と俺その3

 

リンク

ジャングルってサンスクリット語が語源なのよね。

 

 

「Fakeera Ghar Aaja」広大な自然はいいですね~タイでも撮影されたそうです。

 

「Dosti」親友の象との馴れ初め

 

「Garje Gajraj Hamare 」