インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

Perazhagan(Mr.ハンサム)

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2004年公開

出演:スーリヤ

   ジョティカー

   ヴィヴェーク

   マノーバーラー

監督:サシ・シャンカル

言語:タミル語+英語字幕

時間:141分

 

あらすじ

電話所を営むチンナ(スーリヤ)は結婚を希望し花嫁を探していたが、彼は背中に大きなこ瘤とくる病を抱えており、お見合いは困難を極めていた。

彼の電話所を利用する客の一人に、女子大生のプリヤー(ジョティカー)がいた。彼女は同じく大学生のカールティク(スーリヤ)という恋人がいたが、ボクサーのカールティクは粗暴でプリヤーの父親からは交際を猛反対されていた。2人は会う事すら禁じられていたため、チンナの電話所から密かに連絡を取ろうとしていて、チンナもカップルを応援していた。

そんな時、電話所に一人の盲目の女性シェンバガム(ジョティカー)が現れる。大道芸人に属していた彼女はプリヤーにそっくりな顔をしていて、これも縁だと思ったチンナはその日から彼女にあれこれ世話を始める。そんなチンナにシェンバガムも好意を寄せるようになる。不幸なことに稼ぎ頭だったシェンバガムの兄が死んでしまったことでチンナは彼女に住む場所も世話をし、目が治るとなれば手術代も惜しまなかった。しかし、彼女の目が見えるようになった時、自分の姿を見て拒絶されてしまうことを恐れたチンナは…。

 

いろいろ

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マラヤーラム映画『Kunjikoonan』のタミル語リメイクである本作は、美しいものがよしとされるこの世の中で、本当の美しさとは何かをテーマに描かれています。背中に大きな瘤があり足腰も不自由な主人公が1人の盲目の女性と出会い世話をすることで、己の犠牲と引き換えに得たものは…。
単純な設定なだけにストレートにわかりやすい内容です。

 

普段のスーリヤの姿を見慣れているとこのチンナの姿は割と最初はびっくりするのだけれど、彼の周りを明るくするような性格や澄んだ心にだんだん愛着が湧いてきて、そう遅くないタイミングで感情移入するようになります。

それと同時にとにかくスーリヤが凄い!スーリヤは物語上あえて彼が2役やる必要性ないけれど、彼の役者としての幅の広さのアプローチとして成功してたと思います。声も結構変えてあった。『BARFI!/バルフィ!~人生に唄えば』のプリヤンカーの変わりっぷりのように、チンナもスーリヤに見えない。この頃はちょうどスーリヤが俳優として開花し始めた頃だったけれど、スーリヤが演技派と言われる理由を垣間見れると思います。この作品でFILMFARE最優秀俳優賞受賞。

ついでにジョティカーも2役です。これは物語上理由のある2役かな。

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カールティクは通常モードに近いスーリヤ

 

2回目は日本語字幕で観ました。日本語があると、障がいを持っている人にそんなズバズバ言って大丈夫なのか…と心配になるセリフがめっちゃあるの分かりました。その面でわりとハラハラしちゃったんだけど、実は腫れ物に触る態度よりも大丈夫なセリフだったりするのか…?長年の人間関係がある上での台詞だったりもするけど。

その辺は2004年の時代がそうなってたのか、インドの文化なのかはわからない。

2004年といえばけっこう昔の映画になってしまうので、それから進化した今のタミル映画の雰囲気と比べると映画文法から違う感じすらしてます。この辺の時代のを続けて観てたら慣れて気にならなくなるんだけどね。

あと雑談としてスルーしていい会話の中に支離滅裂なのある。日本語字幕が…っていうより、この時代のコメディありの映画って多分元々の会話からインド人にか伝わらない元ネタがあったり敢えての支離滅裂だったりするんだろうなぁ~って勝手に思ってるんだけどどうでしょうw

 

リンク

ぶっちゃけプリヤーとカールティクのダンスはちょっとようわからんw

「Kaatru Enbatha」

 

「Ambuli Mama」あこがれの結婚生活の曲

 

「Oru Azhagana」ここも謎だったw文化かな…