2011年公開
出演:ラーラ・ダッタ
ヴィナイ・パタック
時間:120分
言語:ヒンディー語+日本語字幕
明治大学のゼミが主催する映画祭COSMO FEST TOKYO2013で先行公開された長編インド映画。
一応予定では日本にて2014年1月一般劇場公開なんですが、1か月を切りそうな今でも細かい公開日や詳細が公表されておらず、無事公開されるのかわかりませんwww
あらすじ
※COSMO FEST TOKYOより拝借
国際的な投資銀行の頭取である主人公ミヒカー(ラーラ・ダッタ)は、業界でも注目されるキャリアー・ウーマン。ある日、彼女は夫の住むニューデリーへ向かう途中、ある男のせいで飛行機に乗り遅れる羽目に。代わりに乗った格安航空会社の飛行機はテクニカル・プロブレムで急遽ジャイプルに着陸。早くニューデリーに着きたいミヒカーはタクシーをチャーターするが、運転手は寝不足でろくに運転できない。そんな時「あの男」、マヌー(ヴィナイ・パタック)が車に乗り込んだ。代わりにマヌーが運転するが、なんとデリーとは逆方向を走行!!偶然から旅の道連れになった二人、果たしてデリーにたどり着けるのか?
いろいろ
日本版チラシはこれ。
IFFJ開催中に毎回上映前に予告編が流れてたので記憶してらっしゃる方も多くいると思います。そう、キャリアウーマンの女性が飛行機に乗り遅れるアレです。
ちゃろちゃろちゃろちゃろ~でぃっり~♪
因みに、「Dilli」はインドの首都デリーदिल्लीをヒンディー語のままローマナイズしたもの、「Delhi」は英語訳したデリー。です。(…だよね??合ってるよね??)だからどっちで表記されてても「デリー」。例えるならDilli=「Nippon」とDelhi=「Japan」みたいなものかしら?w
「Chalo」は「行こう!」とか「行け!」とかなんかLet's go的な意味合いでよく映画に出てくるフレーズ。インド映画1本に対して少なくとも数回は出てくるので(個人調べ)、すぐ覚えるヒンディー語フレーズ上位に来ると思われ。
お話は目的地に着くまでの珍道中モノ。インドとかもうそのネタ使うにはドンピシャな地域ではないかw
ミヒカー(便宜的に名前出すけど、多分実は最後の方まで名前出てきません)は、仕事バリバリ、部下も大勢ないわゆるインドの中の上位クラスの女性。一方マヌーは貧乏程ではないけどチャンドニーチョークで暮らしてる下町気質な男。重なることのなかった2人が、飛行機トラブルによって一緒にデリーを目指すことになります。
大体はマヌーのマイペースさにミヒカーが巻き込まれる感じ。でもマヌーが居なかったらミヒカーはちゃんとデリーに着けたのか…というとなんかそうでもなさそうな?ミヒカーは田舎に慣れてなさそうだったしw
映画祭で色んな人と一緒に観てて面白かったのは、インド映画ファンとその他の人の笑い所が違ったとこw
一緒に観てたインド映画ファン(ほぼ横一列に集中)の爆笑ポイントは
「サイフとカリーナ結婚」ネタと、「DDLJ」ネタ。
実は私の目の前がオジサンだったんだけど、その人冒頭からずーっと笑ってて、「あ~この人超笑いの沸点低いなw」とか思いながら観てたんだけど、おそらく↑のポイントの時は笑ってなかったかとw
あ、『Chalo Dilli』上映中は満席でした。わ~い!すごいね!
マヌーの口癖は「大した問題じゃない(Kaun se badi baat~)」タクシーでデリーと逆方向に走っちゃっても、食堂で'頭文字G'が出ちゃっても、マヌーは気にしない。気にすんな、そんなの大したことじゃない!
ある意味世渡り上手。いちいちナーバスに捉えてしまうミヒカー(一連のトラブルはナーバスになっちゃうけどw)に対して、自己処理能力が高い?マヌー。一体彼にとって大した問題って…何?っていうのは本編でお確かめください。
前半はほぼ会話中心でダンスシーンがないから、ハデなのドンドン来て!とかダンスシーンが大好物!って人にはちょっと長く感じてしまうかも?後半になると警察行ったりギャングの車に乗っちゃったり、村の抗争に巻き込まれたり、後半の方が面白かったかな。
潔癖症で抜けた髪の毛1本すら許せなかったミヒカーが、今まで自分が居た環境外のインドの良さがわかり、だんだんと変わっていくところが見どころ。
私は、まだインドに行ったことがないので、珍道中は肌で感じ取ることができませんでしたが、1度でもインドに行ったことある方が観たら前半も後半も色々思う所があるはず。いいなぁ、うらやましいw
一応2014年1月公開予定。 このブログでもどんどん宣伝していきたいんだけど、公開日が分からないのでできないでいます。もう決まってんのかなぁ~?一応オーディトリウム渋谷でやるって思ってていいのかなぁ…???
追記:2014/2/15公開。
リンク
日本版予告編だよん