2011年公開
2014年日本公開
出演:ヴィクラム(クリシュナ)
ベイビー・サーラー(ニラー)
アヌシュカー・シェッティ(弁護士アヌ)
アマラー・ポール(事務局長シュヴェータ)
ナーサル(弁護士バーシャム)
サンターナム(アヌの部下ヴィノード)
言語:タミル語+日本語字幕
時間:149分
記事にするのが少し遅くなりましたが、2月15日公開の、『神さまがくれた娘』を公開日(…に行く予定だったけど大雪のため断念、その次の日)に観に行ってきましたよん。
第7回大阪アジアン映画祭史上初のグランプリ&ABC賞の同時受賞作。
あらすじ
※公式サイトより拝借
チョコレート工場で働くクリシュナ(ヴィクラム)は、6歳児程度の知能しか持っていないが、嘘のつき方も知らない正直者でみんなに愛されていた。そんな彼も結婚をして子どもを授かるが、妻は娘(ベイビー・サーラー)を残して亡くなってしまう。娘にニラー“お月様”と名づけたクリシュナは、周囲の助けを借りながら彼女を育てるのだった。
時は流れ、ニラーは素直で可愛らしい5歳の女の子に成長した。そんなある日、町の有力者である亡き妻の父は、クリシュナ親子の存在を知り、「子どものような親に子育てはできない」と、ニラーを連れ去ってしまう。クリシュナはニラーとの穏やかな毎日を取り戻すことができるのか…。
いろいろ
ボロ泣きでした。
あらすじも、予告編も、しっかりと予習していったんですが、そうすると後々訪れるであろうクリシュナの困難が冒頭からワーーーーっと思い起こされ、まだ何も起きてない時から目がウルウル…
いや、私完全に泣き上戸なので、さすがに冒頭から目が洪水になる方はそうそういらっしゃらないと思います。(何せ私『ハリー・ポッター』第1作目開始10分で涙流した人なのでw)
一番好きなシーンは前半のウッティーののんびりしたところかな。
長袖セーターを着てたり、顔だけ出るニット帽だったり、知らずに見るとあまりの涼しげな雰囲気に「ヒマラヤの方?」とも見えてしまいそうになりますが、南インドにもあるんですね、避暑地。そういえばインドの紀行本に載ってた気がする。
今まで観てきた南インド映画の中でもあまり触れたことがない雰囲気で、新鮮でした。鮮やかな緑いっぱいの映像も綺麗です。というか、空が広くてとても気持ちいいです。
ヴィクラム、ほぼずっとクリシュナとして熱演していましたが、クリシュナがニラーに物語を話すシーンの劇中劇?でコスプレに。その姿が超かっこいい!すんません、この映画が初ヴィクラムなので他の映画がどんな姿で挑んでるかわからないんですが、クリシュナとコスプレ姿の違いに“役者”を感じましたwもちろん、6歳の知能のクリシュナを演じている姿もスゴイってことです。
その姿は下のリンク動画に貼ってありますが、まだ観てない方は映画館まで温存しておいてほしいなぁw
クリシュナの味方になる女性弁護士(アヌシュカー)も、ニラーの学校の事務局長(アマラー・ポール)も、クリシュナの子育てに色々協力する奥さんも、みんな美女揃いでした。目の保養w
アヌシュカーが演じるのは、ニラーをクリシュナのもとへ取り戻すために尽力する強気な弁護士。
こちらは後々とある事実が判明する、事務局長シュヴェータ。演じているのはアマラー・ポール。
もちろんニラー役サーラーちゃんはとってもかわいい!かわいいだけじゃなくて女優さんとして大活躍していました。今後女優さんになるかわかりませんが、将来が楽しみです!
三つ編み姿可愛かったなぁ~。ちなみに当たり前ですが現在はこれよりもちっと成長してます。
ボロ泣きしました、と言いつつ、普段はひねくれた性格ですので、インド映画でさえめったに「泣ける」系の映画は観ません。
でもこれは観て良かったです。良作。せっかく日本のスクリーンで日本語字幕付いてるので是非観に行きましょう、とまだ観てない方の背中を押したくなるくらいオススメです。
ニラーのさらに小さい頃の赤ちゃんも超可愛かった。なにこのほっぺた!
リンク
基本的にのどかなシーンから集めてみました 「Pa Pa Pappa」
「Aariro」
クリシュナがニラーにお話を聞かせるシーン。 「Oray Oru Oorukulle」