インド映画でちょっと休憩

インドに愛を込めて

Badmaash Company

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2010年作品 公式サイト

出演:シャーヒド・カプール

   アヌシュカー・シャルマー

   ヴィール・ダース

   メイヤン・チャン

   アヌパム・ケール

 

シャーヒド・カプール他、若手俳優たち主演の詐欺モノ映画。

 

あらすじ

1994年、ボンベイ。

大学を卒業したばかりのカランは、天才的な頭脳の持ち主。

真面目一辺倒の父親に反発し卒業しても特に就職せず、いつかお金持ちになることを考えていた。

まだインドでは輸入には高額の関税がかかる時代。カランは巧妙な手口を使ってブランド靴を無関税で輸入することを思いつく。

 

いろいろ

短髪シャーヒドがかっこいい~てなわけでDVD購入。

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 普段のちょい長めも悪くはないのだけど、個人的には男性は短髪が好みww

 

アヌシュカーと(インド映画にしては)かなりイチャイチャしてました。

始まって25分でチューしてたし。早ぇよ。

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まぁ2人はこんな感じ。

ブルブル役アヌシュカーは本作が2本目。『RNBDJ』から都会っ子への変身っぷりが良いです。

 

注目すべきは、インド出身の中国人俳優が出演しているところ。

メイヤン・チャン、インドオーディション番組出身のようです。

わざわざ(見た目が)中国人を使わなくてもいい役どころで使ってるのが中々重要ではないかと。

4人組としての組み合わせのなかでも特に違和感を感じませんでした。

 

ロケは00年代海外ロケ全盛期の如く海外のシーンが多いです。

色味的にインド・海外半々くらいかなぁ?

曲はダンスシーンというよりはBGM的な使われ方なのでダンスを期待すると物足りませんw

なのでインド度は低め。

 

 

詐欺モノ映画というと、肝心なのはその使われる詐欺なわけですが

う~ん、…弱かったかなぁ~??

詐欺に手を染める過程が、あんまり困ってる風ではなかったというか(『Bunty Aur Babli』は詐欺をするまえに1回騙されて仕返しからスタートするし)、やむを得ず感が薄くて説得力が足りない印象…。

手口も、変装で楽しませてはくれるんだけど、バンコクからアメリカに行っても基本的な部分は変わりがないというか、何かが物足りないんだよなぁ…うーん、これは見る側の好みの問題かなぁ。

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↑変装はこんな感じに

友達4人で会社まで立ち上げたとはいえ、詐欺で永遠に仕事ができるわけじゃなくいつかは終わりが来るものなんだけど、終わらせ方がちょっと強引かな~

わざわざ悪い空気にさせてたかな…。

 

 

でも最後の大仕事(詐欺ではない)はよかった。

反省したカランが、詐欺を使わなくてもアイデアで復活するわけで。(ちょっとネタバレ?)

映画の後味も良いです。

なので映画の出来は「平均的」な感じかな。

 

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