2010年作品 公式サイト
出演:ウダイ・チョープラー
プリヤンカー・チョープラー
アヌパム・ケール
ウダイが見たまんまの役をやっているということで自分の中で話題に。
あらすじ
大学生のアバイは冴えない見た目であったが、大学一の美女アリーシャーに片思いをしていた。
いつか自分の事に気付いてくれると思っていたアバイであったが、アリーシャーは度々ハメを外しすぎたせいで親に大学を辞めさせられてしまい、アバイも失恋してしまうのであった。
それから7年後、アバイは長年の努力が実り、画期的なPCソフトウェアを開発。早速投資をしてくれるスィッダールト・スィンという人物と商談をする。スィッダールトは契約の前にソフトのプログラム自体を要求してきたので、アバイは父親に相談する。アバイが渡すことを拒むと、スィッダールトはこの話はなかったことと断ってきた。
仕方なくアバイは他の会社に売り込むが、それと仕組みも名前も似たソフトが近々発表されると言われ、断られてしまう。実は、アバイが父親に相談している隙を狙って、シィッダールトがソフトを盗んでいたのであった。
アバイはそのソフトを買ったという会社を聞きだし、自分の下へ取り戻すために一人シンガポールへ向かう。
会社に乗り込むアバイであったが、そこでは偶然にもアリーシャーが働いていた。
いろいろ
自分の中でウザさNO.1の俳優、ウダイ君が主演です。
彼のハマり役『Dhoom』シリーズのアリ君は最高なんですが、過去に何度か「イケメン風」の役をしていた前歴があり、なかなかの問題児です。
↑どこから突っ込んでいいかわからない
で、肝心のアバイ役なんですが。
とってもいい人 です。
いや、ウダイならもっとキモくできたはずっ!!と思うくらいいい人。
キモいのは大学生の頃くらい…か?
でも覗きとかインド映画しょっちゅう出てくるんで、大したことないと思ってしまう…(それも問題だけど)。
プロデュースも脚本もウダイなので、仕方ないですね。
中身としては、冴えない男が、完璧な女性に片思いして…という定番のストーリです。
ストーリーはよくまとまっています。特に映画として無理と思ってしまう部分もありません。
ただ、インド映画としてはまとまりすぎで物足りない。
小奇麗なラブコメディー。インド映画にしてはスパイスが少々足りません。なんというか…、こう、引っかかってきません。笑いもハリウッドのOL向けラブコメ程度(そういうラブコメも好きですが)。ウダイなのに。インド人にしか通じなさそうなコテコテギャグはないのはいいことですが。
舞台はカリフォルニアとシンガポールがメインでインド度も少な目。ちょろっとムンバイが出てきますかね。
プリヤンカーはプリヤンカーでした。大学生と、7年後はバツイチ子供1人の役でした。
プリヤンカーは超美人ながらも、親しみやすいというか、なんかこういう話もありうるかも…と思ってしまう空気があります。
彼女のファンなら楽しめると思います。ボブヘアもかっこいいです。
濃い映画が続いたときに、こういうのもイイかな(箸休め?)と思う映画です。
リンク
大学生時代「Alisha」
10点満点「10 on 10」
プリヤンカーのオタクコスプレ。
おまけ
最後にはこの顔に見慣れてくるという不思議。