2007年公開
出演:アビシェーク・バッチャン
プリーティ・ズィンター
ラーラー・ダッター
ボビー・デオル
アミターブ・バッチャン
時間:132分
言語:ヒンディー語+日本語字幕(ティラキタ)
ララ姐さん来日(予定)記念!
5年前に買ってそのままだったDVDを引っ張り出してきました(放置しすぎ)
あらすじ
舞台はイギリス。リッキー・トゥクラール(アビシェーク・バッチャン)とアルヴィラー・カーン(プリーティ・ズィンター)はそれぞれ駅で待ち人の到着を待っていたが、列車が1時間遅れることに。時間つぶしへ入ったカフェで2人は相席になる。
アルヴィーラははじめ何かと話しかけてくるリッキーを敬遠し、婚約者がいると断る。奇遇なことに、リッキーにも婚約者がおり、2人はそれぞれの馴れ初めで盛り上がる。
列車がもう1時間遅延することになり、また2人は一緒に時間つぶしをするが、次第に「お互いに婚約者がいなかったら…」と考えるようになる。しかし2人はそのまま電話番号を交換するだけで別れてしまう。
いろいろ
あんまり中身がない映画でした(爆)
以下若干ネタバレ注意。後半の内容も入ってます。
実は2人の婚約者話は嘘。←コレはインターミッション後に判明します。
アルヴィラーはリッキーがナンパしてきてると思い、とっさに嘘を。リッキーも対抗心からか婚約者がいるとホラを噴きます。
リッキーが婚約者としてでっちあげるのがアナイダー(ラーラ・ダッター)。リッキーが怪しい商売のため泊まっていたリッツホテル(ダイアナ元妃とドディ氏が泊まっていたあのホテル)の女性マネージャーという嘘設定。
↑ララ姐さんかっこよす
アルヴィラーの方は、マダムタッソー蝋人形館に居た時に助けてくれたスティーヴ(ボビー・デオル)をでっち上げます。なんかね、このスティーブのチリチリヘアが意味わからんwwそれはオシャレなのかい?
…ベートーヴェン?
…まぁいっか。
というわけで2人の婚約者は嘘であることが映画の真ん中あたりで判明するため、その後はあんまり意味がなかったです。
というか、2人の回想(=妄想)話で前半使い切るなよ!!!! 過去&回想をじっくりやって前半使い切る映画は多々ありますが、この映画に限っては嘘ですからね。嘘。でっちあげを1時間近く見せられるわけです、はい。
これがですよ、たとえばリッキーをメインにして、観客にリッキーの方は嘘・アルヴィラーの方はひた隠しにしといて、映画の最後でアルヴィラーが「実は私の婚約者は嘘なの!」にして、観客も「ああ、そうだったのか!」とかにすればもっと切ない感じとか出せたと思うんですよ。その逆とか。実際やってみないとわかんないですけどね。2人とも「自分の婚約者は嘘だけど、向こうには婚約者がいる」と思って動いてるわけですけど、観客はネタ晴らし的なのをもうされてるわけで、緊迫感全然ナシ。
ストーリーはダメダメでも、ダンスが良いのでまだ救いようがあります。
んー、というか、ダンスだけ観て満足しておいた方がいいかも。
ダンスシーンは音楽がまずキャッチーで、コスプレあり、シチュエーションダンス(勝手に名前付けました)あり、フラッシュモブっぽいものあり、ダンスコンテストあり、かなり盛りだくさんです。そこにひろがるギラギラボリウッドの世界。衣装は普通のシーンよりお金かけてそうです。
あ、そうだ、俳優陣のこと書いとこう。
アビシェークはいつも通りです。怪しい商売を渡り歩いてる(ある意味)チャラい役でした。ヒゲ効果か、ちょっと胡散臭い役似合うよね。
ダンスは頑張ってたと思います。下手には見えませんでした。
プリーティ久しぶりに見ましたが、やっぱり美人。アップでも全然苦しくない。うん、まぁ2007年の映画だしね。こちらもいつも通りのチャキチャキ娘な感じでした。
ララ姐さんは今までで一番長時間出てる映画でした(つまりあんまり出会ってない)。カッコイイです。前半と後半で別人の役ですが、どちらも良し。ボブヘアが特に良し。
ボビー…あんたって、イケメン枠なの?違うでしょ?上にも書きましたが、髪型がダメすぎてw ララさんと同じく前半後半で別人でしたが、後半のマザコン役は好きです。ボクちゃんな感じが上手いですwなのにとある任務を任されたらまたベートーヴェンな見た目に変身してて残念w ボビーは『Dostana』の編集長役といい、私個人とは相性悪そうですw
アミターブ爺は特別出演。節々で出てきてダンスしてました。おそらくナレーションしてないけどナレーションのような役割。白ロン毛でギターもってます。
もしこの映画のファンの方がいらっしゃったらすみませんがきっぱり言います。ダンスシーンの為に作ったんではないかというようなストーリーの映画です。ダンスシーンを外すとマジでなんの為に作ったのかわかんなくなりそう。万が一観る場合は期待しないで観ましょう。
ボビーきもい…
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この映画の生命線…
「Jhoom」
こういうミュージカルとかわざとらしいシチュエーションのシーンすきです。
「Kiss of Love」
フランスロケ「Ticket To Hollywood」チケット返してよ…っていうシーンw