2017年公開
出演:ヴィジャイ
キールティ・スレーシュ
サティーシュ
ラジェンドラン
ジャガパティ・バーブ
監督:バラタン
言語:タミル語+英語字幕
時間:169分(ソース)
媒体:スクリーン(@イオンシネマ市川妙典スクリーン7)
インドのお祭り”ポンガル”に合わせて公開されたタミルの話題作です。恒例の上映会があったので千葉まで観に行ってきました。ヴィジャイはKaththiから4本連続の上映会。すごいね!
あらすじ
バイラヴァー(ビジャイ)はICICI銀行の集金担当者。実際のところは傍若無人なふるまいでお金を返そうとしない債務者に対し、文字通り力づくで借金を回収するのが仕事であった。
ある日バイラヴァーは上司の娘の結婚式に参列する。そこで出会ったマラルヴィリ(キールティ・スレーシュ)に一目ぼれ。早速彼女にアタックしようとする。ちょうど地元に帰ろうとしていた彼女は屈強な男たちに攻撃されそうになるが、すんでのところで免れる。一部始終を見ていたため問い詰めてきたバイラヴァーに彼女は、自分の身に起きている事を語り始める…。
*****
マラルヴィリは医学生であった。彼女は学校のスコアが少し足りずに、私立の医大に入学した。しかしそこは見た目こそ立派なものの、基本的な教育・設備体制すら整っていない杜撰な大学であった。原因は経営者のPK(ジャガパティ・バーブ)。地方のドンで政治家のPKにとって、大学はただのビジネスの一環でしかなかった。マラルヴィリや友人たちはボイコットをはじめあらゆる対策で大学に抗議するが、彼らは話を聞くどころか暴力ではねのけるありさまだった。同じく抗議側になったマラルヴィリの友人や父親も例外ではなく、PKたちの手により悲劇が起きてしまう。
*****
マラルヴィリはバイラヴァーを遠ざけようとするが、バイラヴァーは動じない。彼は彼女に協力しPKと対峙することになるが…
いろいろ
(画像はibtimes.co.inより)
いや~~~、もうね、ヴィジャイですよ!
よ!若大将!待ってました!
個人的には大好きな『Kaththi』、面白かった『Theri』を超えられるか!?が気になるところだったんですが…
う~ん、『Kaththi』と『Theri』の間くらいかな!
今回のヴィジャイは"たたかう集金屋"。ちゃんとした銀行(しかも大手)で働いているので、キャリア的にはヤクザ借金取りとは全く違いますが、実際取り立てでやってることはヤクザより強烈w
↓の持ってる鞄の中身も意外なものでしたw 内緒だけど。
(画像はindianexpress.comより)
でもニコニコとか冗談とか、愛嬌があるシーンが多くて、イメージはかわいい半分/かっこいい半分な感じ!
(画像はYoutubeより)
↑恋をするとおかしな人になっちゃう!?
なかなか魅力的なキャラクターでした。
ヒロインのキールティ・スレーシュは、超美人ではないけどこちらも愛嬌あっていい感じでした。なによりも、コミカルなのが似合って素敵。ヴィジャイがいつもコミカルな動きが多い人なので、それに合わせて動いてて楽しかったです。
個人的には『Rajini Murugan』→『Remo』→『Bairavaa』と3本目。今人気急上昇中みたいです!そういえば今回の上映会中も登場シーンで歓声が上がってましたよ。(今回以外でヒロインに歓声上がってたのは『Iru mugan』のナヤンタラの時くらいかな~)
バイラヴァーの友人(同居人?)役のサティーシュ君はいつもよりお笑い度が強かったかな~?ちょっと身体を張ってました。変なTシャツや唇に注目!w
(画像はworldhab.comより)
お話の方は…。
ちょっとバイラヴァーのお説教シーンが2~3回ほど。ちょっと台詞が多くて英語字幕では辛かったかな。あと2~3回観ればまだ理解できるかも。1回だとちょい足りないですね。もうちょっと味わいたいです。
大きな敵に部外者の主人公が闘う…という点では『Kaththi』を彷彿とさせます。わわわ~~っそう来るか~~っとテンションがどんどん上がってくる『Kaththi』に比べると、アイデア的な部分で弱いかな…。ケンカだけじゃなくて頭使ってたりしてたのでそこは面白かったです。あと『Theri』よりは心臓に悪いシーンは少ないので、心臓弱い人はご安心くださいw
まあ言うても、ヴィジャイ好きにとっては「ヴィジャイだ♪ヴィジャイだ♪」ってウキウキしてる間に映画が終わったので、観れて幸せでしたねw
リンク
予告編
「Nillayo」恋をしたら他が目に入らない、的な。
ソングシーン、フル映像付きはまだ少ないですが順次アップされるかな~と思います。気が向いたら更新します。
「Varlaam Varlaam Vaa」観賞後はこれがしばらく頭ン中でループしてました。
「PaPa PaPa」個人的にはこれが一番盛り上がるダンスシーンでしたよ。
「Pattaya Kelappu」ヴィジャイ登場ソング。ダンスはヴィジャイにしては比較的ソフトだったかな~
「Azhagiya Soodana Poovey」ヨーロッパロケかな。2人のコミカルなダンスが良いです。
おまけネタ
ヴィジャイとキールティが楽しく踊る箇所で(曲は「Azhagiya Soodana Poovey」)、ヴィジャイが板みたいなネクタイをしているシーンがありました。
(画像はYoutubeより)
これは…『A Flying Jatt』のケイ・ケイ・メノンと一緒ではないか…!!(若干デザインは違うけど…)
(画像はbollywoodlife.comより)
どこかのブランドなのか、どこかで売っているのか、超超超気になります!どなたか、小さいパネルみたいなものが繋がったネクタイをお見かけしたらご連絡ください!!!
追記:
→Twitterで教えてもらいました。「ヘックス・タイ」かもだそうです。ググると確かにそっくりなネクタイが見つかりましたよ!
上映会の話。
今回のチケットはこんなデザイン。そろそろチケットホルダー買わなきゃ…
会場はイオンシネマ市川妙典。
上映前にはなかったポスターが帰り際にはありました。
↑2枚目の方はホログラム加工のうえ固めの紙で凝ったポスターでした。いいね、こういうの。
上映前のそわそわタイム。
席の勾配がいい具合で、前に大きめインド人が座っても全く問題ないくらいでした。…が、いかんせん川口のスキップシティよりスクリーンが小さめなので、映像的には物足りず…(ヴィジャイはいつも川口だったし余計になぁ~w)
ポンガルスペシャル!ラッドゥーがふるまわれました。
ちょうど食べたいと思ってたの!嬉しい!
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ヒロイン・キールティの前作
今回思わず比較してしまったやつ
主役・監督一緒です