ここのところ雨がずっと続いて沈みがち…そんな気分をカラッと吹き飛ばしてくれそうな映画がインドから届きました!…っていうか、逆に嵐かも!?
2017年公開
監督:ローヒト・シェッティ
出演:アジャイ・デーヴガン
シュレーヤス・タルパデー
アルシャド・ワルシー
クナール・ケームー
トゥーシャル・カプール
タッブー
パリニーティー・チョープラー
プラカーシュ・ラージ
ニール・ニティン・ムケーシュ
ジョニー・リーヴァル
サンジャイ・ミシュラー
ナーナー・パーテカル(特別出演)
時間:151分
言語:ヒンディー語+英語字幕
媒体:スクリーン@スペースFS汐留
ジャンル:ホラーコメディー
あらすじ
腕っ節は強いが暗闇と幽霊が怖いゴーパル(アジャイ・デーヴガン)、舌足らずなラクシュマンその1(シュレーヤス・タルパデー)、イタズラ好きのマータヴ(アルシャド・ワルシー)、お調子者のラクシュマンその2(クナール・ケームー)、失語症のラッキー(トゥーシャル・カプール)は、ウーティーにある孤児院で育った。しかしある時ゴーパルが暴力沙汰を起こしたことをきっかけに、妹同然で育ったクシを残し、5人は孤児院の外で暮らすことになった。ゴーパルとラクシュマンの2人、マーダヴとラクシュマンとラッキーの3人はそれぞれ不良稼業をしながら暮らしていたが、それぞれのグループの間には溝ができていた。
孤児院の長が亡くなり、5人は少年時代以来初めて孤児院に足を踏み入れることになった。現在そこは5人の姉的存在でもあったアンナ・マシュー(タッブー)が切り盛りをしていた。しばらくして5人は自分たちの家に帰るが、孤児院の隣の家から幽霊を連れて帰ってしまう。ラクシュマンその1に取り憑いた幽霊は、ナーナー・パーテカルの声で「院長は何者かの手によって殺された」とゴーパルに告げる…。
いろいろ
わーい!ボリウッドが帰ってきた!
これこれ、これ私が待ってたボリウッド!
コメディーだけど、コメディーだけじゃない。ホラーあり、家族愛あり、ラブあり、ダンスあり、アクションあり、王道で幕の内弁当なボリウッド!
会場はインド人たちに埋もれながら観ました。最後の方までどっかんどっかん笑いが起きてました。ヒンディー映画であそこまで盛り上がってるのに遭遇したのは初めてだったなあ…。隣に座ってる青年は腹抱えて笑ってて、椅子が激しく揺れたもんだから、私の所4DXでしたw あれはもうまるで吉本新喜劇を観ているかのよう。そうだ、インドの吉本新喜劇だw (盛り上がりをよそに、私は彼らの半分くらいしか笑いどころが理解できませんでしたwしかし半分でもけっこうな量があるw)
『Golmaal Again』は、『Golmaal』『Golmaal Returns』『Golmaal 3』から続くGolmaalシリーズの4作目です。でも私がシリーズを観たのは初めて。4作目の今回はキャラクラターがイチから設定されてたので、おそらく『Golmaal』から観なくても大丈夫だと思います。
ローヒト・シェッティ監督映画、SRKと組んでる映画は消化不良or物足りない感想をもっちゃうんだけど、アジャイさんと組んだ時のは『Singham』シリーズとか『Bol Bachchan』とか、アジャイさんの濃さと監督の演出の激しさがマッチしてて面白い!
しょっぱなから紙吹雪舞うダンスでした。そして映画ネタも最初からかっ飛ばしてる。
↓『Singham』1&2作目の振付をして周りに怒られるアジャイ氏
ゴーパル(アジャイさんね)の登場シーンは眠気覚ましにヴィジャイの『Bairavaa』からまるごと1曲引用!ヒンディー映画だけじゃなくてタミル映画からも持ってくるか!…ってゆうかまるごと曲使うか普通!w
ちなみにこの曲でした↓
そしてちらりと映ったヴィジャイのポスターは『Theri』のでした。この辺は監督の趣味?
他にもシュリデヴィの『Lamhe』とか、監督の『チェンナイ・エクスプレス』とか、最新だと『バーフバリ2』?のネタまで。挙げだすとキリがないwでもこのパロネタの洪水こそインド映画の十八番!
あとキャストの多さね!超大型俳優ばかりではないけど、主役級俳優から個性的脇役俳優まで私でも知ってる人たちがアレやコレやとめっちゃたくさん出演してました。
これだけじゃない!おなかいっぱいキャスト
プラカーシュおじさんを知る人にはぜひ彼の渾身のダンスを観てほしい!w
ディワリに合わせた、老若男女楽しめそうな派手なコメディーでした。王道ボリウッドが好きな方にオススメです!
リンク
「Maine Tujhko Dekha」
情報量多すぎるんじゃ(褒め言葉) 「Golmaal」タイトルソング
孤児院のこどもたちの誕生日だよ「Hum Nahi Sudhrenge」
おまけ
今日の上映
チケット
ポスター(いつもナナメなのは写り込み避けですw)