1992年公開
出演:アミターブ・バッチャン
シュリデヴィ
ダニー・デンゾンパ
ナーガルジュナ
監督:ムクル・S・アーナンド
時間:193分
言語:ヒンディー語+英語字幕
あらすじ
アフガニスタンに暮らすパシュトゥーン人のバードシャー(アミターブ・バッチャン)は、ブズカシ競技中に同じく競技に参加していた近隣氏族のベナジル(シュリデヴィ)という女性に惚れ、求婚する。彼女は父を殺したハビブッラーの首を獲ってくることを結婚の条件にする。
バードシャーはインドで絞首刑を間近に控えていたハビブッラーを奪取するが、ラージプート族の警官ランヴィールに逮捕されそうになる。バードシャーは、罪を償うために必ず戻ってくることを約束する。アフガニスタンに帰ったバードシャーは、ベナジルと結婚式を挙げる。
結婚後再びインドに戻ったバードシャーは、5年の懲役を受ける。その間にアーズィーズとはお互いの娘の名付け親になるほどの盟友になる。しかし、もうすぐ刑期を終えようとした矢先、ハビブッラーの兄弟パーシャーの罠にはまり、警官殺しの濡れ衣を被ることになってしまい…。
いろいろ
アミターブ+部族民的衣装=めちゃめちゃかっこいい
やばいっしょこれ…。シュリデヴィとセットで美術館に飾られるレベルっしょ…。
この方程式、義務教育で習うべきでしょ…。
…と考えてしまうくらい、好みに刺さる人には刺さりまくる映画!
シュリデヴィは、上の写真みたいな着飾った衣装から、狩りの時の毛皮モコモコ衣装や、都会のお嬢さんみたいな洋服などいろいろ着替えまくってました。
おなじくバードシャーと親戚兼親友の役やってたダニー・デンゾンパも激渋でめちゃめちゃかっこいいです。しんどい。イケおじが豊作だ。
そもそも鑑賞の目的は、これに出てるナーガルジュナさんでした。この頃まだ30代前半。でも今とあんまり変わらないw
テルグ圏の俳優ですがヒンディー映画何本か出てて、『Khuda Gawah』はそのうちの1本です。今度16年ぶりにまたヒンディー映画『Brahmastra』に出るっぽいから楽しみー♪
ナーガルジュナさんは若い警察官役。シュリデヴィに、ベルトローダーで運ばれながら口説くというシュールな技を披露してて爆笑しました。ちょっとwww意味が分からないwwwwwwwwwww
それ以外はかっこよかったです。余は満足じゃ。
ここらへんで「シュリデヴィはアミターブと結婚したのにナーガルジュナに肩抱かれてんの?」って疑問が沸いてくると思うが、映画を観たら分かるぞ!
アフガニスタンとインドをまたにかける、スペクタクル巨編です。
ここまで書いてて思ったんですが、情報量多いっすね。いやまぁ実際映像もストーリーも情報量めちゃめちゃ多い映画です!最初に書いたあらすじなんて、あれだけでまだ半分って感じですしw
バードシャーとランヴィールの約束は、まるで「走れメロス」です。あとなんか西部劇な雰囲気です。全体的に大掛かり!
後半は、前半の山岳の民族衣装祭りから一転、ガラっと都会的になったり、また西部劇っぽくなったり…。
全部観たら映画2~3本分観た気分になれます!
トライバル好きと西部劇好きと約束を守る男好きと渋めの友情好きたちは観てくれ!(早口)
特にパシュトゥーン人とラージプート族同士の約束はかなり胸アツだ!火傷に気をつけるべし!
(あとはさっきのシュールな口説き技を確認したい人にオススメだ!)
あと公式さんは4Kデジタルリマスターしてくれ!以上だ!
リンク
「Tu Mujhe Kabool」結婚式
「Tu Na Ja Mere Badshah」
逮捕されにインドに行くところ
「Mere Watan Mein」
かわいい